style コマンド

目的

文書の表面上の特性を分析します。

構文

style-a ] [  -e ] [  -lNumber ] [  -ml ] [  -mm ] [  -p ] [  -P ] [  -rNumber ] File ...

説明

style コマンドは、英語で記述された文書の執筆形式の表面上の特性を分析します。 読みやすさ、文の長さと構造、ワード長と使用法、動詞のタイプ、文の始め方について報告します。 style コマンドは、テキストを調べる前に deroff コマンドを実行するので、適切なフォーマット情報を含むヘッダー・ファイルを入力の一部として含めなければなりません。

注: 非標準フォーマット・マクロを使用すると、誤った場所に文の切れ目が生じます。

フラグ

項目 説明
-a すべての文に長さと読みやすさの指標を付けて表示します。
-e "There are" などの虚辞で始まるすべての文を表示します。
-lNumber Number パラメーターで指定されたワード数よりも長い文をすべて表示します。
-ml deroff コマンドにリストをスキップさせます。 文書に文フラグメントのリストが多数含まれている場合は、-ml を使用します。
-mm デフォルトの ms マクロ・パッケージをオーバーライドします。
-p 受動態動詞を含むすべての文を表示します。
-P 文書内のワードの話法の一部を表示します。
-rNumber 読みやすさの指標が Number よりも大きい文をすべて表示します。