Netstat ALL/-A レポート

最近クローズされたいくつかのものを含めて、TCP 接続および UDP ソケット に関する詳細な情報を表示します。 このレポートの目的は、TCP 接続および UDP ソケットの問題をデバッグするのを補助することです。

TSO 構文

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>>---NETSTAT  ALL--| Modifier |--| Target |--| Output |--| (Filter |---><

修飾子

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>>-| SERVER |--------------------------------------------------><

SERVER
listen 状態の TCP 接続のみに関する詳細情報を提供します。

ターゲット

TCp tcpname を使用して、特定の TCP/IP アドレス・スペースについてのレポートを提供します。TCp パラメーターについて詳しくは、Netstat コマンドのターゲットを参照してください。

出力

デフォルト出力オプションは、ユーザーの端末に出力を表示します。その他のオプションについては、TSO NETSTAT コマンドの構文またはNetstat コマンドの出力を参照してください。

Filter

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>>-+-APPLD--appldata-------------------+-----------------------><
   |         .----------------.        |   
   |         V                |        |   
   +-CLIent------clientname---+--------+   
   +-HOSTName--hostname----------------+   
   |         .-----------------------. |   
   |         V                       | |   
   +-IPAddr----+-ipaddr------------+-+-+   
   |           +-ipaddr/prefixLen--+   |   
   |           '-ipaddr/subnetmask-'   |   
   |         .----------------.        |   
   |         V                |        |   
   +-IPPort----ipaddr+portnum-+--------+   
   +-NOTN3270--------------------------+   
   |       .-------------.             |   
   |       V             |             |   
   +-POrt------portnum---+-------------+   
   '-SMCID--+-smcid-+------------------'   
            '-*-----'                      

Netstat ALL/-A レポートの z/OS UNIX 構文

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>>-netstat  -A --| Modifier |--| Target |--| Output |--| Filter |-><

修飾子

構文図を読む構文図をスキップする
>>-| SERVER |--------------------------------------------------><

SERVER
listen 状態の TCP 接続のみに関する詳細情報を提供します。

ターゲット

-p tcpname を使用して、特定の TCP/IP アドレス・スペースについてのレポートを提供します。 -p パラメーターについて詳しくは、Netstat コマンドのターゲットを参照してください。

出力

デフォルト出力オプションは、z/OS UNIX シェル標準出力に出力を表示します。 その他のオプションについては、z/OS UNIX netstat コマンド構文またはNetstat コマンドの出力を参照してください。

Filter

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          .----------------.            
          V                |            
>>-+- -B----ipaddr+portnum-+--------+--------------------------><
   |      .----------------.        |   
   |      V                |        |   
   +- -E------clientname---+--------+   
   +- -G--appldata------------------+   
   +- -H--hostname------------------+   
   |      .-----------------------. |   
   |      V                       | |   
   +- -I----+-ipaddr------------+-+-+   
   |        +-ipaddr/prefixLen--+   |   
   |        '-ipaddr/subnetmask-'   |   
   |      .-------------.           |   
   |      V             |           |   
   +- -P------portnum---+-----------+   
   +- -T----------------------------+   
   '- -U--+-smcid-+-----------------'   
          '-*-----'                     

フィルター記述

APPLD/-G appldata
指定したアプリケーション・データ appldata を使用して、ALL/-A レポートの出力をフィルターに掛けます。一度に 1 つのフィルター値を入力でき、最大 40 文字の長さまで指定できます。
CLIent/-E clientname
指定したクライアント名 clientname を使用して、ALL/-A レポートの出力をフィルターに掛けます。最大 6 つのフィルター値を入力でき、それぞれの値の長さは 8 文字まで指定できます。
HOSTName/-H hostname
指定したホスト名 hostname を使用して、ALL/-A レポートの出力をフィルターに掛けます。一度に 1 つのフィルター値を入力でき、最大 255 文字の長さまで指定できます。

結果: レポートの最後で、Netstat は、リゾルバーが問題解決のために使用したホスト名とリゾルバーがフィルターとして使用して戻された IP アドレスのリストを表示します。

制約事項:
  1. HOSTName/-H フィルターは、ワイルドカード文字をサポートしていません。
  2. hostname 値の解決は、 リゾルバーと DNS 構成によって決まるので、HOSTName/-H フィルターを使用すると、 出力の遅延が生じる場合があります。
IPAddr/-I ipaddrIPAddr/-I ipaddr/prefixlengthIPAddr/-I ipaddr/subnetmask
指定した IP アドレス ipaddripaddr/prefixlength、または ipaddr/subnetmask を使用して、レポートの出力をフィルターに掛けます。最大 6 つのフィルター値を入力できます。指定される IPv4 ipaddr のそれぞれの値の長さは最大 15 文字、選択される IPv6 ipaddr のそれぞれの値の長さは 45 文字です。
ipaddr
指定した IP アドレス ipaddr を 使用して、ALL/-A レポートの出力をフィルターに掛けます。IPv6 アドレスの場合、デフォルトの prefixlength の 128 が使用されます。
ipaddr/prefixlength
指定した IP アドレスとプレフィックスの長さ ipaddr/prefixlength を使用して、ALL/-A レポートの出力をフィルターに掛けます。IPv4 アドレスの場合、プレフィックスの長さの範囲は 1 から 32 です。IPv6 アドレスの場合、プレフィックスの長さの範囲は 1 から 128 です。
ipaddr/subnetmask
指定した IP アドレスとサブネット・マスク ipaddr/subnetmask を使用して、ALL/-A レポートの出力をフィルターに掛けます。 この形式の IP アドレス (ipaddr) は、IPv4 IP アドレスでなければなりません。
ガイドライン:
  1. フィルター値 ipaddr は、ローカルまたはリモートの IP アドレスのいずれかになります。
  2. IPv6 使用可能スタックの場合
    • IPAddr/-I オプションで IPv4 および IPv6 の両方の ipaddr 値が受け入れられ、混合可能です。
    • IPv4 にマップされた IPv6 アドレスは、 有効な ipaddr 値として受け入れられ、通常、その IPv4 アドレスと同じ 結果をもたらします。
制約事項:
  1. IPv4 専用のスタックでは、IPv4 ipaddr 値のみが受け入れられます。
  2. IPv6 アドレスのフィルター値は、ワイルドカード文字をサポートしていません。
  3. UDP エンドポイント・ソケットの場合、フィルター値は、ローカルまたはソースの IP アドレスにのみ適用されます。
IPPort/-B ipaddr+portnum
指定した IP アドレスとポート番号を使用して、ALL/-A レポートのレポート出力をフィルターに掛けます。最大 6 つのフィルター値を入力できます。指定される IPv4 ipaddr のそれぞれの値の長さは最大 15 文字 (単一の IPv4 IP アドレスを示す)、指定される IPv6 ipaddr のそれぞれの値の長さは最大 45 文字 (単一の IPv6 IP アドレスを示す) です。 有効な portnum 値の範囲は、0 から 65535 です。フィルター値 ipaddrportnum は、ローカルとリモートの IP アドレスおよびローカルとリモートのポートのすべての組み合わせと一致します。
ガイドライン:
  • フィルター値 ipaddr は、ローカルまたはリモートの IP アドレスのいずれかになります。
  • IPv6 可能スタックの場合、以下の内容が適用されます。
    • IPPort/-B オプションで IPv4 および IPv6 の両方の ipaddr 値が受け入れられ、混合可能です。
    • IPv4 にマップされた IPv6 アドレスは、 有効な ipaddr 値として受け入れられ、通常、IPv4 アドレスと同じ 結果をもたらします。
制約事項:
  • IPPort/-B フィルターの ipaddr 値は、ワイルドカード文字をサポートしていません。
  • IPv4 専用のスタックでは、IPv4 ipaddr 値のみが受け入れられます。
  • 項目が戻されるのは、ipaddr 値と portnum 値の両方が一致した場合のみです。
  • UDP エンドポイント・ソケットの場合、フィルター値は、ローカルまたはソースの IP アドレスおよびポートにのみ適用されます。
NOTN3270/-T
TN3270 サーバー接続を除き、ALL/-A レポート出力をフィルターに掛けます。
POrt/-P portnum
指定したポート番号 portnum を使用して、ALL/-A レポートの出力をフィルターに掛けます。最大 6 つのフィルター値を入力できます。同一の PORTRANGE プロファイル・ステートメントで予約されたすべての portnum 値に対しては、1 出力行のみが表示されます。

ガイドライン: ポート番号は、ローカルまたはリモート・ポートのいずれでも構いません。

制約事項: UDP エンドポイント・ソケットの場合、フィルター値は、ローカルまたはソースのポートにのみ適用されます。
SMCID/-U smcid
指定されたリモート・ダイレクト・メモリー・アクセスによる共用メモリー通信 (SMC-R) リンク変更の始まり変更の終わり 変更の始まりSMC-R 変更の終わりリンク・グループ変更の始まり、または 共用メモリー通信 - 直接メモリー・アクセス (SMC-D) リンク変更の終わり識別子 smcidを使用して、ALL/-A レポートの出力をフィルタリングします。 フィルター値にアスタリスク (*) を指定した場合、Netstat は、SMC-R リンク変更の始まり変更の終わり変更の始まりSMC-R 変更の終わりリンク・グループ変更の始まり、およびSMC-D リンク変更の終わりに関連付けられている項目についてのみ出力を提供します。一度に 1 つのフィルター値を入力できます。

CLIent/-E、IPAddr/-I、および APPLD/-G のフィルター値は、完全なストリングでも、ワイルドカード文字を使用した部分的なストリングでも構いません。 アスタリスク (*) はワイルドカード文字の 1 つであり、同じ位置でヌル・ストリングあるいは 任意の文字または文字ストリングとのマッチングを行います。疑問符 (?) もワイルドカード文字であり、同じ位置で任意の単一の文字とマッチングを行います。例えば、ストリング searchee *ar?he* と一致しますが、ストリング searhee*ar?he* と一致しません。IPAddr/-I フィルターでワイルドカード文字を使用するためには、 ipaddr 形式で値を 指定する必要があります。IPAddr/-I では ipaddr/prefixlen または ipaddr/subnetmask フォーマットの値のワイルドカード文字は受け入れられません。

z/OS® UNIX シェル環境で z/OS UNIX netstat/onetstat コマンドを使用するときに、文字ストリングで z/OS UNIX MVS™ 特殊文字を使用する場合には注意が必要です。 予期しない結果を生じることがあります。z/OS UNIX MVS の特殊文字を文字ストリング内で使用する場合には、確実を期するために、文字ストリングを単一引用符 (') または二重引用符 (") で囲みます。 例えば、IP アドレスにアスタリスク (*) を使用する場合 (-I フィルターで 10.*.0.0)、次のようにコマンドを実行します。 netstat -A -I '10.*.0.0'

コマンド構文例

TSO 環境からの場合

NETSTAT ALL
   Display detailed information about TCP connections and UDP sockets in the default 
   TCP/IP stack. 
NETSTAT ALL TCP TCPCS6
   Display detailed information about TCP connections and UDP sockets in TCPCS6 stack.
NETSTAT ALL TCP TCPCS8 (IPADDR 9.43.1.1 9.43.2.2
   Display detailed information about those TCP connections and UDP sockets in TCPCS8 
   stack whose local or remote IP addresses match the specified filter IP address values.
NETSTAT ALL (PORT 2222 6666 88
   Display detailed information about those TCP connections and UDP sockets in the 
   default TCP/IP stack whose local or remote ports match the specified filter port 
   numbers.
NETSTAT ALL SERVER TCP TCPCS                                                      
   Display detailed information about those TCP connections in listen state on  
   TCP/IP stack TCPCS                                                           
NETSTAT ALL TCP TCPCS (IPPORT 127.0.0.1+21                                       
   Display detailed information about connections using ip address 127.0.0.1 and
   port 21 on TCP/IP stack TCPCS
 

UNIX シェル環境からの場合

   netstat -A
   netstat -A -p tcpcs6 
   netstat -A -p tcpcs6 -I 9.43.1.1 9.43.2.2
   netstat -A -P 2222 6666 88
   netstat -A SERVER -p tcpcs
   netstat -A -B 127.0.0.1+21 -p tcpcs    

