LN
LN 関数は、数値の自然対数を戻します。LN 関数と EXP 関数は、互いに逆の演算になります。
- expression
- 任意の組み込み数値、文字ストリング、 またはグラフィック・ストリングのデータ・タイプの値を戻す式。 ストリング引数は、関数を評価する前に倍精度の浮動小数点にキャストされます。 ストリングを倍精度の浮動小数点に変換する方法については、DOUBLE_PRECISION または DOUBLEを参照してください。 引数の値はゼロより大きくなくてはなりません。
引数のデータ・タイプが DECFLOAT(n) の場合、結果は DECFLOAT(n) です。それ以外の場合、結果のデータ・タイプは、倍精度の浮動小数点数になります。 引数が NULL になる可能性がある場合は、結果も NULL になる可能性があります。 引数が NULL の場合は、結果は NULL 値になります。
注記
例
- ホスト変数 NATLOG は、値が 31.62 の DECIMAL(4,2) のホスト変数で
あると想定します。
およそ 3.45 の値が戻されます。SELECT LN(:NATLOG) FROM SYSIBM.SYSDUMMY1
1 SQL_DECFLOAT_WARNINGS 照会オプションに *YES を指定すると、NaN が
返され、警告が出されます。