logsecond - 2 次ログ・ファイル数構成パラメーター
このパラメーターは、リカバリー・ログ・ファイルのために作成および使用される 2 次ログ・ファイルの数を指定します。 2 次ログ・ファイルが作成されるのは、必要な場合だけです。
- 構成タイプ
- データベース
- パラメーター・タイプ
- オンラインで構成可能
- 伝搬クラス
- 即時
- デフォルト [範囲]
- 10 [-1; 0 - 254 ]注: デフォルト値は、初期データベース作成後に Db2® 構成アドバイザーによって変更される場合があります。
- 単位
- カウンター
- 割り振られるタイミング
- logprimary が不十分なときに必要に応じて。 割り振りについて詳しくは、次に記されている詳細情報を参照してください。
- 解放されるタイミング
- データベース・マネージャーが、2 次ログ・ファイルが不要だと判断したときに、徐々に解放。
1 次ログ・ファイルが満杯になると、2 次ログ・ファイル (サイズ logfilsiz) が、必要に応じて一度に 1 つずつ、 このパラメーターがコントロールする最大数まで割り振られます。 このパラメーターで許可されている数よりも多くの 2 次ログ・ファイルが必要な場合は、エラー・コードがアプリケーションに返されます。
ログ・パスがロー・デバイスの場合、 logsecond を -1に設定するには、 overflowlogpath 構成パラメーターを構成する必要があります。
logsecond を -1 に設定することによって、作業単位のサイズにも並行作業単位の数にも制限がなくなります。 ただし、アーカイブからログ・ファイルを取り出す必要があるため、 ロールバック (セーブポイント・レベルと作業単位レベルの両方での) が非常に遅くなる可能性があります。 クラッシュ・リカバリーも同じ理由で非常に遅くなる恐れがあります。 データベース・マネージャーは、管理通知ログにメッセージを書き込んで、現行セットのアクティブ作業単位が 1 次ログ・ファイル数を超えていることを警告します。 これは、ロールバックやクラッシュ・リカバリーが極端に遅くなる恐れがあることを示します。
logsecond を -1 に設定するには、logarchmeth1 構成パラメーターを OFF または LOGRETAIN 以外の値に設定する必要があります。
無限ロギングを有効にすると (logsecond を -1 に設定すると)、ロールバックとログ・レコード書き込みを必要とする可能性のあるトランザクションについても、データベース・マネージャーはアクティブ・ログ・スペースを予約しません。 ロールバック処理中にアクティブ・ログ・パスとアーカイブ・ターゲットが両方とも満杯になった場合 (またはアーカイブ・ターゲットがアクセス不能の場合)、データベース障害を回避するには blk_log_dsk_ful (ログ・ディスク満杯によるアプリケーション中断 DB 構成パラメーター) も ENABLED にする必要があります。