レポート例

以下の例は、TSO NETSTAT コマンドを使用して生成されたものです。z/OS UNIX netstat コマンドを使用すると、TSO NETSTAT コマンドと同じフォーマットでデータが表示されます。

IPv6 使用不能 (短形式)

NETSTAT ALL MVS TCP/IP NETSTAT CS V2R2       TCPIP Name: TCPCS           22:24:30
Client Name: FTPD1                    Client Id: 000000F9             
Local Socket: 9.42.104.43..21         Foreign Socket: 9.42.103.165..1035
  BytesIn:            0000000035        BytesOut:           0000000265
  SegmentsIn:         0000000017        SegmentsOut:        0000000014
  StartDate:          01/09/2012        StartTime:          22:04:11
  Last Touched:       22:04:18          State:              Establsh  
  RcvNxt:             0214444666        SndNxt:             0216505563
  ClientRcvNxt:       0214443596        ClientSndNxt:       0216504670
  InitRcvSeqNum:      0214443560        InitSndSeqNum:      0216504404
  CongestionWindow:   0000007336        SlowStartThreshold: 0000065535
  IncomingWindowNum:  0214477396        OutgoingWindowNum:  0216538247
  SndWl1:             0214444666        SndWl2:             0216505563
  SndWnd:             0000032684        MaxSndWnd:          0000032768
  SndUna:             0216505563        rtt_seq:            0216505479
  MaximumSegmentSize: 0000000524        DSField:            00        
  Round-trip information:                                             
    Smooth trip time: 102.000           SmoothTripVariance: 286.000   
  ReXmt:              0000000000        ReXmtCount:         0000000000
  DupACKs:            0000000000        RcvWnd:             0000032730
  SockOpt:            85                TcpTimer:           00        
  TcpSig:             84                TcpSel:             60        
  TcpDet:             E0                TcpPol:             00        
  TcpPrf:             C0                TcpPrf2:            70
  TcpPrf3:            00   
  DelayAck:           AutoYes
  QOSPolicy:          No            
  TTLSPolicy:         Yes                                             
    TTLSRule:         server                                          
    TTLSGrpAction:    group_action1                                   
    TTLSEnvAction:    Environment1                                    
  RoutingPolicy:      No                                              
  ReceiveBufferSize:  0000016384        SendBufferSize:     0000016384
  ReceiveDataQueued:  0000000000                                      
  SendDataQueued:     0000000000                                      
  SendStalled:        No       
  Ancillary Input Queue: Yes           
    BulkDataIntfName: OSAQDIO4
  Application Data:   EZAFTP0S C USER1     PTS305                     
----                                                                  
Client Name: US16SVR                  Client Id: 0000000D             
Local Socket: 0.0.0.0..10007          Foreign Socket: 0.0.0.0..0      
  BytesIn:            0000024000        BytesOut:           0000032000
  SegmentsIn:         0000000900        SegmentsOut:        0000001000
  StartDate:          03/20/2014        StartTime:          17:53:16  
  Last Touched:       17:53:16          State:              Listen    
  RcvNxt:             0000000000        SndNxt:             0000000000
  ClientRcvNxt:       0000000000        ClientSndNxt:       0000000000
  InitRcvSeqNum:      0000000000        InitSndSeqNum:      0000000000
  CongestionWindow:   0000000000        SlowStartThreshold: 0000000000
  IncomingWindowNum:  0000000000        OutgoingWindowNum:  0000000000
  SndWl1:             0000000000        SndWl2:             0000000000
  SndWnd:             0000000000        MaxSndWnd:          0000000000
  SndUna:             0000000000        rtt_seq:            0000000000
  MaximumSegmentSize: 0000000536        DSField:            00        
  Round-trip information:                                             
    Smooth trip time: 0.000             SmoothTripVariance: 1500.000  
  ReXmt:              0000000000        ReXmtCount:         0000000000
  DupACKs:            0000000000        RcvWnd:             0000131072
  SockOpt:            00                TcpTimer:           00        
  TcpSig:             00                TcpSel:             20        
  TcpDet:             C0                TcpPol:             00        
  TcpPrf:             00                                              
  QOSPolicy:          No                                              
  RoutingPolicy:      No                                              
  ReceiveBufferSize:  0000065536        SendBufferSize:     0000065536
  ConnectionsIn:      0000000010        ConnectionsDropped: 0000000000
  MaximumBacklog:     0000000004        ConnectionFlood:    No        
  CurrentBacklog:     0000000000                                      
    ServerBacklog:    0000000000        FRCABacklog:        0000000000
  CurrentConnections: 0000000005        SEF:                100       
  Quiesced:           No                                              
  SMC Information:                                                     
変更の始まり    SMCDCurrConns:    0000000002        SMCDTotalConns:     0000000015変更の終わり
    SMCRCurrConns:    0000000004        SMCRTotalConns:     0000000008
    UseSMC:           Yes               Source:             AutoSMC
    AutoSMC%:         090                                         
----
Client Name: FTPD1                    Client Id: 000000F6             
Local Socket: 0.0.0.0..21             Foreign Socket: 0.0.0.0..0      
  BytesIn:            0000000000        BytesOut:           0000000000
  SegmentsIn:         0000000000        SegmentsOut:        0000000000
  StartDate:          01/09/2012        StartTime:          22:04:11
  Last Touched:       21:41:09          State:              Listen    
  RcvNxt:             0000000000        SndNxt:             0000000000
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  CongestionWindow:   0000000000        SlowStartThreshold: 0000000000
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  SndWl1:             0000000000        SndWl2:             0000000000
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    Smooth trip time: 0.000             SmoothTripVariance: 1500.000  
  ReXmt:              0000000000        ReXmtCount:         0000000000
  DupACKs:            0000000000        RcvWnd:             0000032768
  SockOpt:            80                TcpTimer:           00        
  TcpSig:             00                TcpSel:             20        
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  TTLSPolicy:         No                                              
  RoutingPolicy:      No                                              
  ReceiveBufferSize:  0000016384        SendBufferSize:     0000016384
  ConnectionsIn:      0000000001        ConnectionsDropped: 0000000000
  MaximumBacklog:     0000000010        ConnectionFlood:    No
  CurrentBacklog:     0000000000        
    ServerBacklog:    0000000000        FRCABacklog:        0000000000
  CurrentConnections: 0000000001        SEF:                98
  Quiesced:           No                                              
  SharePort: WLM
    RawWeight:        63                NormalizedWeight:   15  
    Abnorm:           10                Health:             100
    RawCP:  060       RawzAAP:  000     RawzIIP:  040
    PropCP: 040       PropzAAP: 000     PropzIIP: 023
    ILWeighting: 1    XcostzAAP: 001    XcostzIIP: 001
  Application Data:   EZAFTP0D                                        
---- 
Client Name: TCPCS                    Client Id: 0000000C               
Local Socket: 9.67.115.5..23          Foreign Socket: 9.27.11.182..4665 
  BytesIn:            0000001062        BytesOut:           0000000480  
  SegmentsIn:         0000000019        SegmentsOut:        0000000019  
  StartDate:          01/09/2012        StartTime:          16:46:15   
  Last Touched:       16:46:15          State:              Establsh   
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  InitRcvSeqNum:      3296374843        InitSndSeqNum:      3296307971 
  CongestionWindow:   0000340353        SlowStartThreshold: 0000016384 
  IncomingWindowNum:  3296408638        OutgoingWindowNum:  3296341180 
  SndWl1:             3296375906        SndWl2:             3296308452 
  SndWnd:             0000032728        MaxSndWnd:          0000032768 
  SndUna:             3296308452        rtt_seq:            3296308412 
  MaximumSegmentSize: 0000065483        DSField:            00         
  Round-trip information:                                              
    Smooth trip time: 37.000            SmoothTripVariance: 101.000    
  ReXmt:              0000000000        ReXmtCount:         0000000000 
  DupACKs:            0000000000                                       
  SockOpt:            00                TcpTimer:           00         
  TcpSig:             00                TcpSel:             C0         
  TcpDet:             F0                TcpPol:             00         
  TcpPrf:             40
  QOSPolicy:          Yes
    QOSRuleName:      QosRule1
  TTLSPolicy:         Yes                                              
    TTLSRule:         TTLSRule1                                          
    TTLSGrpAction:    TTLSGrpAction1                                     
    TTLSEnvAction:    TTLSEnvAction1                                     
    TTLSConnAction:   TTLSConnAction1 (Stale)                           
  RoutingPolicy:      Yes                                   
    RoutingTableName: prTabl                                            
    RoutingRuleName:  SecLow2    
  ReceiveBufferSize:  0000016384        SendBufferSize:     0000016384 
  ReceiveDataQueued:  000000002C                                        
    OldQDate:         09/15/06          OldQTime:           03:36:32    
  SendDataQueued:     000002C000                                        
    OldQDate:         09/15/06          OldQTime:           03:36:32   
  SendStalled:        No       
  SMC information:
変更の始まり    SMCDStatus:        InActive
      SMCReason:   0000530F - Peer did not accept SMC-D request
    SMCRStatus:        Active             SMCGroupId:         00000100
      LocalSMCLinkId:   00000101          RemoteSMCLinkId:    00000301
      LocalSMCRcvBuf:   64K               RemoteSMCRcvBuf:    64K変更の終わり
  Ancillary Input Queue: N/A
  Application Data:   EZBTNSRV TCPM1001 TSO10002 ET ST14S
---- 
Client Name: TCPCS1                    Client Id: 0000000D               
Local Socket: 9.67.115.5..23          Foreign Socket: 9.27.12.170..4999 
  BytesIn:            0000001062        BytesOut:           0000000480  
  SegmentsIn:         0000000019        SegmentsOut:        0000000019  
  StartDate:          01/09/2012        StartTime:          16:46:15   
  Last Touched:       16:46:15          State:              Establsh   
  RcvNxt:             3296375906        SndNxt:             3296308452 
  ClientRcvNxt:       3296375906        ClientSndNxt:       3296308452 
  InitRcvSeqNum:      3296374843        InitSndSeqNum:      3296307971 
  CongestionWindow:   0000340353        SlowStartThreshold: 0000016384 
  IncomingWindowNum:  3296408638        OutgoingWindowNum:  3296341180 
  SndWl1:             3296375906        SndWl2:             3296308452 
  SndWnd:             0000032728        MaxSndWnd:          0000032768 
  SndUna:             3296308452        rtt_seq:            3296308412 
  MaximumSegmentSize: 0000065483        DSField:            00         
  Round-trip information:                                              
    Smooth trip time: 37.000            SmoothTripVariance: 101.000    
  ReXmt:              0000000000        ReXmtCount:         0000000000 
  DupACKs:            0000000000                                       
  SockOpt:            00                TcpTimer:           00         
  TcpSig:             00                TcpSel:             C0         
  TcpDet:             F0                TcpPol:             00         
  TcpPrf:             40
  QOSPolicy:          Yes
    QOSRuleName:      QosRule1
  TTLSPolicy:         Yes                                              
    TTLSRule:         TTLSRule1                                          
    TTLSGrpAction:    TTLSGrpAction1                                     
    TTLSEnvAction:    TTLSEnvAction1                                     
    TTLSConnAction:   TTLSConnAction1 (Stale)                           
  RoutingPolicy:      Yes                                   
    RoutingTableName: prTabl                                            
    RoutingRuleName:  SecLow2    
  ReceiveBufferSize:  0000016384        SendBufferSize:     0000016384 
  ReceiveDataQueued:  000000002C                                        
    OldQDate:         09/15/06          OldQTime:           03:36:32    
  SendDataQueued:     000002C000                                        
    OldQDate:         09/15/06          OldQTime:           03:36:32   
  SendStalled:        No       
  SMC information:
変更の始まり    SMCDStatus:        Active
      LocalSMCLinkId:   00000101          RemoteSMCLinkId:    00000301
      LocalSMCRcvBuf:   64K               RemoteSMCRcvBuf:    64K変更の終わり
  Ancillary Input Queue: N/A
  Application Data:   EZBTNSRV TCPM1001 TSO10002 ET ST14S
---- 
Client Name: APPV4                    Client Id: 00000015              
Local Socket: 0.0.0.0..2049           Foreign Socket: 9.42.103.99..1234
  BytesIn:            0000000200        BytesOut:           0000000100 
  DgramIn:            0000000010        DgramOut:           0000000005 
  StartDate:          06/16/2011        StartTime:          22:53:55
  Last Touched:       16:00:29                                         
  MaxSendLim:         0000065535        MaxRecvLim:         0000065535 
  SockOpt:            00                DSField:            00         
  QOSPolicy:          Yes
    QOSRuleName:      QosRule2
  RoutingPolicy:      Yes                                              
    RoutingTableName: prTab4                                           
    RoutingRuleName:  SecLow4
  ReceiveDataQueued:  0000000000        ReceiveMsgCnt:      0000000000
  ----
Client Name: SYSLOGD1                 Client Id: 00000010              
Local Socket: 0.0.0.0..514            Foreign Socket: *..*             
  BytesIn:            0000000000        BytesOut:           0000000000 
  DgramIn:            0000000000        DgramOut:           0000000000 
  StartDate:          06/16/2011        StartTime:          23:33:52
  Last Touched:       16:46:29
  MaxSendLim:         0000065535        MaxRecvLim:         0000065535 
  SockOpt:            00                DSField:            00         
  QOSPolicy:          No
  RoutingPolicy:      No 
  ReceiveDataQueued:  0000000000        ReceiveMsgCnt:      0000000000
---- 

