rec_his_retentn - リカバリー履歴保持期間の構成パラメーター

このパラメーターは、バックアップで履歴情報が保持される日数を指定します。

構成タイプ
データベース
パラメーター・タイプ
オンラインで構成可能
伝搬クラス
トランザクション境界
デフォルト [範囲]
366 [-1; 0 - 30 000]
単位

リカバリー履歴ファイルがバックアップ、リストア、ロードの追跡に必要でない場合、このパラメーターの値を小さく設定することができます。

rec_his_retentn が -1 に設定され、auto_del_rec_objOFF に設定されている場合、フル・データベース・バックアップ、およびそのデータベース・バックアップに関連した表スペース・バックアップを示す項目数が、num_db_backups データベース構成パラメーターによって指定された値に対応します。 リカバリー履歴ファイル内の他の項目は、使用可能なコマンドまたは API を明示的に使用することによってのみ、整理することができます。 rec_his_retentn-1 に設定され、auto_del_rec_objON に設定されている場合、履歴ファイルは自動的に整理されず、リカバリー・オブジェクトも削除されません。

rec_his_retentn0 に設定され、auto_del_rec_objOFF に設定されている場合、履歴ファイル内のすべての項目 (最新のフルバックアップ以外) が整理されます。 auto_del_rec_objON に設定されていると、num_db_backups データベース構成パラメーターによって選択されるバックアップのタイム・スタンプに基づいて、自動化された履歴ファイルの整理とリカバリー・オブジェクトの削除が実行されます。

保持期間がどんなに短くても、PRUNE コマンドに FORCE オプションを指定していない場合、最新のフル・データベース・バックアップとそのリストア・セットは必ず保持されます。

num_db_backups 構成パラメーターと rec_his_retentn 構成パラメーターが両方とも設定されている場合、num_db_backups 条件と rec_his_retentn 条件の両方が満たされない限り、バックアップは削除されません。