Apache Rangerは、データ・プラットフォーム全体で包括的なデータ・セキュリティーを有効化、監視、管理するためのフレームワークです。オープンソースの承認ソリューションとして、ビッグデータ・プラットフォームのアクセス制御と監査の機能を、一元的なセキュリティー管理のもとで提供します。
オープンなデータ・ガバナンス・モデルとプラグイン・アーキテクチャーによって、Hadoopエコシステム以外のプロジェクトにもアクセス制御を拡張可能となっており、このプラットフォームは「AWS、Azure、GCPなどの大手クラウド・ベンダー」で広く取り入れられています。
管理者はApache Rangerコンソールを利用して、一元的できめ細かなアクセス制御ポリシーを簡単に管理できます。例えば、ファイル、フォルダー、データベース、テーブル、列レベルのポリシーを、すべてのクラスターにわたって管理可能です。これらのポリシーは、ユーザー・レベル、ロール・レベル、グループ・レベルで定義できます。
Apache Rangerはプラグイン・アーキテクチャーを採用しており、他のサービスが承認の制御をシームレスに統合できます。
またApache Rangerは、ユーザー・アクセスと管理アクションの一元監査が可能で、機密データの使用状況を一元的な監査ストアを通じて包括的に可視化できます。この監査ストアはすべてのアクセス要求をリアルタイムで追跡し、ElasticsearchやSolrを含む複数の監査ストアをサポートします。
現在、データ・ウェアハウスに代わるオープンで柔軟な代替手段として、Open Data Lake Analyticsスタックの活用を検討している企業は多くあります。このスタックは、データレイクでSQLを実現するためのストレージ、コンピューティング、セキュリティーに関して柔軟性があります。Ahana Cloudでは、スタックにはAWS S3とPresto、さらにここではApache Rangerの統合が含まれます。
Ahanaが管理するPrestoクラスターでは、Ranger Integrationを活用して、Apacheで定義するアクセス制御ポリシーを適用できます。
Ahana Cloud for Prestoを利用すると、Open Data Lake Analyticsスタックを30分で稼働できます。こればPresto用のSaaSで、チューニングや管理などの複雑さがありません。
データ・サイロを排除し、複雑さを軽減し、データ品質を向上させることで、卓越した顧客体験と従業員体験を実現するデータ・ストラテジーを設計します。
watsonx.dataを使用すると、オープンでハイブリッド、かつ管理されたデータ・ストアを通じて、データがどこに保存されていても、すべてのデータを使用して分析とAIを拡張できます。
IBMコンサルティングと連携することで、企業データの価値を引き出し、ビジネス上の優位性をもたらす洞察を活用した組織を構築します。