IPv6 使用可能または長形式の要求

NETSTAT ALL                                                  
MVS TCP/IP NETSTAT CS V2R2       TCPIP Name: TCPCS           22:06:44    
Client Name: FTPD1                    Client Id: 0000006D                      
  Local Socket: ::1..21                                                        
  Foreign Socket: ::1..1026                                                    
    BytesIn:            00000000000000000035                                   
    BytesOut:           00000000000000000265                                   
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    SegmentsOut:        00000000000000000015                                   
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      BulkDataIntfName: OSAQDIO4
    Application Data:   EZAFTP0S C USER1     PTS305                            
----                                                                           
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    AutoSMC%:         090                                         
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    QOSPolicy:          Yes
      QOSRuleName:      QosRule1                                       
    TTLSPolicy:         Yes                                              
      TTLSRule:         TTLSRule1                                        
      TTLSGrpAction:    TTLSGrpAction1                                   
      TTLSEnvAction:    TTLSEnvAction1                                   
      TTLSConnAction:   TTLSConnAction1 (Stale)                        
    RoutingPolicy:      Yes                                                     
      RoutingTableName: prTabl                                                  
      RoutingRuleName:  SecLow2               
    ReceiveBufferSize:  0000016384        SendBufferSize:     0000016384
    ReceiveDataQueued:  0000000000                                             
    SendDataQueued:     0000000000
    SendStalled:        No
    SMC information:
変更の始まり      SMCDStatus:        Active
        LocalSMCLinkId:   00000101          RemoteSMCLinkId:    00000301
        LocalSMCRcvBuf:   64K               RemoteSMCRcvBuf:    64K変更の終わり
    Ancillary Input Queue: N/A
    Application Data:   EZACICSO CSKL 0000038 CICSUSER CICP
Client Name: TCPCS                    Client Id: 0000001E               
  Local Socket: 9.67.115.5..23                                          
  Foreign Socket: 9.27.11.182..4665                                     
    BytesIn:            00000000000000001062                            
    BytesOut:           00000000000000000480                            
    SegmentsIn:         00000000000000000019                            
    SegmentsOut:        00000000000000000018                            
    StartDate:          01/09/2012        StartTime:          14:27:37  
    Last Touched:       14:27:37          State:              Establsh  
    RcvNxt:             2776729719        SndNxt:             2776682484
    ClientRcvNxt:       2776729719        ClientSndNxt:       2776682484
    InitRcvSeqNum:      2776728656        InitSndSeqNum:      2776682003
    CongestionWindow:   0000340353        SlowStartThreshold: 0000016384
    IncomingWindowNum:  2776762451        OutgoingWindowNum:  2776715212
    SndWl1:             2776729719        SndWl2:             2776682484
    SndWnd:             0000032728        MaxSndWnd:          0000032768 
    SndUna:             2776682484        rtt_seq:            2776682444 
    MaximumSegmentSize: 0000065483        DSField:            00         
    Round-trip information:                                              
      Smooth trip time: 100.000           SmoothTripVariance: 163.000    
    ReXmt:              0000000000        ReXmtCount:         0000000000 
    DupACKs:            0000000000                                       
    SockOpt:            0000              TcpTimer:           00         
    TcpSig:             00                TcpSel:             C0         
    TcpDet:             F0                TcpPol:             00         
    TcpPrf:             40
    QOSPolicy:          Yes
      QOSRuleName:      QosRule1                                       
    TTLSPolicy:         Yes                                              
      TTLSRule:         TTLSRule1                                        
      TTLSGrpAction:    TTLSGrpAction1                                   
      TTLSEnvAction:    TTLSEnvAction1                                   
      TTLSConnAction:   TTLSConnAction1 (Stale)                        
    RoutingPolicy:      Yes                                                     
      RoutingTableName: prTabl                                                  
      RoutingRuleName:  SecLow2               
    ReceiveBufferSize:  0000016384        SendBufferSize:     0000016384
    ReceiveDataQueued:  0000000000                                             
    SendDataQueued:     0000000000
    SendStalled:        No
変更の始まり    SMC information:
      SMCDStatus:        InActive
        SMCReason:   0000530F - Peer did not accept SMC-D request
      SMCRStatus:        Active             SMCGroupId:         00000100
        LocalSMCLinkId:   00000101          RemoteSMCLinkId:    00000301
        LocalSMCRcvBuf:   64K               RemoteSMCRcvBuf:    64K変更の終わり
    Ancillary Input Queue: N/A
    Application Data:   EZACICSO CSKL 0000038 CICSUSER CICP
----
Client Name: APPV4                    Client Id: 00000015                
  Local Socket: 0.0.0.0..2049                                             
  Foreign Socket: 9.42.103.99..1234                                                   
    BytesIn:            00000000000000000200                             
    BytesOut:           00000000000000000100                             
    DgramIn:            00000000000000000010                             
    DgramOut:           00000000000000000005                             
    StartDate:          06/17/2011        StartTime:          16:00:29   
    Last Touched:       16:00:29                                         
    MaxSendLim:         0000065535        MaxRecvLim:         0000065535 
    SockOpt:            00000000          DSField:            00         
    QOSPolicy:          Yes
      QOSRuleName:      QosRule2                                                      
    RoutingPolicy:      Yes                                         
      RoutingTableName: prTab4                                            
      RoutingRuleName:  SecLow4    
    ReceiveDataQueued:  0000345655        ReceiveMsgCnt:      0000045644  
      OldQDate:         09/15/06          OldQTime:           03:36:32
  Multicast Specific:                                                   
    TimeToLive:         0000000001        Loopback:  Yes                
    OutgoingIpAddr:     199.1.2.3                                         
    Group             IncomingIpAddr    SrcFltMd                        
    -----             --------------    --------                        
    224.8.8.8         193.1.1.94        Exclude                         
      SrcAddr: 20.20.20.20                                              
               22.22.22.22
----
Client Name: APPV6                    Client Id: 00000016                
  Local Socket: ::..2050                                             
  Foreign Socket: 12AB::1..1235                                                   
    BytesIn:            00000000000000000200                             
    BytesOut:           00000000000000000100                             
    DgramIn:            00000000000000000010                             
    DgramOut:           00000000000000000005                             
    StartDate:          06/17/2011        StartTime:          16:00:29   
    Last Touched:       16:00:29                                         
    MaxSendLim:         0000065535        MaxRecvLim:         0000065535 
    SockOpt:            00000000          DSField:            00         
    QOSPolicy:          No                                                   
    RoutingPolicy:      No  
    ReceiveDataQueued:  0000000000        ReceiveMsgCnt:      0000000000
  Multicast Specific:                                       
    HopLimit:           0000000001        Loopback:  Yes    
    OutgoingIntf:                                           
    Group:              ff03::333                           
      IncomingIntf:     LINK6             SrcFltMd:  Exclude
        SrcAddr:        2e00::7                             
                        2e00::8 
----                                                                     
Client Name: SYSLOGD1                 Client Id: 0000002C                
  Local Socket: 0.0.0.0..529                                             
  Foreign Socket: *..*                                                   
    BytesIn:            00000000000000000000                             
    BytesOut:           00000000000000000000                             
    DgramIn:            00000000000000000000                             
    DgramOut:           00000000000000000000                             
    StartDate:          06/17/2011        StartTime:          14:27:42   
    Last Touched:       14:27:42                                         
    MaxSendLim:         0000065535        MaxRecvLim:         0000065535 
    SockOpt:            00000000          DSField:            00         
    QOSPolicy:          No
    RoutingPolicy:      No  
    ReceiveDataQueued:  0000345655        ReceiveMsgCnt:      0000004564 
      OldQDate:         09/15/06          OldQTime:           03:36:32 
    ReceiveBufferSize:  0000016384        SendBufferSize:     0000016384 
----   

レポート・フィールドの説明

  • TCP 接続項目に、以下のフィールドが表示されます。
    Client Name
    詳しい説明は、Netstat レポートの一般概念の Client name または User ID の情報を参照してください。
    Client ID
    詳しい説明は、Netstat レポートの一般概念の Client ID または Connection Number の情報を参照してください。
    Local Socket
    詳しい説明は、Netstat レポートの一般概念の Local Socket の情報を参照してください。
    Foreign Socket
    詳しい説明は、Netstat レポートの一般概念の Foreign Socket の情報を参照してください。
    StartDate
    TCP 接続または UDP エンドポイントに対して実行された以下のいずれかの最終イベントの日付。
    • UDP バインド
    • TCP バインド
    • TCP listen
    • TCP 接続の確立
    StartTime
    TCP 接続または UDP エンドポイントに対して実行された以下のいずれかの最終イベントの時刻。
    • UDP バインド
    • TCP バインド
    • TCP listen
    • TCP 接続の確立
    BytesIn
    この接続でスタックが受信したデータのバイト数。 これには、アプリケーションが受信したすべてのバイト数とアプリケーションがまだ読み取っていない受信バッファーのすべてのバイト数の両方が含まれます。
    制約事項: TCP/IP スタックは、TCP 接続および UDP エンドポイントについて 64 ビット・カウンターを保守します。 ただし、IPv4 専用スタックを実行している場合、Netstat 出力は短形式で示され、32 ビット・カウンターの下位の値だけが表示されます。 大量のデータを受信した場合、バイト数が 32 ビット・カウンターを超える可能性があり、その場合表示される値がリセットされたように見えることになります。 Netstat コマンドで FORMAT/-M LONG 出力オプションを使用して、Netstat が出力に長形式を使用するようにします。 長形式では、64 ビットのカウンター値全体が表示されます。 IPCONFIG プロファイル・ステートメントに FORMAT パラメーターを指定して、FORMAT LONG をすべての Netstat コマンドのデフォルト値として設定することもできます。
    BytesOut
    アプリケーションが送信したデータのバイト数。これには、リモート接続に送信されたすべてのデータと、 送信されなかったがバッファーに入れられて ローカル・スタックに送信されるのを待っているすべてのデータが含まれます。
    制約事項: TCP/IP スタックは、TCP 接続および UDP エンドポイントについて 64 ビット・カウンターを保守します。 ただし、IPv4 専用スタックを実行している場合、Netstat 出力は短形式で示され、32 ビット・カウンターの下位の値だけが表示されます。 大量のデータを送信した場合、バイト数が 32 ビット・カウンターを超える可能性があり、その場合表示される値がリセットされたように見えることになります。 Netstat コマンドで FORMAT/-M LONG 出力オプションを使用して、Netstat が出力に長形式を使用するようにします。 長形式では、64 ビットのカウンター値全体が表示されます。 IPCONFIG プロファイル・ステートメントに FORMAT パラメーターを指定して、FORMAT LONG をすべての Netstat コマンドのデフォルト値として設定することもできます。
    SegmentsIn
    この接続で受信した再送されていない TCP パケットの数。
    ガイドライン: この値には、SMC-R リンクを介した TCP 接続について表示される場合、リモート直接メモリー・アクセス (RDMA) インバウンド操作の数が含まれます。
    SegmentsOut
    この接続で送信した再送されていない TCP パケットの数。
    ガイドライン: この値には、SMC-R リンクを介した TCP 接続について表示される場合、RDMA アウトバウンド操作の数が含まれます。
    Last Touched
    詳しい説明は、Netstat レポートの一般概念の Last touched 時刻の情報を参照してください。
    State
    TCP 接続の状態を説明します。詳しくは、TCP 接続状態を参照してください。
    RcvNxt
    接続のこちら側が受信するはずの次のバイトのシーケンス番号。 TCP 接続で送信または受信されたそれぞれのバイトには、 固有の昇順のシーケンス番号があります。
    SndNxt
    スタックが送信できる次のバイトのシーケンス番号。
    ClientRcvNxt
    アプリケーションが受信バッファーから読み取る次のバイトのシーケンス番号。
    ClientSndNxt
    アプリケーションが送信バッファーに追加できるデータの次のバイトのシーケンス番号。
    InitRcvSeqNum
    接続を確立したときに、リモートのスタック・ホストから受信した最初のシーケンス番号。
    InitSndSeqNum
    接続を確立したときに、ローカル・スタックが送信した最初のシーケンス番号。
    CongestionWindow
    ネットワークで輻輳 (ふくそう) が検出されたときに、ローカル・スタックに送信されるデータ量を制限するために使用される値。この値は、リモート・ソケットからの確認応答を待たずに送信されるデータの最大量を表します。
    SlowStartThreshold
    スロー・スタートのしきい値は、接続が輻輳 (ふくそう) から 回復しているかどうかを判別するのに使用されます。 輻輳 (ふくそう) ウィンドウがスロー・スタートしきい値よりも小さい場合、接続は、輻輳からより素早く回復するよう処置します。
    IncomingWindowNum
    受信ウィンドウ番号は、ローカル・アプリケーションがローカル・ソケットからさらにデータを読み取るまでに、リモート・ソケットが送信できる最大シーケンス番号です。
    OutgoingWindowNum
    発信ウィンドウ番号は、リモート・ソケットがデータを読み取るのを待たずに送信できる、最大のシーケンス番号です (送信ウィンドウを参照してください)。
    SndWl1
    SndWnd フィールドを最後に更新したセグメントからのシーケンス番号。
    SndWl2
    SndWnd フィールドを最後に更新したセグメントからの肯定応答番号。
    SndWnd
    データの送信先のリモート側により公示される使用可能なバッファー・スペースの量。
    MaxSndWnd
    リモート・ソケットがローカル・ソケットに送信した最大の送信ウィンドウ。
    SndUna
    この値は、リモート・ソケットに応答されていない、ローカル・ソケットの送信バッファーにあるデータの最初のバイトのシーケンス番号です。
    rtt_seq
    ローカル・ソケットが往復時間 (ローカル・ソケットがパケットを送信してからリモート・ソケットから確認応答を受けとるまでにかかる時間) を測定しているパケットで送信されたデータのバイトのシーケンス番号。
    MaximumSegmentSize
    ローカル・ソケットが 1 つのパケットで送信できる最大のデータ量。
    DSField
    この接続では、DiffServe コードポイント値が使用されます。

