accept、reject コマンド

目的

印刷要求を、受け入れまたは拒否します。

構文

accept Destinations

reject [ -r Reason ] Destination

説明

accept コマンドを使用すると、 指定の Destinations に対する印刷要求をキューイングすることができます。 Destination は、1 つのプリンターまたは 1 群のプリンターのいずれでもかまいません。 宛先の状況を調べるには、lpstat -a コマンドを実行します。

reject コマンドは、 指定の destinations に対する印刷要求のキューイングを阻止します。 destination は、1 つのプリンターまたは 1 群のプリンターのいずれでもかまいません。 宛先の状況を調べるには、lpstat -a コマンドを実行します。

accept -? または reject -? を入力すると、 システムはコマンド使用方法のメッセージを表示し、0 を戻します。

フラグ

項目 説明
-r Reason 要求を拒否するための Reason を割り当てます。 Reason は、指定されたすべての Destination に適用されます。 lpstat -a コマンドは、理由を報告します。 中にブランクを含む場合、Reason は引用符で囲まなければなりません。 既存の宛先、およびシステムに追加されたばかりで、 まだ要求を受け入れていない宛先の new destination に対するデフォルトの 理由は、unknown reason です。

セキュリティー

RBAC ユーザーと Trusted AIX® ユーザーへの注意: このコマンドは特権命令を実行できます。特権命令を実行できるのは特権ユーザーのみです。 権限および特権の詳細情報については、「セキュリティー」の『特権コマンド・データベース』を参照してください。このコマンドに関連した特権および権限のリストについては、lssecattr コマンドまたは getcmdattr サブコマンドの項を参照してください。

ファイル

/var/spool/lp/*