IBM® Db2 Warehouse MPP クラスターのスケールイン

デプロイメントからノードを削除することによって、クラスターの容量を削減できます。

始める前に

コンテナーへのアクセスを取得する方法については、使用しているプラットフォームに該当する前提条件のトピックの「製品イメージ」に関するセクションを参照してください。

このタスクについて

現在デプロイされているノードはすべて同じレベルでなければなりません。

制約事項:
  • クラスター内のノードの数は 3 つ以上でなければなりません。
  • データ・ノードのみを削除できます。ヘッド・ノードとして指定したホストは、その指定を保持しなければなりません。

このタスクを実行するには、root 権限が必要です。

手順

  1. ヘッド・ノードで、以下のコマンドを発行して、Db2 Warehouse サービスを停止します。
    docker exec -it Db2wh stop
  2. 各ノードで、以下のコマンドを発行して、コンテナーを停止します。
    docker stop Db2wh
  3. 各ノードで、以下のコマンドを発行して、Db2 Warehouse コンテナーを削除します。
    docker rm Db2wh
  4. /mnt/clusterfs/nodes 構成ファイルから、不要になったノードのエントリーを削除します。
  5. 各ノード・ホストで次のコマンドを発行します。
    docker login -u=docker_id -p='password'
  6. 各ノードで、以下のコマンドを発行して、Db2 Warehouse コンテナーを作成して初期化します。
    • POWER® LE ハードウェア用のコンテナーの場合:
      docker run -d -it --privileged=true --net=host --name=Db2wh -v /mnt/clusterfs:/mnt/bludata0 -v /mnt/clusterfs:/mnt/blumeta0 store/ibmcorp/db2wh_ee:v3.9.0-db2wh-ppcle
      
    • z Systems® ハードウェアのコンテナーの場合:
      docker run -d -it --privileged=true --net=host --name=Db2wh -v /mnt/clusterfs:/mnt/bludata0 -v /mnt/clusterfs:/mnt/blumeta0 store/ibmcorp/db2wh_ee:v3.9.0-db2wh-s390x
    • x86 ハードウェアのコンテナーの場合:
      docker run -d -it --privileged=true --net=host --name=Db2wh -v /mnt/clusterfs:/mnt/bludata0 -v /mnt/clusterfs:/mnt/blumeta0 store/ibmcorp/db2wh_ee:v3.9.0-db2wh-linux
  7. クラスターから削除したノード・ホスト上で、Db2 Warehouse イメージを削除します。それらがホスト上に残っている場合は、後でそれらをクラスターに再追加することはできません。