    DSField は、以下のいずれかの値を表しています。

    • サービス・ポリシー・エージェントのポリシーがこの項目で有効な場合は、次の値のいずれかが使用されます。
      • RFC 791 および RFC 1349 によって定義される ToS 値
      • RFC 2474 によって定義される DiffServ フィールドの値
    • この項目で有効なサービス・ポリシー・エージェントのポリシーがない場合は、値は 0 になります。
    Round-trip information
    往復時間は、パケットが送られた時刻とそのパケットに対する確認応答を受け取る時刻の間の経過時間です。
    Smooth trip time
    この接続のためにパケットを送信してから受信通知を受け取るまでにかかる平均時間で、ミリ秒で測定されます。
    SmoothTripVariance
    往復時間の平均偏差で、ミリ秒で測定されます。
    ReXmt
    この接続でパケットが再送された回数の総数。 このカウント数は、その接続状況の履歴です。
    ReXmtCount
    送信された最後のパケットが再送された回数。
    DupACKs
    この接続で受信された、重複する確認応答の総数です。
    RcvWnd
    データの受信先のリモート側に対して公示される使用可能なバッファー・スペースの量。
    SockOpt
    ソケット・オプション・フラグ。 IPv6 使用可能ではない TCP/IP スタックでは、 共通ソケット・オプションの 1 バイトの 16 進値です。IPv6 使用可能の TCP/IP スタックでは、これは共通ソケット・オプションの 1 バイトの 16 進値で、 後に 1 バイトの IPv6 特有のソケット・オプションの 16 進値が続きます。

    共通ソケット・オプション:

    80   1... ....
    ソケット・オプション SO_REUSEADDR がこのソケットに設定されたことを表します。このソケット・オプションにより、ソケットは、他のソケットが結合されているのと同じポートに結合できます。
    40   .1.. ....
    ソケット・オプション SO_OOBINLINE がこのソケットに設定されたことを表します。このソケット・オプションを設定すると、 アウト・オブ・バンドのデータが通常の読み取り操作で戻されます。 このソケット・オプションを設定しない場合、 読み取り操作で MSG_OOB フラグを設定することによってのみ、アウト・オブ・バンドのデータを検索できます。
    20 ..1. ....
    ソケット・オプション SO_LINGER がこのソケットに設定されたことを表します。 SO_LINGER ソケット・オプションにより、アプリケーションは、ソケットがクローズされたときに未送信のデータが廃棄されるかどうか、およびデータが廃棄されない場合はどれくらいの間待つのかを指定できます。
    10   ...1 ....
    ソケット・オプション SO_DONTROUTE がこのソケットに設定されたことを表します。このソケット・オプションを設定すると、経路を考慮せずにデータが送信されます。 これは書き込み操作における MSG_DONTROUTE フラグと同等です。
    08   .... 1...
    ソケット・オプション TCP_NODELAY がこのソケットに設定されたことを表します。 このソケット・オプションを設定しないと、TCP/IP スタックは小さいデータ・パケットにまだ送信するデータがある場合は、 そのデータ・パケットを短くまとめることにより送信を最適化しようとします。
    04   .... .1..
    ソケット・オプション SO_KEEPALIVE がこのソケットに設定されたことを表します。 このソケット・オプションが設定されると、接続がまだ活動状態であることを確認するために、TCP/IP スタックはリモート・スタックに対して定期的に空のパケットを送信します。

    IPv6 ソケット・オプション:

    80   1... ....
    ソケット・オプション IPV6_UNICAST_HOPS がこのソケットに設定されたことを表します。
    20 ..1. ....
    ユニキャスト・オプション IPV6_USE_MIN_MTU がこのソケットに設定されたことを表します。
    10   ...1 ....
    オプション IPV6_TCLASS がこのソケットに設定されたことを表します。
    08   .... 1...
    オプション IPV6_RECVTCLASS がこのソケットに設定されたことを表します。
    04   .... .1..
    オプション IPV6_RECVHOPLIMIT がこのソケットに設定されたことを表します。
    02   .... ..1.
    オプション IPV6_V6ONLY がこのソケットに設定されたことを表します。
    その他の値
    IBM® サービス技術員の指示のもとで、診断の目的でのみ使用されます。
    TcpTimer
    TCP タイマー・フラグ。 IBM サービス技術員の指示のもとで、診断の目的でのみ使用される 1 バイトの 16 進値です。
    TcpSig
    TCP シグナル・フラグ。 1 バイトの 16 進値で、以下のいずれかの値を取ります。
    80   1... ...
    このソケットで緊急のデータを受信したときに、アプリケーションが SIGURG シグナルの受信を要求していることを表します。
    40   .1.. ....
    このソケットでデータを受信したときに、アプリケーションが SIGIO シグナルの受信を要求していることを表します。
    その他の値
    IBM サービス技術員の指示のもとで、診断の目的でのみ使用されます。
    TcpSel
    TCP 選択フラグ。IBM サービス技術員の指示のもとで、診断の目的でのみ使用される 1 バイトの 16 進値です。
    TcpDet
    特別な TCP プロトコル・フラグ。1 バイトの 16 進値です。
    04   .... .1..
    ソケット・オプション TCP_KEEPALIVE がこのソケットに設定されたことを表します。 このソケット・オプションは SO_KEEPALIVE ソケット・オプションで使用するため、ソケット固有の時間間隔値を設定するために使用されます。SO_KEEPALIVE ソケット・オプションについての詳細は、フィールド SockOpt の説明を参照してください。TCP_KEEPALIVE 時間間隔値は、ソケットに SO_KEEPALIVE ソケット・オプションが設定されている場合にのみ有効です。
    その他の値
    IBM サービス技術員の指示のもとで、診断の目的でのみ使用されます。
    TcpPol
    TCP ポーリング・フラグ。IBM サービス技術員の指示のもとで、診断の目的でのみ使用される 1 バイトの 16 進値です。
    TcpPrf
    1 バイトの 16 進数 TCP パフォーマンス・フラグで、以下のいずれかの値です。
    80   1... ....
    この接続が動的適性サイジング (DRS) 最適化サポートに対して適格であることを示します。DRS について詳しくは、「z/OS Communications Server: IP 構成ガイド」の『TCP 受信ウィンドウ』 を参照してください。
    40 .1.. ....
    この接続に対して DRS がアクティブなため、スタックが受信バッファー・サイズを自動的にチューニングすることを示します。 ReceiveBufferSize フィールドは、この接続の現在の受信バッファー・サイズを示します。
    02   .... ..1.
    この接続で DRS がアクティブであったが、使用不可になっていることを示します。 これは、関連付けられたアプリケーションがデータを読み取る速度が、データの到着する速度より遅い場合、および CSM 高位仮想共通ストレージまたは固定ストレージに制約がある場合に発生します。
    その他の値
    IBM サービス技術員の指示のもとで、診断の目的でのみ使用されます。
    TcpPrf2
    1 バイトの 16 進数 TCP パフォーマンス・フラグで、以下のいずれかの値です。
    40 ..1. ....
    この接続に対してアウトバウンド適性サイジング (ORS) がアクティブである場合、スタックは送信バッファーを元のサイズを超えるサイズに拡張します。ORS について詳しくは、「z/OS Communications Server: IP 構成ガイド」の『TCP 送信ウィンドウ』を参照してください。
    20 ..1. ....
    この接続が ORS 最適化サポートに対して適格であることを示します。
    10 ...1 ....
    この接続に対して ORS がアクティブなため、スタックが送信バッファー・サイズを自動的にチューニングすることを示します。 SendBufferSize フィールドは、この接続の現在の送信バッファー・サイズを示します。
    その他の値
    IBM サービス技術員の指示のもとで、診断の目的でのみ使用されます。
    TcpPrf3
    IBM サービス技術員の指示のもとで、診断の目的でのみ使用されます。
    DelayAck
    TCP/IP スタックが、TCP ヘッダーの PUSH ビットがオンである受信パケットに対する確認応答の送信をどのように制御するかを示します。 このフィールドは、以下のいずれかの値になります。
    AutoYes
    TCP/IP スタックは、TCP ヘッダーの PUSH ビットがオンである受信パケットに対して、確認応答の送信を遅延するよう自律的に決定します。
    はい
    TCP/IP スタックは、TCP ヘッダーの PUSH ビットがオンである受信パケットに対して、確認応答の送信を遅延します。
    AutoNo
    TCP/IP スタックは、TCP ヘッダーの PUSH ビットがオンである受信パケットに対して、確認応答を即時に返すよう自律的に決定します。
    いいえ
    TCP/IP スタックは、TCP ヘッダーの PUSH ビットがオンである受信パケットに対して、確認応答を即時に返します。
    QOSPolicy
    この接続に対して適合する QoS ポリシー規則が検出されたかを示します。このフィールドは、以下のいずれかの値になります。
    いいえ
    この接続に対して適合する QoS ポリシー規則が検出されなかったことを示します。
    はい
    この接続に対して適合する QoS ポリシー規則が検出されたことを示します。QOSPolicy フィールドの値が Yes の場合は、以下の情報が表示されます。
    QOSRuleName
    この接続に使用されるポリシー規則の名前。 このポリシーは、アウトバウンド・トラフィック専用です。
    TTLSPolicy
    この接続に対して適合する Application Transparent Transport Layer Security (AT-TLS) ポリシー規則が検出されたかを示します。接続が確立されたときに AT-TLS 機能が使用不可だった場合 (TCPCONFIG ステートメントで NOTTLS が指定されたか、デフォルトで有効になっている)、またはポリシーのルックアップが行われていない場合は、このフィールドのセットは表示されません。
    • TTLSPolicy: No は、この接続に対して適合する AT-TLS ポリシー規則が検出されなかったことを示します。規則またはアクションは表示されません。
    • TTLSPolicy: Yes は、以下のいずれかの理由を示します。
      • この接続に対して適合する AT-TLS ポリシー規則が検出され、AT-TLS を使用可能にする必要があることを示します (TTLSEnabled ON を TTLSGroupAction で指定)。規則とアクションが表示されます。
      • この接続に対して適合する AT-TLS ポリシー規則が検出され、AT-TLS を使用不可にする必要があることを示します (TTLSEnabled OFF を TTLSGroupAction で指定)。規則とアクションが表示されます。
    TTLSRule
    この接続に対して使用する AT-TLS ポリシー規則の名前。規則が新規接続で使用できない場合は、この名前の後に (Stale) と表示されます。接続がポリシー規則に適合しない場合、このフィールドは表示されません。
    TTLSGrpAction
    この接続に対して使用する AT-TLS ポリシー・グループ・アクションの名前。アクションが新規接続で使用できない場合は、この名前の後に (Stale) と表示されます。接続がポリシー規則に適合しない場合、このフィールドは表示されません。
    TTLSEnvAction
    この接続に対して使用する AT-TLS ポリシー環境アクションの名前。アクションが新規接続で使用できない場合は、この名前の後に (Stale) と表示されます。接続がポリシー規則に適合しない場合、または TTLSEnvironmentAction が指定されなかった場合、このフィールドは表示されません。
    TTLSConnAction
    この接続に対して使用する AT-TLS ポリシー接続アクションの名前。アクションが新規接続で使用できない場合は、この名前の後に (Stale) と表示されます。接続がポリシー規則に適合しない場合、または TTLSConnectionAction が指定されなかった場合、このフィールドは表示されません。
    RoutingPolicy
    この接続に対して適合するルーティング・ポリシー規則が検出されたかを示します。このフィールドは、以下のいずれかの値になります。
    いいえ
    この接続に対して適合するルーティング・ポリシー規則が検出されなかったことを示します。

