順序回帰のオプション
「オプション」ダイアログ・ボックスを使用して、反復推定アルゴリズムで使用されるパラメーターの調整、パラメーター推定値の信頼レベルの選択、リンク関数の選択を行うことができます。
反復: 反復アルゴリズムをカスタマイズすることができます。
- 最大反復回数: 負でない整数を指定してください。0 を指定すると、この手続きは初期推定値を返します。
- 最大段階 2 分: 正の整数を指定します。
- 対数尤度収束: このアルゴリズムは、対数尤度の絶対変化または相対変化がこの値よりも小さい場合に停止します。0 を指定した場合、この基準は使用されません。
- パラメーター収束: このアルゴリズムは、それぞれのパラメーター推定値の絶対変化または相対変化がこの値よりも小さい場合に停止します。0 を指定した場合、この基準は使用されません。
信頼区間: 0 以上 100 未満の値を指定します。
「デルタ」。0 のセル度数に加算される値。1 未満の負ではない値を指定します。
「特異性許容度」。従属性の高い予測値かどうかを調べる場合に使用されます。オプションのリストから値を選択してください。
リンク関数: リンク関数は、モデルの推定を可能にする累積確率の変換です。以下の 5 つのリンク関数を使用することができます。
- ロジット。f(x)=log(x/(1−x) )。 通常、分布が均一なカテゴリーで使用されます。
- 補ログ・マイナス・ログ: f(x)=log(−log(1−x))。 通常、上位のカテゴリーの確率が高い場合に使用されます。
- 負ログ・マイナス・ログ: f(x)=−log(−log(x))。 通常、下位のカテゴリーの確率が高い場合に使用されます。
- プロビット。f(x)=Φ−1(x)。 通常、潜在的変数が正規分布する場合に使用されます。
- コーチット (コーシーの逆関数): f(x)=tan(π(x−0.5))。 通常、潜在的変数に多数の極値が存在する場合に使用されます。
順位回帰のオプションを指定する方法
この機能を使用するには、Statistics Base Edition が必要です。
- メニューから次の項目を選択します。
- 「順序回帰」ダイアログ・ボックスで「オプション」をクリックします。
- 必要なオプションを選択します。