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Windows デフォルト構成オブジェクト
Windows システムでは、 IBM® MQ Postcard アプリケーションを使用して、デフォルト構成をセットアップすることができます。
Windows デフォルト構成オブジェクトに使用される名前の多くは、短い TCP/IP 名を使用する必要があります。 これはドメイン部分を含まないコンピューターの TCP/IP 名です。例えば、コンピューター mycomputer.hursley.ibm.com の短い TCP/IP 名は mycomputer です。 この TCP/IP 名を切り捨てなければならない場合、最後の文字がピリオド (.) のときは、そのピリオドは削除されます。
短い TCP/IP 名の中の、 IBM MQ オブジェクト名には無効な文字 (例えば、ハイフン) はすべて、下線文字に置き換えられます。
IBM MQ オブジェクト名に有効な文字は、a から z、A から Z、0 から 9、および 4 つの特殊文字/% です。 および _ です。
Windows デフォルト構成のクラスター名は DEFAULT_CLUSTER です。
キュー・マネージャーがリポジトリー・キュー・マネージャーでない場合は、 表 1 にリストされているオブジェクトが作成されます。
| オブジェクト | 名前 |
|---|---|
| キュー・マネージャー | 接頭部に QM_ という文字が付いた短い TCP/IP 名。 キュー・マネージャー名の最大長は 48 文字です。 この制限を超える名前は、48 文字に切り捨てられます。 名前の最後の文字がピリオド (.) の場合は、スペース ( ) に置き換えられます。 キュー・マネージャーには、コマンド・サーバー、チャネル・リスナー、およびチャネル・イニシエーターが関連付けられます。 チャネル・リスナーは、標準 IBM MQ ポート (ポート番号 1414) で listen します。 このデフォルト構成キュー・マネージャーが存在している限り、このマシン上に作成されたその他のキュー・マネージャーは、ポート 1414 を使用できません。 |
| 汎用クラスター受信側チャネル | 先頭に文字 TO_QM_ が付いた短い TCP/IP 名。 総称クラスター受信側名の最大長は 20 文字です。 この制限を超える名前は、20 文字に切り捨てられます。 名前の最後の文字がピリオド (.) の場合は、スペース ( ) に置き換えられます。 |
| クラスター送信側チャネル | クラスター送信側チャネルは、最初は TO_ + QMNAME + という名前で作成されます。 IBM MQ がデフォルト構成クラスターのリポジトリー・キュー・マネージャーへの接続を確立すると、この名前はデフォルト構成クラスターのリポジトリー・キュー・マネージャーの名前に置き換えられ、接頭部に文字 TO_ が付きます。 クラスター送信側チャネル名の最大長は 20 文字です。 この制限を超える名前は、20 文字に切り捨てられます。 名前の最後の文字がピリオド (.) の場合は、スペース ( ) に置き換えられます。 |
| ローカル・メッセージ・キュー | ローカル・メッセージ・キューは default と呼ばれます。 |
| IBM MQ Postcard アプリケーションで使用されるローカル・メッセージ・キュー | IBM MQ Postcard アプリケーションで使用されるローカル・メッセージ・キューは、 postcardと呼ばれます。 |
| サーバー接続チャネル | サーバー接続チャネルにより、クライアントはキュー・マネージャーに接続できます。 その名前は短い TCP/IP 名で、接頭部に文字 S_ が付きます。 サーバー接続チャネル名の最大長は 20 文字です。 この制限を超える名前は、20 文字に切り捨てられます。 名前の最後の文字がピリオド (.) の場合は、スペース ( ) に置き換えられます。 |
- キュー・マネージャーは、デフォルト構成クラスター用のリポジトリー・キュー・マネージャーとして定義されます。
- クラスター送信側チャネルは定義されていません。
- 先頭に文字 clq_default_ の付いた短い TCP/IP 名であるローカル・クラスター・キューが作成されます。 この名前の最大長は 48 文字です。 この長さを超える名前は、48 文字に切り捨てられます。
リモート管理機能を要求すると、サーバー接続チャネル、SYSTEM.ADMIN.SVRCONN も作成されます。