インテリジェントな自動化(IA)(コグニティブオートメーションともいいます)とは、人工知能(AI)、ビジネス・プロセス管理(BPM)、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)といった自動化テクノロジーを利用して、意思決定の合理化と規模拡大を組織全体で行うことです。
インテリジェントな自動化により、さまざまなアプリケーションを通じてプロセスが簡素化され、リソースが解放され、運用効率が向上します。例えば、自動車メーカーがIAを利用して生産をスピードアップする、あるいはヒューマン・エラーのリスクを軽減する、製薬会社やライフサイエンス企業がインテリジェントな自動化を利用してコストを削減する、反復プロセスが存在するところのリソース効率を高める、保険会社がインテリジェントな自動化を利用して、支払い額の計算、料金の見積もり、コンプライアンスニーズへの対応をする、といったことです。
IBMニュースレター
AI活用のグローバル・トレンドや日本の市場動向を踏まえたDX、生成AIの最新情報を毎月お届けします。登録の際はIBMプライバシー・ステートメントをご覧ください。
ニュースレターは日本語で配信されます。すべてのニュースレターに登録解除リンクがあります。サブスクリプションの管理や解除はこちらから。詳しくはIBMプライバシー・ステートメントをご覧ください。
インテリジェントな自動化は、3つのコグニティブテクノロジーで構成されます。こうしたコンポーネントが統合されて、ビジネスとテクノロジーのトランスフォーメーションを推し進めるソリューションとなります。
この統合により、プロセスを合理化しワークフローを簡素化するというトランスフォーメーション的なソリューションが実現し、最終的には顧客体験が向上します。
インテリジェントな自動化プラットフォームには、あらゆる業種・業務にとって、大量のデータの利用、高精度の計算、分析、業務実施の結果としてのメリットが多数あります。主なメリットは次の通りです。
インテリジェントな自動化により、手動タスクで構成されていたプロセスや、リソースを大量に消費しがちでコストがかかりヒューマンエラーが発生しやすいレガシーシステムに基づいていたプロセスが合理化されます。IAの応用分野はあらゆる業種・業務に及ぶものであり、ビジネスのさまざまな分野に効率性をもたらします。
今日の世界のあらゆる業界で、インテリジェントな自動化には紛れもなく価値があります。反復タスクをIAで自動化する企業は、コストを削減し、社内ワークフローの一貫性を高めることができます。コロナ禍でデジタル・トランスフォーメーションの取り組みは加速する一方であり、インフラストラクチャへの投資の中でもオートメーションのサポートに対するものがさらに増加しています。リモートワークの急増によっても、役割の進化は続きます。低レベルの作業に力を注いでいる従業員も、ここに挙げたソリューションのようなハイレベルタスクの導入や拡張に割り当て直されます。
中間管理職は、従業員のモチベーションを持続させるため、仕事の中でもより人間的な要素に焦点を移す必要があるでしょう。オートメーションにより従業員間のスキルギャップが露呈します。従業員は変化を続ける作業環境に適応する必要があります。中間管理職は、こうした移行による不安を軽減するサポートを提供することで、こうした変化の時期にあっても従業員がレジリエンスを維持できるようにするのです。インテリジェントな自動化は仕事の未来であることに疑いの余地はなく、導入を見送る企業はその市場での競争力を維持しにくくなるでしょう。
AIとオートメーションの力を活用することで、問題がアプリケーションスタック全体でプロアクティブに解決します。
AIとIBM Automationでビジネスを再考しましょう。ITシステムの事前対応を強化し、プロセスを効率化することで、従業員の生産性を高めることができます。
IBMオートメーション・コンサルティング・サービスを用いたビジネス・プロセス・オートメーションやIT運用に関する詳細はこちら