[Windows]

MSCS での looksAlive と isAlive のポーリング

looksAlive および isAlive は、MSCS がリソース・タイプで提供されているライブラリー・コードにコールバックを行い、そのリソースがそれ自体の作業状況を判別するための検査を実行するように要求する間隔です。 これは最終的には、MSCS がリソースのフェイルオーバーを行うかどうかを判別します。

looksAlive 間隔が経過すると (デフォルトは 5000 ms)、キュー・マネージャー・リソースが呼び出され、その状況が適切なものであるかどうかを判別する独自の検査を実行します。

isAlive 間隔が経過すると (デフォルトは 30000 ms)、キュー・マネージャー・リソースへの別の呼び出しが行われ、リソースが正しく機能しているかどうかを判別する別の検査が実行されます。 これにより、2 つのレベルのリソース・タイプ検査を行うことができます。
  1. looksAlive 状況検査では、リソースが機能しているかどうかが明らかにされます。
  2. isAlive はより重要な検査であり、キュー・マネージャー・リソースがアクティブであるかどうかが判別されます。
キュー・マネージャー・リソースがアクティブではないと判別された場合、MSCS は他の拡張 MSCS オプションに基づいて、そのリソースおよび関連する従属リソースの、クラスター内の別のノードへのフェイルオーバーをトリガーします。 詳しくは、 MSCS の資料を参照してください。