QuerySchEnv() — WLM スケジューリング環境の照会

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目
z/OS® UNIX 両方  

形式

#include <sys/__wlm.h>

int QuerySchEnv(struct sethdr *sysi_ptr, int *anslen);

機能説明

QuerySchEnv() 関数は、WLM スケジューリング環境を照会する 機能をアプリケーションに提供します。
*sysi_ptr
サービスが WLM システム情報を戻すバッファーをポイントします。 戻されるデータは、構造体 sysi の形式です。
*anslen
WLM システム情報が戻されるバッファーの長さが入っている整数データ・フィールド をポイントします。

戻り値

正常終了した場合、QuerySchEnv() は 0 を戻します。

正常終了しなかった場合、QuerySchEnv() は -1 を戻し、errno を次の いずれかの値に設定します。戻された errno と __errno2() が、用意された バッファーが小さすぎることを示している場合、anslen 引数は、WLM システム 情報を保持するのに必要な長さを含むように更新されています。
エラー・コード
説明
EFAULT
この関数の引数に、呼び出し元からアクセスできないアドレスが入っていました。
EINVAL
この関数の引数に、正しくない値が入っていました。
EMVSSAF2ERR
セキュリティー・プロダクトでエラーが発生しました。
EMVSWLMERROR
WLM スケジューリング環境の照会は失敗しました。__errno2() を使用して、その障害についての WLM サービス理由コードを取得してください。
EPERM
呼び出しスレッドのアドレス・スペースは、BPX.WLMSERVER 機能クラスに対して許可されません。BPX.WLMSERVER が定義される場合は、BPX.WLMSERVER 機能クラスに対して呼び出し元のアドレス・スペースが許可されて いる必要があります。BPX.WLMSERVER が定義されないと、呼び出しプロセスは、スーパーユーザー (UID=0) として定義されません。

関連情報