rmvirprt コマンド

目的

仮想プリンターを除去します。

構文

rmvirprt -q PrinterQueueName -d QueueDeviceName

説明

rmvirprt コマンドは、PrinterQueueName 変数の値と QueueDeviceName 変数の値に割り当てられている仮想プリンターを除去します。rmvirprt コマンドは、指定されたキューまたはキュー・デバイスに関連付けられている System Management Interface Tool (SMIT) オブジェクト・データ・マネージャー (ODM) オブジェクトも除去します。

このコマンドは、System Management Interface Tool (SMIT) smit rmvirprt 高速パスを使用して実行することもできます。

注: コマンド rmvirprt は、コマンド・ラインから実行されると、キューやキュー・デバイスの除去も、実行中のジョブ、または指定したキューやキュー・デバイスに入っているジョブの検査も実行しません。ただし、SMIT を使用してこのコマンドを対話式に実行する場合には、実行中のジョブまたはキューに入っているジョブがない限り、対応するキュー、キュー・デバイス、 およびオプションでプリンター・デバイスが仮想プリンターとともに除去されます。

フラグ

項目 説明
-d QueueDeviceName 仮想プリンターが割り当てられているキュー・デバイスの名前を指定します。
-q PrinterQueueName 仮想プリンターが割り当てられている印刷キュー名を指定します。

proq 印刷キューに関連付けられている mypro 仮想プリンターの属性値を除去するには、下記のように入力します。

rmvirprt  -d mypro  -q proq

ファイル

項目 説明
/etc/qconfig 構成ファイルが入っています。
/usr/sbin/rmvirprt rmvirprt コマンドが入っています。
/var/spool/lpd/pio/@local/custom/* カスタマイズされた仮想プリンターの属性ファイルが入っています。
/var/spool/lpd/pio/@local/ddi/* ソートした仮想プリンターの属性ファイルが入っています。