    Enterprise Extender (EE) UDP ソケット入力の場合、RoutingPolicy の値は常に No です。Enterprise Extender (EE) UDP ソケット入力のルーティング・ポリシー情報を表示するには、DISPLAY NET,EEDIAG,TEST=YES コマンドを使用します。詳しくは、「z/OS Communications Server: SNA オペレーション」を参照してください。

    はい
    この接続に対して適合するルーティング・ポリシー規則が検出されたことを示します。

    RoutingPolicy の値が Yes の場合は、以下の情報が表示されます。

    RoutingTableName
    この接続に対して経路を検出するために使用されたルーティング・テーブルの名前。経路が検出されなかった場合は、*NONE* が表示されます。メイン・ルーティング・テーブルが使用された場合は、EZBMAIN が表示されます。
    RoutingRuleName
    この接続に使用されるルーティング・ポリシー規則の名前。
    ReceiveBufferSize
    この接続がバッファーで維持できる、リモート・アプリケーションから受信したバイト数。 受信されたすべてのデータは、ローカル・アプリケーションがデータを読み取るまで、バッファーに保持されます。
    SendBufferSize
    この接続がバッファーで維持できる、ローカル・アプリケーションが送信したバイト数。 アプリケーションが送信したすべてのデータは、相手側が送信データを受信したことを確認するまで、バッファーに保持されます。
    TcpClusterConnFlag
    TCP クラスター接続タイプ・フラグ。 1 バイトの 16 進値のフィールドで、以下のいずれかの値を取ります。
    80   1... ....
    SO_CLUSTERCONNTYPE ソケット・オプションまたは SIOCGPARTNERINFO ioctl が要求されたことを示します。
    08   .... 1...
    このビットは、このソケットに対して SO_CLUSTERCONNTYPE ソケット・オプションまたは SIOCGPARTNERINFO ioctl が発行された場合、このノードからパートナー・アプリケーションをホストするスタックへの通信が、クラスター (シスプレックス) の外部に公開されているリンク/インターフェースを経由して送信されないことを示します。
    04   .... .1..
    このビットは、このソケットに対して、SO_CLUSTERCONNTYPE ソケット・オプションまたは SIOCGPARTNERINFO ioctl が発行された場合、接続パートナーが同じ MVS イメージ内に存在することを示します。
    02   .... ..1.
    このビットは、このソケットに対して、SO_CLUSTERCONNTYPE ソケット・オプションまたは SIOCGPARTNERINFO ioctl が発行された場合、接続パートナーが同じクラスター内に存在することを示します。
    01   .... ...1
    このビットは、このソケットに対して、SO_CLUSTERCONNTYPE ソケット・オプションまたは SIOCGPARTNERINFO ioctl が発行された場合、接続パートナーが同じクラスター内には存在しないことを示します。
    00   .... ....
    SIOCSPARTNERINFO ioctl が正常に発行されたこと、またはリスナーのソケットから継承したことを TcpTrustedPartner フラグが示している場合、この値は、このソケットに対して SO_CLUSTERCONNTYPE ソケット・オプションまたは SIOCGPARTNERINFO ioctl が発行されていないことを示します。
    その他の値
    IBM サービス技術員の指示のもとで、診断の目的でのみ使用されます。

    クラスター接続タイプに関する詳細な情報については、「z/OS Communications Server: IP ソケット・アプリケーション・プログラミング・インターフェースのガイドとリファレンス」を参照してください。SIOCGPARTNERINFO ioctl の詳細については、「z/OS Communications Server: IP Programmer's Guide and Reference」を参照してください。

    TcpTrustedPartner
    TCP trusted connection フラグは以下の状況で表示されます。
    • シスプレックスまたはサブプレックス内のパートナーのセキュリティー資格情報は、SIOCGPARTNERINFO ioctl を使用して信頼できる TCP 接続経由で取得している。
    • ソケットに対して SIOCSPARTNERINFO ioctl が発行された。

    TCP trusted connection フラグは 1 バイトの 16 進値のフィールドで、以下のいずれかの値を取ります。

    80   1... ....
    このビットは、タスク・レベルのユーザー ID (存在する場合) と共に、パートナーのアドレス・スペース・ユーザー ID を取得したことを示します。
    40   .1.. ....
    このビットは、タスク・レベルの UTOKEN (存在する場合) と共に、パートナーのアドレス・スペース UTOKEN を取得したことを示します。
    20 ..1. ....
    このビットは、SIOCSPARTNERINFO ioctl が正常に発行されたこと、またはリスナーのソケットから継承されたことを示します。

    信頼できる TCP/IP 接続SIOCGPARTNERINFO および SIOCSPARTNERINFO ioctl 呼び出しについての詳細は、「z/OS Communications Server: IP Programmer's Guide and Reference」を参照してください。

