順序回帰の出力
「出力」ダイアログ・ボックスを使用すると、ビューアーで表示するテーブルを作成し、変数を作業ファイルに保存することができます。
「表示」。以下に示す各テーブルが生成されます。
- 反復の記述: 指定された出力反復頻度で、対数尤度値とパラメーター推定値が出力されます。最初の反復と最後の反復は常に出力されます。
- 適合度統計量: Pearson カイ 2 乗統計量と尤度比カイ 2 乗統計量。これらの統計量は、変数リストで指定されている分類に基づいて計算されます。
- 要約統計量: Cox と Snell の R 2 乗統計量、Nagelkerke の R 2 乗統計量、McFadden の R 2 乗統計量。
- パラメーター推定値: パラメーター推定値、標準誤差、および信頼区間。
- パラメーター推定値の漸近相関: パラメーター推定相関の行列。
- パラメーター推定値の漸近共分散: パラメーター推定共分散の行列。
- セル情報: 観測度数、期待度数、累積度数、度数と累積度数の Pearson 残差、観測確率と期待確率、共変量パターンによる各応答カテゴリーの観測累積確率と期待累積確率。多数の共変量パターンを持つモデル (連続した共変量を持つモデルなど) でこのオプションを使用すると、非常に大きく扱いにくいテーブルが生成される場合があるため、注意してください。
- 平行線の検定: 位置パラメーターが従属変数のレベル間で等しいという仮説の検定。これは、位置専用モデルでのみ使用することができます。
「保存変数」。以下の各変数が作業ファイルに保存されます。
- 推定応答確率: 因子/共変量パターンを応答カテゴリーに分類するモデル推定確率。応答カテゴリーの数だけ確率があります。
- 「予測カテゴリー」。因子/共変量パターンに対して最大推定確率を持つ応答カテゴリー。
- 予測カテゴリー確率: 因子/共変量パターンを予測カテゴリーに分類する推定確率。この確率は、因子/共変量パターンの推定確率の最大値でもあります。
- 「実際のカテゴリー確率」。因子/共変量パターンを実際のカテゴリーに分類する推定確率。
対数尤度の出力: 対数尤度の表示を制御します。「多項式定数を含む」を指定すると、尤度の完全な値が表示されます。 定数を含まない積全体で結果を比較するには、定数の除外を選択します。
順序回帰の出力を指定する方法
この機能を使用するには、Statistics Base Edition が必要です。
- メニューから次の項目を選択します。
- 「順序回帰」ダイアログ・ボックスで「出力」をクリックします。
- 表示したい出力項目を選択します。