lpsched コマンド

注: これは System V Print Subsystem コマンドです。

目的

印刷サービスを開始/停止します。

構文

/usr/lib/lp/lpsched

lpshut

説明

lpsched コマンドは LP 印刷サービスを開始します。

lpshut コマンドは、 印刷サービスを終了します。 lpshut コマンドが呼び出されたときに印刷を行っているすべてのプリンターは印刷を停止します。 lpsched が再び開始されると、 プリンターがシャットダウンしたときに印刷を行っていた要求は、 最初から再び印刷されます。

これらのコマンドを実行するには適切な特権を持っていなければなりません。

スケジューラーが実行できない場合、 lpsched ログ・ファイルを調べてください。 この中には、印刷要求、プリンターの説明、形式、フィルター、クラス、 アラート、システムなどのロードの、 失敗の試みがすべて含まれています。 ログ・ファイルは /var/lp/logs にあります。 また、ネットワーク印刷サービスに関する役立つ情報が、 /var/lp/logs/lpNet ログ・ファイルにあります。

lpsched -? を入力した場合は、コマンド使用方法メッセージが表示され、0 が戻されます。

セキュリティー

RBAC ユーザーおよび Trusted AIX ユーザーへの注意: このコマンドは特権命令を実行できます。 特権命令を実行できるのは特権ユーザーのみです。 権限および特権についての詳細情報は、「セキュリティー」の『特権コマンド・データベース』を参照してください。 このコマンドに関連した特権および権限のリストについては、lssecattr コマンドまたは getcmdattr サブコマンドの項を参照してください。

ファイル

項目 説明
/var/spool/lp/*