tand32()、tand64()、tand128() - 正接の計算

標準

形式

#define __STDC_WANT_DEC_FP__
#include <math.h>

_Decimal32  tand32(_Decimal32 x);
_Decimal64  tand64(_Decimal64 x);
_Decimal128 tand128(_Decimal128 x);
_Decimal32  tan(_Decimal32 x);     /* C++ only */
_Decimal64  tan(_Decimal64 x);     /* C++ only */
_Decimal128 tan(_Decimal128 x);    /* C++ only */

機能説明

x の正接を計算します。ここで、x は、ラジアンで表されます。x が大きい場合、 結果において部分的な有効数字の消失が起こることがあります。

これらの関数は、IEEE 10 進数浮動小数点形式で機能します。詳細は、IEEE 10 進数浮動小数点を参照してください。

戻り値

x の計算された正接を戻します。

正しい値がアンダーフローの原因になった場合には、ゼロが戻されます。結果 がオーバーフローする場合、±HUGE_VAL_D32、±HUGE_VAL_D64、または ±HUGE_VAL_D128 が戻されます。 アンダーフローとオーバーフローの両方の場合に、値 ERANGE が errno に保管されます。

例

⁄* CELEBT22

   This example illustrates the tand64() function.

   This example computes x as the tangent of PI⁄4.

*⁄

#define __STDC_WANT_DEC_FP__
#include <math.h>
#include <stdio.h>

int main(void)
{
   _Decimal64 pi, x;

   pi = 3.1415926DD;
   x = tand64(pi⁄4.0DD);

   printf("tand64( %Df ) is %Df¥n", pi⁄4.0DD, x);
}

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