    ReceiveDataQueued
    リモート・アプリケーションからの受信キューにある、まだ読み取られていないデータのバイト数。このフィールドは、listen 状態にある接続に対しては表示されません。キューに入るデータの量は、ReceiveBufferSize のサイズの 2 倍までです。バイト数がゼロ以外の場合は、以下の情報が表示されます。
    OldQDate
    受信キューにある最も古いデータの日付。
    OldQTime
    受信キューにある最も古いデータの時刻。この値にうるう秒は含まれません。
    ReceiveDataQueued の情報は、listen 状態にある接続に対しては表示されません。
    SendDataQueued
    リモート側の応答を待機している、送信キューにあるデータのバイト数。このフィールドは、listen 状態にある接続に対しては表示されません。キューに入るデータの量は、SendBufferSize のサイズの 2 倍までです。バイト数がゼロ以外の場合は、以下の情報が表示されます。
    OldQDate
    送信キューにある最も古いデータの日付。
    OldQTime
    送信キューにある最も古いデータの時刻。この値にうるう秒は含まれません。
    SendDataQueued の情報は、listen 状態にある接続に対しては表示されません。
    SendStalled
    この接続の送信データ・フローが停止しているかどうかを示します。次の状態が 1 つ以上当てはまる場合、送信データ・フローは停止していると見なされます。
    • TCP 送信ウィンドウ・サイズが、256 未満であるか、その接続に対して表示された最大の送信ウィンドウとデフォルトの MTU のうちの小さい方より小さい。TCP 送信ウィンドウ・サイズは、TCP ピアによって提供される値に基づいて設定されます。IPv4 のデフォルト MTU は 576 です。IPv6 のデフォルト MTU は 1280 です。
    • TCP 送信キューが満杯でデータが再送されていない。
    このフィールドは、listen 状態にある接続に対しては表示されません。値が Yes の場合、この接続の送信データ・フローは停止します。
    SMC Information
    • サーバー接続では、このセクションは listen 状態の接続について SMC 情報を示します。変更の始まりこのセクションは、以下のいずれかの状態の接続について表示されます。変更の終わり変更の始まり
      • GLOBALCONFIG ステートメントの SMCR パラメーターを使用して、少なくとも 1 つの PCIe (Peripheral Component Interconnect Express®) 関数 ID (PFID) が定義されている場合。
      • SMCD パラメーターが GLOBALCONFIG ステートメントで定義されました。
      変更の終わり 「SMC Information」セクションには、サーバー・アプリケーションに対するインバウンド接続に関連した次の情報が示されます。
      変更の始まりSMCDCurrConns変更の終わり
      変更の始まりSMC-D を使用し、SMCDStatus がアクティブになっている、このサーバーに対して現在確立されている接続の数。このレポートで SMCDCurrConns の値は、CurrentConnections フィールドの値のサブセットです。変更の終わり
      変更の始まりSMCDTotalConns変更の終わり
      変更の始まりSMC-D を使用するこのサーバーへの合計接続数。このレポートで SMCDTotalConns の値は、ConnectionsIn フィールドの値のサブセットです。変更の終わり
      SMCRCurrConns
      SMC-R を変更の始まり変更の終わりこのサーバーへの接続で、変更の始まりSMCRStatus変更の終わり が Active の状態で現在確立されている接続の数。このレポートで SMCRCurrConns の値は、CurrentConnections フィールドの値のサブセットです。
      SMCRTotalConns
      SMC-R を使用するこのサーバーへの合計接続数。 このレポートで SMCRTotalConns の値は、ConnectionsIn フィールドの値のサブセットです。
      UseSMC
      SMC が使用されているかどうかを示します。このフィールドは、AUTOSMC モニター機能が有効であるときに listen 状態にある接続に対してのみ表示されます。 AUTOSMC モニター機能は、SMCGLOBAL パラメーターの AUTOSMC サブパラメーターを GLOBALCONFIG プロファイル・ステートメントに指定することによって有効になります。GLOBALCONFIG での SMCGLOBAL パラメーターの AUTOSMC サブパラメーターはデフォルト設定です。AUTOSMC モニター機能について詳しくは、「z/OS Communications Server: IP 構成ガイド」の『AUTOSMC モニター機能』を参照してください。
      ガイドライン: 変更の始まりクライアントは SMC-R および SMC-D の両方の通信について最適であるか、あるいはいずれの通信についても最適ではありません。クライアントが SMC-R および SMC-D の通信に最適であるかどうかを判別するためのワークロード・パターン基準は同じです。変更の終わり
      はい
      以下のいずれかの状態を示します。
      • このサーバーの PORT ステートメントまたは PORTRANGE ステートメントに SMC が構成されました。
      • AUTOSMC モニター機能は直前のモニター間隔で、このサーバーへの SMC-R変更の始まり または SMC-D変更の終わり を要求するほとんどのクライアント接続が 変更の始まりSMC変更の終わり 通信に最適なワークロード・パターンを持つことを検出しました。
      いいえ
      以下のいずれかの状態を示します。
      • このサーバーの PORT ステートメントまたは PORTRANGE ステートメントに NOSMC が構成されました。
      • AUTOSMC モニター機能は直前のモニター間隔で、このサーバーへの SMC-R変更の始まり または SMC-D変更の終わり を要求するほとんどのクライアント接続が 変更の始まりSMC変更の終わり 通信に最適なワークロード・パターンを持たないことを検出しました。
      ソース
      UseSMC の値がどのように決定されるかを示します。 このフィールドは、AUTOSMC モニター機能が有効であるときに listen 状態にある接続に対してのみ表示されます。 AUTOSMC モニター機能は、SMCGLOBAL パラメーターの AUTOSMC サブパラメーターを GLOBALCONFIG プロファイル・ステートメントに指定することによって有効になります。GLOBALCONFIG での SMCGLOBAL パラメーターの AUTOSMC サブパラメーターはデフォルト設定です。AUTOSMC モニター機能について詳しくは、「z/OS Communications Server: IP 構成ガイド」の『AUTOSMC モニター機能』を参照してください。
      AUTOSMC
      UseSMC の値が AUTOSMC モニター機能によって決定されたことを示します。
      Config
      UseSMC の値が、サーバーの PORT ステートメントまたは PORTRANGE ステートメントの構成によって決定されたことを示します。
      AutoSMC%
      最後の AUTOSMC モニター間隔において、このサーバーへの SMC-R変更の始まり またはSMC-D変更の終わり を要求するインバウンド TCP 接続のうち、変更の始まりSMC変更の終わり 通信に最適なワークロード・パターンを持つ接続のパーセンテージ。最後のモニター間隔において分析する接続の数が不足する場合は、N/A が表示されます。SMC-R変更の始まり またはSMC-D変更の終わり 有効化の基準を満たす接続のみがモニターされます。ピアが SMC-R 変更の始まりまたは SMC-D変更の終わり 対応であるこれらの接続には SMC-R 変更の始まりまたは SMC-D変更の終わり の適格なサブネットを介して直接到達できます。これらの接続では IPSEC は有効化されず、Fast Response Cache Accelerator (FRCA) 機能を活用しません。このフィールドは、AutoSMC モニター機能が有効化され、かつ Source が AUTOSMC である場合にのみ表示されます。AUTOSMC モニター機能は、GLOBALCONFIG プロファイル・ステートメント上の SMCGLOBAL パラメーターの AUTOSMC サブパラメーターによって有効になります。GLOBALCONFIG での SMCGLOBAL パラメーターの AUTOSMC サブパラメーターはデフォルト設定です。
      ガイドライン: 変更の始まりクライアントは SMC-R および SMC-D の両方の通信について最適であるか、あるいはいずれの通信についても最適ではありません。クライアントが SMC-R および SMC-D の通信に最適であるかどうかを判別するためのワークロード・パターン基準は同じです。変更の終わり
    • クライアント接続では、このセクションは確立した接続について SMC 情報を示します。変更の始まりこのセクションは、以下のいずれかの状態の接続について表示されます。変更の終わり変更の始まり
      • GLOBALCONFIG ステートメントの SMCR パラメーターを使用して、少なくとも 1 つの PCIe (Peripheral Component Interconnect Express) 関数 ID (PFID) が定義されている場合。
      • SMCD パラメーターが GLOBALCONFIG ステートメントで定義されました。
      変更の終わり SMC Information セクションには、次の情報が示されます。
      変更の始まりSMCDStatus変更の終わり
      変更の始まりこの接続が共用メモリー通信 - 直接メモリー・アクセス (SMC-D) リンクを経由しているかどうかを示します。このフィールドは、以下のいずれかの値になります。
      Inactive
      この接続が SMC-D リンクを使用しないことを示します。
      SMCDStatus の値が Inactive の場合、以下の情報が表示されます。
      SMCReason reasonCode - reasonText
      このフィールドは、接続が SMC-D リンクを使用していない理由を説明します。可能な値は以下の理由コードです。
      注: 変更の始まり理由コードの値の後ろに、例えば 5302* のようにアスタリスク (*) が表示されることがあります。このアスタリスクは、宛先 IP アドレスに対して SMC-D リンクを確立するための以前の試行が失敗し、TCP/IP によってこの失敗がキャッシュされたことを示します。そのため、TCP/IP はこの接続に SMC-D を使用しようと試みませんでした。SMC-D キャッシングについて詳しくは、「z/OS Communications Server: IP 構成解説書」の『GLOBALCONFIG ステートメント』を参照してください。変更の終わり
      5302 - Route not SMC eligible
      SMC-D 通信は、接続に問題があるか、または SMC-D 処理をサポートするアクティブなインターフェースがないため、この接続に使用できません。
      5306 - No storage for SMC negotiation
      この TCP 接続を介した SMC-D ネゴシエーション用のストレージを取得できません。
      5307 - Connection uses lPSec
      SMC-D 通信は、接続が IP セキュリティーを使用しているため、この接続に使用できません。
      5308 - FRCA server
      SMC-D 通信は、接続が Fast Response Cache Accelerator (FRCA) サーバーによって使用されているため、この接続に使用できません。
      5309 - Pascal application
      SMC-D 通信は、接続が Pascal API アプリケーションによって使用されているため、使用できません。
      530A - NOSMC Port server
      SMC-D 通信は、サーバー・ポートが NOSMC オプションを指定して構成されているため、この接続に使用できません。
      530C - No prefix on interface
      SMC-D 通信は、関連する OSD またはHiperSockets™ インターフェースの有効な IPv6 プレフィックスがないため、この接続に使用できません。
      530D - AUTOSMC detected workload
      SMC-D 通信は、AUTOSMC モニターのため、この接続に使用できません。AUTOSMC モニターは、特定のサーバーへのインバウンド接続において SMC-D がワークロードに適しているかどうかを検出します。AUTOSMC モニター機能について詳しくは、「z/OS Communications Server: IP 構成ガイド」の『AUTOSMC モニター機能』を参照してください。
      530E - No active ISMs for the PNetID
      PNetID に対してアクティブな Internal Shared Memory (ISM) インターフェースが検出されません。
      530F - Peer did not accept SMC-D request
      リモート接続ピアは、SMC-D 通信を使用するように構成されていません。
      5708 - Peer not reachable for SMC-D
      ピア・ホストは SMC-D をサポートしますが、ピアは SMC-D を介して到達できません。例えば、ピアが別の CEC に存在する可能性があるか、同じ PNetID についてピアで SMC-D が有効になっていない可能性があるか、SMC-D について定義された VLAN の一貫性が両方のピアで保たれていません。
      5803 - Insufficient virtual storage
      SMC-D 通信は、TCP 専用 64 ビット仮想ストレージを変更の始まりダイレクト・メモリー・バッファー (DMB)変更の終わり 用に割り振ることができなかったため、この接続に使用できません。
      5804 - SMCD FIXEDMemory limit exceeded reached
      SMC-D 通信は、必須の SMC-D メモリーを割り振ることができなかったため、この接続に使用できません。
      5805 - TCP connection limit reached
      SMC-D 通信は、新規接続の別の 変更の始まりDMB変更の終わり を取得できなかったため、この接続に使用できません。
      5806 - VLAN ID not found
      SMC-D 通信は、SMC-D が有効化された VLAN が見つからなかったため、この接続に使用できません。
      5809 - No qualifying active ISMs
      この TCP 接続に使用できる SMC-D 層で、アクティブな ISM インターフェースが検出されません。
      5819 - Peer is out of synch
      SMC-D 通信は、ネゴシエーション中にピアが非同期状態であるため、この接続に使用できません。
      581E - Peer subnet/prefix mismatch
      SMC-D 通信は、SMC-D に適格な同じサブセット内でピアがアクティブなインターフェースを持っていないため、この接続に使用できません。
      reasonCode - Internal error
      SMC-D 通信は、内部エラーのため、この接続に使用できません。
      reasonCode - *Peer generated*
      SMC-D 通信は、ピアがエラーを報告したため、この接続に使用できません。追加の詳細情報については、ピアの製品の資料を参照してください。NA の値は、TCP/IP スタックがピアから理由コードを取得できなかったことを示します。
      Active
      この接続が SMC-D リンクを使用することを示します。
      SMCDStatus の値が Active の場合、以下の情報が表示され、SMCRStatus フィールドは表示されません。
      LocalSMCLinkId
      このフィールドは、この接続がトラバースするこの TCP/IP スタック上の SMC-D リンクを示します。この TCP/IP スタックは、SMC-D リンク ID を動的に生成します。
      RemoteSMCLinkId
      このフィールドは、この接続がトラバースするリモート・ピア上の SMC-D リンクを示します。リモート・ピアは、この SMC-D リンク ID を生成し、SMC-D リンクのアクティブ化の際にそれをこの TCP/IP スタックに提供します。
      LocalSMCRcvBuf
      このフィールドは、ローカル・ホストが、この接続でリモート・ホストからデータを受信するために使用する 変更の始まりDMB変更の終わり 要素のサイズを示します。
      RemoteSMCRcvBuf
      このフィールドは、リモート・ホストが、この接続でローカル・ホストからデータを受信するために使用する 変更の始まりDMB変更の終わり 要素のサイズを示します。
      変更の終わり
      変更の始まりSMCRStatus変更の終わり
      この接続がリモート直接メモリーアクセスによる共用メモリー通信 (SMC-R) リンクを経由しているかどうかを示します。 このフィールドは、以下のいずれかの値になります。
      Inactive
      この接続が SMC-R リンクを使用しないことを示します。
      変更の始まりSMCRStatus変更の終わり の値が Inactive の場合、以下の情報が表示されます。
      SMCReason reasonCode - reasonText
      このフィールドは、接続が SMC-R リンクを使用していない理由を説明します。可能な値は以下の理由コードです。
      注: 理由コードの値の後ろに、例えば 5013* のようにアスタリスク (*) が表示されることがあります。このアスタリスクは、宛先 IP アドレスに対して SMC-R リンクを確立するための以前の試行が失敗し、TCP/IP によってこの失敗がキャッシュされたことを示します。 そのため、TCP/IP はこの接続に SMC-R を使用しようと試みませんでした。SMC-R キャッシングについて詳しくは、「z/OS Communications Server: IP 構成解説書」の『GLOBALCONFIG ステートメント』を参照してください。
      5013 - RDMA connectivity failure
      SMC-R 通信は、RDMA を介してデータを送信する最初の試行でエラーを検出したため、この接続に使用できません。 このエラーの推定理由は、変更の始まりRNIC変更の終わり インターフェースに接続されるスイッチの構成に問題があるということです。例えば、変更の始まりRNIC変更の終わり インターフェースのスイッチ・ポートに対して構成された VLANID 値が誤っています。
      5203 - Insufficient virtual storage
      SMC-R 通信は、TCP 専用 64 ビット仮想ストレージを RMB バッファーに割り振ることができなかったため、接続に使用できません。
      5204 - SMCR FIXEDMemory limit exceeded reached
      SMC-R 通信は、必須の SMC-R メモリーを割り振ることができなかったため、この接続に使用できません。
      5205 - TCP connection limit reached
      SMC-R 通信は、新規接続の別の RMB を取得できなかったため、この接続に使用できません。
      5206 - VLAN ID not found
      SMC-R 通信は、SMC-R によって有効にされた VLAN が見つからなかったため、この接続に使用できません。
      5209 - No qualifying active RNICs
      この TCP 接続に使用できる SMC-R 層で、アクティブな 変更の始まり「RoCE Express」変更の終わり インターフェースが検出されません。
      5219 - Peer is out of synch
      SMC-R 通信は、ネゴシエーション中にピアが非同期状態であるため、この接続に使用できません。
      521E - Peer subnet/prefix mismatch
      SMC-R 通信は、SMC-R に適格な同じサブセット内でピアがアクティブなインターフェースを持っていないため、この接続に使用できません。
      5301 - Peer did not accept SMC-R request
      リモート接続ピアは、SMC-R 通信を使用するように構成されていません。
      変更の始まり5302 - Route not SMC eligible変更の終わり
      SMC-R 通信は、接続に問題があるか、または SMC-R 処理をサポートするアクティブなインターフェースがないため、この接続に使用できません。
      5303 - No active RNICs for the PNetID
      PNetID のアクティブな 変更の始まり「RoCE Express」変更の終わり 機構が検出されません。
      5304 - Connection is local
      接続ピアは同じ TCP/IP スタック上にあります。
      変更の始まり5306 - No storage for SMC negotiation変更の終わり
      この TCP 接続を介した SMC-R ネゴシエーション用のストレージを取得できません。
      5307 - Connection uses lPSec
      SMC-R 通信は、接続が IP セキュリティーを使用しているため、この接続に使用できません。
      5308 - FRCA server
      SMC-R 通信は、接続が Fast Response Cache Accelerator (FRCA) サーバーによって使用されているため、この接続に使用できません。
      5309 - Pascal application
      SMC-R 通信は、接続が Pascal API アプリケーションによって使用されているため、使用できません。
      530A - NOSMC Port server
      SMC-R 通信は、サーバー・ポートが NOSMC オプションを指定して構成されているため、この接続に使用できません。
      530B - Invalid MTU from peer
      SMC-R 通信は、ピアがこの SMC-R リンクに対して無効な MTU サイズであったため、この接続に使用できません。
      530C - No prefix on interface
      SMC-R 通信は、関連する OSD インターフェースの有効な IPv6 プレフィックスがないため、この接続に使用できません
      530D - AUTOSMC detected workload
      SMC-R 通信は、AUTOSMC モニターのため、この接続に使用できません。AUTOSMC モニターは、特定のサーバーへのインバウンド接続において SMC-R がワークロードに適しているかどうかを検出します。AUTOSMC モニター機能について詳しくは、「z/OS Communications Server: IP 構成ガイド」の『AUTOSMC モニター機能』を参照してください。
      reasonCode - Internal error
      SMC-R 通信は、内部エラーのため、この接続に使用できません。
      reasonCode - *Peer generated*
      SMC-R 通信は、ピアがエラーを報告したため、この接続に使用できません。 追加の詳細情報については、ピアの製品の資料を参照してください。
      Active
      この接続が SMC-R リンクを使用することを示します。
      変更の始まりSMCRStatus変更の終わり の値が Active の場合、以下の情報が表示されます。
      SMCGroupId
      このフィールドは、この接続がトラバースする個々の SMC-R リンクを含む SMC-R リンク・グループを示します。 この TCP/IP スタックは、SMC-R リンク・グループ ID を動的に生成します。
      LocalSMCLinkId
      このフィールドは、この接続がトラバースするこの TCP/IP スタック上の SMC-R リンクを示します。 この TCP/IP スタックは、SMC-R リンク ID を動的に生成します。
      RemoteSMCLinkId
      このフィールドは、この接続がトラバースするリモート・ピア上の SMC-R リンクを示します。 リモート・ピアは、この SMC-R リンク ID を生成し、SMC-R リンクのアクティブ化の際にそれをこの TCP/IP スタックに提供します。
      LocalSMCRcvBuf
      このフィールドは、ローカル・ホストが、この接続でリモート・ホストからデータを受信するために使用する RMB 要素のサイズを示します。
      RemoteSMCRcvBuf
      このフィールドは、リモート・ホストが、この接続でローカル・ホストからデータを受信するために使用する RMB 要素のサイズを示します。
    Ancillary Input Queue
    この接続が、TCP バルク・データ補助入力キューに登録されているかを示します。このフィールドは、listen 状態にある接続に対しては表示されません。このフィールドは、以下のいずれかの値になります。
    N/A
    この接続が、TCP バルク・データ補助入力キューに登録されていないことを示します。
    はい
    この接続が、TCP バルク・データ補助入力キューに登録されていることを示します。
    Ancillary Input Queue の値が Yes の場合は、以下の情報が表示されます。
    BulkDataIntfName
    このフィールドは、インバウンド・トラフィックを受信しているインターフェースの名前を示します。
    ConnectionsIn
    サーバーが受け入れ済みの接続の数。このフィールドは、listen 状態にある接続に対してのみ表示されます。 いったん接続が受け入れられると、 クライアントとサーバーのアプリケーション間でコミュニケーションを始められます。
    ConnectionsDropped
    サーバーに受信された接続要求の数および、最大数の接続要求が既にバックログ・キューにあるために除去された接続要求の数。このフィールドは、listen 状態にある接続に対してのみ表示されます。
    MaximumBacklog
    サーバーがバックログ・キューで保持する接続の最大数。このフィールドは、listen 状態にある接続に対してのみ表示されます。 バックログ・キュー内の接続要求が既に最大数に達しているときに受け取った接続要求は、通常は廃棄されます。バックログ・キューの最大値が大きいと、ドロップすることなくサーバーが処理できる量よりも多くの同時接続要求が発生します。
    ConnectionFlood
    このサーバーが、潜在的な接続フラッディング・アタックを受けているかどうかを示します。着信接続要求に対処するためにバックログ・キューの拡張が必要な場合、サーバーは潜在的な接続フラッディング・アタックを受けていると見なされます。潜在的な接続フラッディング・アタック検出の判断基準は、バックログ・キューの最初のサイズに基づきます。初期バックログ・キューが小規模な場合 (例えば、10 項目) は、サーバーがアタックされていると見なされる前に 2 回拡張できます。これに対し、大規模な初期バックログ・キュー (例えば、500 項目) を持ったサーバーは、アタックされていると見なされる前に 1 回、最大 768 項目まで拡張できます。このフィールドは、listen 状態にある接続に対してのみ表示されます。 値が Yes の場合、このサーバーは潜在的な接続フラッディング・アタックを受けています。
    CurrentBacklog
    バックログ・キューに現在ある接続の数。このフィールドは、listen 状態にある接続に対してのみ表示されます。 この値には、完全に接続が確立済みでサーバー・アプリケーションへの受け入れの準備が整っている接続、およびまだ接続の確立が終了していない (TCP 接続確立のハンドシェークがまだ完了していない) 接続の両方が含まれます。完全に接続が確立していないバックログ・キュー内の接続の数を判別するには、CurrentBacklog 値から ServerBacklog 値を減算します。サーバー・アプリケーションが Fast Response Cache Accelerator (FRCA) 機能を使用している場合、FRCA キャッシュから TCP/IP によってサービスされている完全に確立済みの接続も CurrentBacklog 値に含まれます。このレポートの FRCABacklog 値は、これらの接続の数を示します。
    ServerBacklog
    接続が確立済みで現在バックログ・キュー内にあり、まだ受け入れられていない接続の数。
    FRCABacklog
    FRCA 接続が確立済みで現在バックログ・キュー内にあり、FRCA キャッシュから TCP/IP によってサービスされている接続の数。これらの接続は、サーバー・アプリケーションによって受け入れられる必要はありません。このフィールドは、FRCA 機能を使用するサーバー・アプリケーションに対してのみ適用可能です。
    CurrentConnections
    現在サーバーに対して確立されている接続数。このフィールドは、listen 状態にある接続に対してのみ表示されます。
    SEF
    Server Accept Efficiency Fraction (SEF) は、サーバー・アプリケーションが新規接続セットアップ要求を受け入れて、そのバックログ・キューを管理する際の効率性を示す、約 1 分の間隔で計算される測定値です。この値はパーセントで表示されます。値 100 は、サーバー・アプリケーションがその新規接続セットアップ要求をすべて正常に受け入れていることを示します。値 0 は、サーバー・アプリケーションが新規接続セットアップ要求に応答していないことを示します。このフィールドは、listen 状態にある接続に対してのみ表示されます。

