CheckSchEnv() - WLM スケジューリング環境の検査

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目
z/OS® UNIX 両方  

形式

#include <sys/__wlm.h>

int CheckSchEnv(const char *sched_env,
                  const char *system_name);

機能説明

CheckSchEnv() 関数は、WLM スケジューリング環境を検査するために アプリケーションが接続する機能を提供します。
*sched_env
照会する WLM スケジューリング環境を表す 16 バイトの 文字ストリングを指します。環境名が 16 文字未満の場合、その名前の右側をブランクで埋める必要 があります。
*sys_name
照会するシステム名を表す 8 バイトの文字ストリングを指します。システム名が 8 文字未満の場合、その名前の右側をブランクで埋める必要 があります。

戻り値

正常に実行された場合、CheckSchEnv() は 0 を戻します。

正常に実行されなかった場合、CheckSchEnv() は -1 を戻して、errno を次のいずれかの 値に設定します。
エラー・コード
説明
EFAULT
この関数の引数に、呼び出し元からアクセスできないアドレスが入っていました。
EINVAL
この関数の引数に、正しくない値が入っていました。
EMVSSAF2ERR
セキュリティー・プロダクトでエラーが発生しました。
EMVSWLMERROR
WLM スケジューリング環境検査が失敗した。__errno2() を使用して、その障害についての WLM サービス理由コードを取得してください。
EPERM
呼び出しスレッドのアドレス・スペースは、BPX.WLMSERVER 機能クラスに対して許可されません。BPX.WLMSERVER が定義される場合は、BPX.WLMSERVER 機能クラスに対して呼び出し元のアドレス・スペースが許可されて いる必要があります。BPX.WLMSERVER が定義されないと、呼び出しプロセスは、スーパーユーザー (UID=0) として定義されません。

関連情報