lsfont コマンド

目的

ディスプレイで使用できるフォントをリストします。

構文

lsfont [ -l]

説明

lsfont コマンドは、 ディスプレイに使用可能なフォントのリストを表示します。 フォント識別子を使うことにより、 chfont コマンドを使ってのフォントの変更が容易になります。

このコマンドは、System Management Interface Tool (SMIT) smit lsfont 高速パスを使用して実行することができます。

フラグ

項目 説明
-l データのフォーマットからすべてのヘッダー情報を除去するように指定します。

ディスプレイに使用可能なすべてのフォントをリストするには、次のように入力します。


lsfont

次に示す例では、使用可能なフォントごとに、 フォント識別子、フォント名、グリフ・サイズ、 およびエンコードされたフォントが表示されます。

FONT  FILE            GLYPH  FONT     
ID    NAME            SIZE   ENCODING 
====  ==============  =====  =========
0     Erg22.iso1.snf  12x30  ISO8859-1
1     Erg11.iso1.snf   8x15  ISO8859-1

ファイル

項目 説明
/bin/lsfont lsfont コマンドが入っています。
/usr/lpp/fonts フォント・ディレクトリーが入っています。