    SHAREPORTWLM を使用する場合、SEF 値は WLM サーバー固有の重みを変更するために使用されるため、新規接続セットアップ要求がこのポートを共用してサーバーに配布される方法に影響があります。SHAREPORT を使用する場合、SEF 値は SHAREPORT サーバー間での新規接続セットアップ要求の配布に重み付けをするために使用されます。SHAREPORT または SHAREPORTWLM のどちらが指定されるかに関係なく、SEF 値はディストリビューターに戻され、Target Server Responsiveness Fraction の計算の一部に使用されます。これは新規接続セットアップ要求をターゲット・サーバーに配布する方法に影響を与えます。

    Quiesced
    このサーバーが DVIPA シスプレックス・ディストリビューターのワークロード・バランシングのために静止したかを示します。このフィールドは、listen 状態にある接続に対してのみ表示されます。 値が Dest の場合、このサーバーはサーバー・アプリケーションが再開されるまで新規の DVIPA シスプレックス・ディストリビューターのワークロード接続を受信しません。サーバー・アプリケーションが再開されると、Quiesced (静止) の値が No に変更されます。
    SharePort
    複数の TCP リスニング・サーバーが同じポートを共用していることを示します。このフィールドは、listen 状態にある接続に対してのみ表示されます。 TCP が着信接続をリスナーに配布するために使用する方法は、後述の Base または WLM で示されます。TCP の共有に関する詳細については、「z/OS Communications Server: IP 構成解説書」の PORT プロファイル・ステートメントを参照してください。
    Base
    接続は SEF 値を使用して使用可能な共用ポートのリスナー間で均等に配布されます。この値は PORT プロファイル・ステートメントの SHAREPORT パラメーターに対応します。
    WLM
    接続は正規化 WLM サーバー固有の重みを使用して、使用可能な共用ポートのリスナー間で配布されます。この値は PORT プロファイル・ステートメント上の SHAREPORTWLM パラメーターに対応します。
    RawWeight
    このサーバーの未加工の複合重み。この複合重みは、アプリケーションの汎用 CPU、zAAP、および zIIP のプロセッサー使用率に基づいています。
    NormalizedWeight
    WLM サーバー固有の重みの正規化された値。オリジナルの WLM からの未加工の重みは、分散アルゴリズムを使用するために比例して削減されます。 SHAREPORTWLM が PORT プロファイル・ステートメントで指定される場合、接続は正規化された重みを使用して重み付きラウンドロビン方法でサーバーに配布されます。表示される正規化された重みは、SEF 値で変更された後に表示されます。このフィールドは、使用する配布方法 (Base または WLM) に関係なく表示されます。
    Abnorm
    トランザクションが異常に完了する状態がサーバー・アプリケーションで起こっているかどうかを示します。この値は、合計 1000 トランザクションの完了ごとの異常トランザクション完了率を示します。 これが適用されるのは、IWMRPT など、Subsystem Work Managers として機能し、ワークロード管理サービスを使用してトランザクション状況を報告する TCP アプリケーションに対してのみです。例えば、値 100 は、サーバー・アプリケーションで処理されるすべてのトランザクションの 10% が異常に完了していることを示します。正常な状態では、この値は 0 です。ゼロ以外の値は、サーバー・アプリケーションが何らかのトランザクションの異常完了を WLM に報告し、WLM がこのサーバー・インスタンスのシスプレックス・ディストリビューターに対する推奨を削減していることを示します。 この WLM 推奨の削減により、さらに多くの新規 TCP 接続が、トランザクションの異常完了が生じる問題のある状態が起こっていないサーバーに送られます。

    Abnorm 率フィールドの値が大きいほど、WLM がこのターゲット・インスタンスの推奨に適用する削減が大きくなります。サーバー・アプリケーションに対してトランザクションの異常完了を起こす状態の詳細については、サーバー・アプリケーションに付属の資料を参照してください。

    アプリケーションでこのトランザクション状況を WLM に提供していない場合、または SHAREPORTWLM を構成していない場合、このフィールドの値は 0 となります。ワークロード管理インターフェースについての詳細は、「z/OS MVS プログラミング: ワークロード管理サービス」を参照してください。

    Health
    サーバー・アプリケーションのヘルス・インディケーター。このヘルス・インディケーターは、IWM4HLTH サービスまたは IWMSRSRG サービスを使用して WLM にこの情報を提供するアプリケーションでのみ使用可能です。これはアプリケーションまたはサブシステムの一般的なヘルス標識を示します。正常な状態では、このフィールドの値が 100 となり、サーバーが 100% 正常であることを示します。100 未満の値は、新規の作業要求が正常に処理されない可能性がある問題の状態がサーバーで起こっていることを示します。また、100 未満の値により、WLM はこのサーバー・インスタンスのシスプレックス・ディストリビューターに対する推奨を削減します。この WLM 推奨の削減により、さらに多くの新規 TCP 接続が問題の状態が起こっていないサーバーに送られます。

    WLM 推奨の削減は、ヘルス・インディケーターの値に比例します。例えば、Health の値が 20% の場合、WLM はこのサーバーに対する推奨を 80% 削減します。ヘルス・インディケーターが 100 未満を示す状態の詳細については、サーバー・アプリケーションの資料を参照してください。

