DEFINE STGPOOL (ストレージ・プールの定義)

1 次ストレージ・プール、コピー・ストレージ・プール、活動データ・プール、ディレクトリー・コンテナー・ストレージ・プール、コンテナー・コピー・ストレージ・プール、あるいはクラウド環境内のコンテナー・ストレージ・プールを定義するには、このコマンドを使用します。

1 次ストレージ・プールは、バックアップ・ファイル、アーカイブ・ファイル、またはクライアント・ノードからマイグレーションするファイルの宛先を提供します。コピー・ストレージ・プールは、1 次ストレージ・プール内にあるファイルのコピーの宛先を提供します。活動データ・プールは、1 次ストレージ・プール内にあるバックアップ・データの活動バージョンの宛先を提供します。コンテナー・ストレージ・プールは、重複排除されたファイルの宛先を提供します。 クラウド・ストレージ・プールは、クラウド環境でのストレージを提供します。コンテナー・コピー・ストレージ・プールは、ディレクトリー・コンテナー・ストレージ・プールのテープ・コピーを提供します。1 つのサーバーに対して定義できるストレージ・プールの最大数は 999 です。

ストレージ・プール中のすべてのボリュームは、同じ装置クラスに所属します。ランダム・アクセス・ストレージ・プールは DISK 装置タイプを使用します。ランダム・アクセス・ストレージ・プールを定義した後で、そのプールのボリュームを定義して、記憶スペースを作成しなければなりません。

順次アクセス・ストレージ・プールは、 磁気テープ装置、ディスク上のファイル (FILE 装置タイプ)、および別のサーバー上のストレージ (SERVER 装置タイプ) に対して 定義した装置クラスを使用します。 順次アクセス・ストレージ・プール内にストレージ・スペースを作成する場合は、 プールの定義時または更新時にそのプール用としてスクラッチ・ボリュームを使用できるようにするか、あるいはプールを定義した後にそのプール用の ボリュームを定義する必要があります。この両方を実行することもできます。

制約事項: クライアントが同時書き込み機能とデータ重複排除を使用している場合、ストレージ・プールへのバックアップ中にデータ重複排除機能は使用不可になります。

DEFINE STGPOOL コマンドには、次の 7 つの形式があります。 各形式の構文およびパラメーターは、別々に定義されています。

表 1. DEFINE STGPOOL に関連するコマンド
コマンド 説明
BACKUP DB IBM Spectrum Protect データベースを順次アクセス・ボリュームにバックアップします。
BACKUP STGPOOL 1 次ストレージ・プールをコピー・ストレージ・プールにバックアップします。
COPY ACTIVEDATA 活動バックアップ・データをコピーします。
DEFINE COLLOCGROUP コロケーション・グループを定義します。
DEFINE COLLOCMEMBER コロケーション・グループにクライアント・ノードまたはファイル・スペースを追加します。
DEFINE DEVCLASS 装置クラスを定義します。
DEFINE STGPOOLDIRECTORY ディレクトリー・コンテナー・ストレージ・プールまたはクラウド・コンテナー・ストレージ・プールにストレージ・プール・ディレクトリーを定義します。
DEFINE VOLUME 指定されたストレージ・プール内でストレージに使用されるボリュームを割り当てます。
DELETE COLLOCGROUP コロケーション・グループを削除します。
DELETE COLLOCMEMBER コロケーション・グループからクライアント・ノードまたはファイル・スペースを削除します。
DELETE STGPOOL ストレージ・プールをサーバー・ストレージから削除します。
MOVE DATA データを指定されたストレージ・プール・ボリュームから別のストレージ・プール・ボリュームに移動します。
MOVE MEDIA 自動化ライブラリーで管理するストレージ・プール・ボリュームを移動します。
QUERY COLLOCGROUP コロケーション・グループについての情報を表示します。
QUERY DEVCLASS 装置クラスについての情報を表示します。
QUERY NODEDATA クライアント・ノードのデータのロケーションおよびサイズについての情報を表示します。
QUERY SHREDSTATUS 断片化を待機しているデータについての情報を表示します。
QUERY STGPOOL ストレージ・プールについての情報を表示します。
RENAME STGPOOL ストレージ・プールを名前変更します。
REPAIR STGPOOL ディレクトリー・コンテナー・ストレージ・プールを修復します。
PROTECT STGPOOL ディレクトリー・コンテナー・ストレージ・プールを保護します。
RESTORE STGPOOL ファイルをコピー・ストレージ・プールから 1 次ストレージ・プールにリストアします。
RESTORE VOLUME 1 次ストレージ・プール内の指定されたボリュームに保管されていたファイルをコピー・ストレージ・プールからリストアします。
SET DRMPRIMSTGPOOL 1 次ストレージ・プールを DRM が管理することを指定します。
SHRED DATA 削除済みデータを断片化するプロセスを手動で開始します。
UPDATE COLLOCGROUP コロケーション・グループの記述を更新します。
UPDATE STGPOOL ストレージ・プールの属性を変更します。