chngpgs_thresh - 変更済みページしきい値構成パラメーター

このパラメーターで、非同期ページ・クリーナーが現在アクティブでない場合 に、非同期ページ・クリーナーが始動する変更済みページ数のレベル (パーセント) を指定します。

構成タイプ
データベース
パラメーター・タイプ
  • 構成可能
  • Db2® pureScale® 環境のメンバーにより構成可能
デフォルト [範囲]
60 [5 - 99 ]
注: デフォルト値は、初期データベース作成後に Db2 構成アドバイザーによって変更される場合があります。
単位
パーセンテージ

非同期ページ・クリーナーは、バッファー・プール内のスペースが データベース・エージェントによって必要とされる前に、変更済みページを バッファー・プール (複数の場合もある) からディスクに 書き込みます。 その結果として、データベース・エージェントは、変更済みページが書き出されて、バッファー・プール 内のスペースを使用できるようになるのを待機する必要がなくなります。 こうして、データベース・アプリケーション全体のパフォーマンスが向上します。

ページ・クリーナーを始動すると、ディスクに書き込むページのリストが 作成されます。 これらのページのディスクへの書き込みが完了する と、ページ・クリーナーは再度非アクティブになり、次のトリガーの開始を 待ちます。

DB2_USE_ALTERNATE_PAGE_CLEANING レジストリー変数が設定されると (つまり、ページ・クリーニングの代替方法を使用すると)、chngpgs_thresh パラメーターは無効になり、データベース・マネージャーはバッファー・プールに保持するダーティー・ページの数を自動的に判別します。

推奨: 更新トランザクション・ワークロードが大きいデータベースの場合 は、パラメーター値をデフォルト値以下に設定することに よって、一般的には、バッファー・プール内に十分なクリーン・ページを 確保できます。 データベースに非常に大きな表が少数しかない場合は、パーセンテージをデフォルトよりも 大きくすると、パフォーマンスを上げることができます。