    アプリケーションでこのヘルス・インディケーターを WLM に提供していない場合、または SHAREPORTWLM を構成していない場合、このフィールドの値は 100 となります。ワークロード管理インターフェースの詳細については、「z/OS MVS プログラミング: ワークロード管理サービス」を参照してください。

    RawCP
    WLM サーバー固有の未加工の汎用 CP の重み。
    RawzAAP
    WLM サーバー固有の未加工の zAAP の重み。
    RawzIIP
    WLM サーバー固有の未加工の zIIP の重み。
    PropCP
    アプリケーションのワークロードが現在消費している CP 容量をその他のプロセッサー (zIIP および zAAP) と比較した比率により変更される RawCP の値。
    PropzAAP
    アプリケーションのワークロードが現在消費している zAAP 容量をその他のプロセッサー (CP および zIIP) と比較した比率により変更される RawzAAP の値。
    PropzIIP
    アプリケーションのワークロードが現在消費している zIIP 容量をその他のプロセッサー (CP および zAAP) と比較した比率により変更される RawzIIP の値。
    ILWeighting
    各システムの SERVERWLM 勧告を決定するために、ワークロード・マネージャー (WLM) が、さまざまな重要度レベル (IL) で変位可能な容量を比較するときに使用する重み付け係数。
    XcostzAAP
    zAAP プロセッサーでの実行をターゲットとしたが、標準的なプロセッサーで実行されたワークロードに適用されるクロスオーバー・コスト。
    XcostzIIP
    zIIP プロセッサーでの実行をターゲットとしたが、標準的なプロセッサーで実行されたワークロードに適用されるクロスオーバー・コスト。
    Application Data
    アプリケーションで使用される接続をユーザーが位置指定して表示しやすいアプリケーション・データ。アプリケーション・データの先頭は、アプリケーション・データ領域の形式を示します。z/OS Communications Server アプリケーションの場合は、アプリケーションが提供するデータの形式、内容、および意味について、「z/OS Communications Server: IP Programmer's Guide and Reference」のアプリケーション・データの説明を参照してください。 その他のアプリケーションの場合は、そのアプリケーションに付属の資料を参照してください。アプリケーション・データが存在する場合、そのデータは文字形式で表示されます。非印刷可能文字は、ドットとして表示されます。
  • UDP ソケット入力に対して、以下のフィールドが表示されます。
    Client Name
    詳しい説明は、Netstat レポートの一般概念の Client name または User ID の情報を参照してください。
    Client ID
    詳しい説明は、Netstat レポートの一般概念の Client ID または Connection Number の情報を参照してください。
    Local Socket
    詳しい説明は、Netstat レポートの一般概念の Local Socket の情報を参照してください。
    Foreign Socket
    詳しい説明は、Netstat レポートの一般概念の Foreign Socket の情報を参照してください。
    BytesIn
    スタックがこの UDP ソケットで受信したデータのバイト数。 すべてのアプリケーションがこのソケットで受信した合計バイト数、および どのアプリケーションにもまだ読み取られていないスタック・バッファー内の合計バイト数の両方を含みます。
    BytesOut
    このソケットから送信されるユーザー・データの発信バイト数。
    DgramIn
    スタックがこの UDP ソケットで受信したデータグラム数。 すべてのアプリケーションがこのソケットで受信した合計データグラム数、およびどのアプリケーションにもまだ読み取られていないスタック・バッファー内の合計データグラム数の両方を含みます。 データグラムは、UDP パケットに含まれるデータ・バイトのグループです。
    DgramOut
    このソケットから送信される発信データグラム数。
    Last touched 時刻
    詳しい説明は、Netstat レポートの一般概念の Last touched 時刻の情報を参照してください。
    MaxSendLim
    このソケットから送信されるユーザーのデータグラムに許可される最大サイズ。
    MaxRecvLim
    このソケットで受信されるユーザーのデータグラムに許可される最大サイズ。
    SockOpt
    ソケット・オプション・フラグ。 IPv6 使用可能ではない TCP/IP スタックでは、 共通ソケット・オプションの 1 バイトの 16 進値です。IPv6 使用可能の TCP/IP スタックでは、これは共通ソケット・オプションの 1 バイトの 16 進値で、 後に 3 バイトの IPv6 固有のソケット・オプションの 16 進値が続きます。
    IPv4 ソケット・オプション:
    80   1... ....
    ブロードキャスト・アドレスの使用を許可する (IPv4 のみ)
    40  .1.. ....
    データグラムのループバックを許可する
    20  ..1. ....
    正規経路をバイパスする
    10   ...1 ....
    ICMP メッセージを転送する (Pascal API)
    08  .... 1...
    マルチキャスト・パケットの最終送信
    04  .... .1..
    このソケットによってマルチキャスト・パケットは受信される
    02  .... ..1.
    再使用アドレス
    その他の値
    予約済み
    IPv6 ソケット・オプション:
    バイト 1
    80   1... ....
    AF_INET6 ソケット
    40  .1.. ....
    オプション・セット IPV6_V6ONLY
    20  ..1. ....
    オプション・セット IPV6_RECVPKTINFO
    10   ...1 ....
    オプション・セット IPV6_RECVHOPLIMIT
    08  .... 1...
    ユニキャスト・オプションの IPV6_USE_MIN_MTU
    04  .... .1..
    オプション・セット IPV6_PKTINFO src IP@
    02  .... ..1.
    インターフェース・インデックス・オプション・セット IPV6_PKTINFO
    01  .... ...1
    オプション・セット IPV6_UNICAST_HOPS
    バイト 2
    80   1... ....
    マルチキャスト・オプション・セットの IPV6_USE_MIN_MTU
    40  .1.. ....
    オプション・セット IPV6_RECVRTHDR
    20  ..1. ....
    オプション・セット IPV6_RECVHOPOPTS
    10   ...1 ....
    オプション・セット IPV6_RECVDSTOPTS
    08  .... 1...
    オプション・セット IPV6_RECVTCLASS
    04  .... .1..
    オプション・セット IPV6_NEXTHOP
    02  .... ..1.
    オプション・セット IPV6_RTHDR
    01  .... ...1
    オプション・セット IPV6_HOPOPTS
    バイト 3
    80   1... ....
    オプション・セット IPV6_DSTOPTS
    40  .1.. ....
    オプション・セット IPV6_RTHDRDSTOPTS
    20  ..1. ....
    オプション・セット IPV6_TCLASS
    10   ...1 ....
    オプション・セット IPV6_DONTFRAG
    08  .... 1...
    オプション・セット IPV6_RECVPATHMTU
    その他の値
    予約済み
    DSField
    この接続では、DiffServe コードポイント値が使用されます。
    DSField は、以下のいずれかの値を表しています。
    • サービス・ポリシー・エージェントのポリシーがこの項目で有効な場合は、次の値のいずれかが使用されます。
      • RFC 791 および 1349 によって定義される ToS 値
      • RFC 2474 によって定義される DiffServ フィールドの値
    • 有効なサービス・ポリシー・エージェントのポリシーはないが、Enterprise Extender 接続で使用されている UDP 項目の場合は、VTAM® IP サービス・タイプ値の、以下いずれかの 16 進値が表示されます。

      20     Low
      40     Medium
      80     High
      C0    Network

      追加情報については、「z/OS Communications Server: SNA ネットワーク・インプリメンテーション・ガイド」を参照してください。
    • 上記のいずれも該当しない場合は、この値は 0 になります。
    QOSPolicy
    この接続に対して適合する QoS ポリシー規則が検出されたかを示します。このフィールドは、以下のいずれかの値になります。
    いいえ
    この接続に対して適合する QoS ポリシー規則が検出されなかったことを示します。
    はい
    この接続に対して適合する QoS ポリシー規則が検出されたことを示します。QOSPolicy フィールドの値が Yes の場合は、以下の情報が表示されます。
    QOSRuleName
    この接続に使用されるポリシー規則の名前。 このポリシーは、アウトバウンド・トラフィック専用です。
    RoutingPolicy
    この接続に対して適合するルーティング・ポリシー規則が検出されたかを示します。このフィールドは、以下のいずれかの値になります。
    いいえ
    この接続に対して適合するルーティング・ポリシー規則が検出されなかったことを示します。
    はい
    この接続に対して適合するルーティング・ポリシー規則が検出されたことを示します。
    RoutingPolicy フィールドの値が Yes の場合は、以下の情報が表示されます。
    RoutingTableName
    この接続に対して経路を検出するために使用されたルーティング・テーブルの名前。経路が検出されなかった場合は、*NONE* が表示されます。メイン・ルーティング・テーブルが使用された場合は、EZBMAIN が表示されます。
    RoutingRuleName
    この接続に使用されるルーティング・ポリシー規則の名前。
    ReceiveDataQueued
    リモート・アプリケーションからの受信キューにある、まだ読み取られていないデータのバイト数。バイト数がゼロ以外の場合は、以下の情報が表示されます。
    OldQDate
    受信キューにある最も古いデータグラムの日付。
    OldQTime
    受信キューにある最も古いデータグラムの時刻。
    ReceiveMsgCnt
    受信キューにあるデータグラムの数。
    Multicast Specific
    このソケットに関連するマルチキャスト・データがあることを示します。

    発信マルチキャスト・データの場合は、以下のフィールド説明が適用されます。

    HopLimit
    存続時間値。
    LoopBack®
    データグラムがループバックに送信されるかを示します。
    OutgoingIpAddr
    データグラムが送信されるリンクの IPv4 IP アドレス。ソケットが IP_MULTICAST_IF setsockopt オプションとともに設定されていない場合、このフィールドの値は 0.0.0.0 です。このフィールドは、IPv6 マルチキャスト入力には適用されません。
    OutgoingIntf
    データグラムが送信される IPv6 インターフェースの名前。ソケットが IPV6_MULTICAST_IF setsockopt オプションとともに設定されていない場合、このフィールドはブランクです。このフィールドは、IPv4 マルチキャスト入力には適用されません。
    着信マルチキャスト・データの場合は、以下のフィールド説明が適用されます。
    Group
    データが受信されるマルチキャスト IP アドレス (最大 20)。
    IncomingIpAddr
    マルチキャスト・データグラムを受け取るリンクの IPv4 IP アドレス。このフィールドは、IPv6 マルチキャスト入力には適用されません。
    IncomingIntf
    マルチキャスト・データグラムを受け取る IPv6 インターフェースの名前。このフィールドは、IPv4 マルチキャスト入力には適用されません。
    SrcFltMd
    送信元フィルター・モード。Include または Exclude のいずれかの値になります。送信元フィルターは、着信マルチキャスト・データにのみ適用されます。この送信元フィルター機能は、UDP ソケット用のアプリケーションにより設定されます。詳しくは、「z/OS Communications Server: IP ソケット・アプリケーション・プログラミング・インターフェースのガイドとリファレンス」のマルチキャスト・プログラムの設計に関する情報を参照してください。 送信元フィルターは、関連する IncomingIPAddr アドレスまたは IncomingIntf インターフェースの SrcAddr フィールドにあるすべての IP アドレスに適用されます。
    Include
    ソケットが SrcAddr フィールドに指定の IP アドレスと一致する送信元 IP アドレスを持つマルチキャスト・データグラムのみを受信することを示します。
    Exclude
    送信元フィルター機能がソケットに対してアクティブでないか、または SrcAddr フィールドに指定の IP アドレスと一致しない送信元 IP アドレスを持つマルチキャスト・データグラムのみを受信するようにアプリケーションが要求していることを示します。送信元フィルター機能がアクティブでないか、送信元フィルター機能はアクティブでも SrcAddr の値が設定されていない場合は、SrcAddr フィールドの値は None となります。
    SrcAddr
    ソケットの送信元アドレス情報。
    ipaddr
    アプリケーションに受け渡す着信マルチキャスト・データグラムを判別するために使用される、SrcFltMd 値とともに使用する送信元 IP アドレス (最大 64)。
    なし
    この値が表示されるのは、送信元フィルター機能がソケットに対してアクティブでないか、またはグループ・マルチキャスト・アドレス、IncomingIPAddr アドレス、または IncomingIntf インターフェースに送信元 IP アドレスが関連付けられていない場合のみです。 対応する SrcFltMd フィールドの値は Exclude となります。
    StartDate
    Netstat レポートの一般概念に記載されている StartDate についての情報を参照してください。
    StartTime
    Netstat レポートの一般概念に記載されている StartTime についての情報を参照してください。