lptest コマンド

目的

ライン・プリンターのリップル・パターンを生成します。

構文

lptest [ ;Length Count ]

説明

lptest コマンドは、 端末装置やプリンターなどの標準出力デバイス上に、 従来の「リップル」検査パターンを書き込みます。 96 行の場合、このパターンは 96 の印刷可能な ASCII 文字すべてを各位置に出力します。 リップル・パターンは当初はプリンターを検査するために作成されましたが、 端末装置を検査してデバッグ用の端末ポートを駆動したり、 ランダム・データを素早く提供する必要がある他のタスクにも大変有効です。

lptest コマンドを使用している場合は、 デフォルトの出力行の長さである 79 が適切でなければその長さを Length で指定できます。 また、Count パラメーターのデフォルトの設定値 200 が適切でない場合は、 生成する出力行数を指定できます。 Count パラメーターを指定したら、 Length も必ず指定してください。

80 桁の検査出力を 100 行だけ標準出力に表示または印刷するには、 次のように入力します。

lptest 80 100