リゾルバー関連のコマンド

ネーム・サーバーを照会するプログラムは、リゾルバーと呼ばれます。 多くの TCP/IP アプリケーションがネーム・サーバーを照会する必要があるため、通常、アプリケーション・プログラマーが照会を行うためのルーチンのセットが用意されています。一方で、リゾルバー・インターフェースを持つユーティリティー・プログラムも用意されており、システム管理者がネーム・サーバーを対話式に照会したり、更新したりすることができます。

z/OS® Communications Server では、以下のリゾルバー関連のユーティリティー・プログラムを提供しています。

TSO DIG コマンドは、リゾルバー機能について z/OS Communications Server の提供するリゾルバーを使用しています。BIND 9 onslookup および dig コマンドは、リゾルバー初期化機能については z/OS Communications Server の提供する リゾルバーを使用しますが、その他の必要なリゾルバー機能についてはそれ自体のリゾルバーを使用します。リゾルバー構成ファイルの詳しい説明については、「z/OS Communications Server: IP 構成ガイド」を参照してください。

制約事項: NSLOOKUP、onslookupnslookupnsupdate、DIG (TSO)、または dig (z/OS UNIX) のユーティリティー・プログラムでターゲット・ホスト名を表すオペランドでは、範囲情報は許可されていません。