revokeAccess (NotesDatabase - JavaScript™)

ユーザー、グループ、サーバーをデータベースアクセス制御リストから削除します。

定義場所

NotesDatabase

構文

revokeAccess(name:string) : void
パラメータ 説明
name アクセス権を取り消す対象のユーザー、グループ、サーバーの名前。階層名の場合は、フルネームを指定する必要がありますが、短縮形にすることも可能です。

使用法

このメソッドにより、そのユーザー、グループ、サーバーのアクセスレベルは、データベースのデフォルト設定にリセットされます。

アクセス権の取り消しは、(grantAccess メソッドを使用して) [アクセスなし] を割り当てる場合とは異なります。 アクセス権を取り消す場合は、名前が ACL から削除されますが、そのユーザー、グループ、サーバーはデフォルトで指定されているレベルでデータベースに引き続きアクセスすることが可能です。grantAccess メソッドを使用して [アクセスなし] を割り当てる場合は、ACL に名前が残りますが、そのユーザー、グループ、サーバーは、デフォルト設定に関係なくデータベースにアクセスすることができません。

名前はデータベース ACL に明示されている必要があります。明示されていない場合、revokeAccess は、その名前が ACL にリストされているグループのメンバーになっているとしても、例外をスローします。

例

以下のボタンは、指定された ACL エントリに対するアクセス権を取り消します。
if (database.getACL().getEntry(requestScope.query) == null) {
	requestScope.status = "No ACL entry for " + requestScope.query;
} else {
	requestScope.status = "Removing ACL entry for " + requestScope.query;
	database.revokeAccess(requestScope.query)
}

言語間の参照

LotusScript® NotesDatabase クラスの RevokeAccess メソッド

Java Database クラスの revokeAccess メソッド