IBM® z16は、オンチップによるAI推論と業界初の耐量子テクノロジーを備えた、IBM Zメインフレーム製品の最新版です。¹
AIとサイバー・レジリエンスをハイブリッドクラウドに適用することで、洞察を促進し、将来の脅威からデータを保護します。IBM z16は、革新的なIBM Telumプロセッサーをコアに搭載しており、業界初のオンチップ統合アクセラレーターを搭載し、これまでにない速度、規模、低遅延でAIによる予測と自動化を実現します。
お客様のワークロードの最適化とインフラストラクチャーのニーズに合わせて、シングル・フレーム、マルチ・フレーム、ラック・マウントからお選びいただけます。
ソリューション概要:IBM z16の耐量子暗号がセキュリティー機能にもたらす影響
Cambrian AI Researchレポート:IBM z16とz/OSへのAIの導入
TCO計算ツールを使って、以下の目的のために概算を出します:
いくつかの質問に答えると、IBM LinuxONEおよびLinux on Zのパーソナライズされた総所有コストを概算できます。
あらゆる顧客の対話から得たAI洞察を駆使し、お客様のビジネス全体で新たな価値を創出します。
現在と将来の脅威に対応するために、お客様のデータとシステムを保護します。
ワークロードの最新化を加速し、ハイブリッドクラウド全体でシームレスに統合します。
IBM Telumプロセッサーと統合アクセラレーターにより、大容量ワークロードの推論を大規模かつ低遅延で実行し、不正行為などを検知できるようにします。
IBM Application Discovery and Delivery Intelligence(ADDI)の暗号検知機能を使用してモダナイゼーションを実現しながら、耐量子テクノロジーを導入できます。
コンプライアンスの簡素化と迅速化により、コストを削減し、スタッフの生産性を向上させることができるようにします。
IBM Flexible Capacity for Cyber Resiliencyにより、複数のロケーションのキャパシティーを管理し、必要に応じてワークロードを転送することで、サービスの中断を未然に防ぎます。
IBM ZとCloud Modernization Centerにより、より少ないリスクとコストで、モダナイゼーションを加速させることができます。
機能拡張された環境ダッシュボードとAPIにより、パーティション・レベルの電力消費量を監視します。
IBM z16は3つの構成からお選びいただけます。
製品仕様
IBM z16マルチ・フレーム
IBM z16シングル・フレーム
IBM z16ラック・マウント
エンジンの最大数
200
68
68
ドロワーの最大数
4
2
2
入出力ドロワーの最大数
12
3
3
フレームの数
1~4
1
フレームなし
ストレージ/スイッチとのコロケーションが可能
なし
なし
はい
頻度
5.2GHz
4.6GHz
4.6GHz
Telumチップ
はい
はい
はい
最大メモリー
40TB
16TB
16TB
サイズ
39、82、125、168、200
5、16、32、68
5、16、32、68
仕様書
エネルギー効率
インタラクティブ・ツアー
テクニカル・ガイド
サポートやサービスを利用して、IBM zSystemsへの投資を保護し、システムの最適な稼働を維持してください。
よりシンプルで経済的にIBM Zをご利用いただけるよう、柔軟な料金体系モデルをご用意しています。
メインフレーム・アプリケーションのモダナイゼーションを妨げているものは何ですか。
2分間の簡単な診断で、お客様のデジタル変革を妨げる要因を明確化し、IBMがどのように支援できるかをご確認ください。
ANZ社は、柔軟性が高くミラー化されたIBM zSystemsでメインフレーム環境を変革します。
BNPパリバ社は、IBMの支援によって製品開発の加速、品質向上、コスト削減を実現しています。
銀行向けソフトウェアのプロバイダーであるZafin社は、IBM z16をリアルタイムの価格設定に活用して、銀行が収益性を高められるよう支援しています。
価格設定・請求書作成会社であるSunTec社は、IBM z16を活用して、銀行向けの画期的な顧客ファーストのソリューションを開発しています。
Software AGとIBM z16は、お客様が部門の垣根を取り払い、既存のワークロードを迅速にモダナイズできるよう支援します。
量子コンピューターによる従来の暗号化に対する潜在的な脅威を確認し、IBM Zプラットフォーム上で最新の耐量子機能を最大限に活用する方法をご覧ください。
将来のデータを保護するために、今すぐ実行すべきアクションをご覧ください。
メインフレーム・アプリケーションのモダナイゼーションを、現在手に入るさまざまな代替品よりも、低コスト・低リスクで加速できるように構築された生成AI搭載の製品です。
メインフレームを含むハイブリッド・アプリケーションのパフォーマンスをリアルタイムで可視化するため、ITチームはユーザーに影響が及ぶ前にパフォーマンス上の問題を迅速に特定し、解決することができます。
リアルタイムの情報フローを大規模に提供し、高い適応力で予測できない照会トラフィックから運用環境を保護し、APIとイベント・ベースのアーキテクチャーとの柔軟なやりとりを実現します。
zIIPを使用して、JavaやPythonなどの新しいテクノロジーをコスト効率の高い方法でアプリケーション・ポートフォリオに組み込めます。
IBM® ZとPowerシステムのための、最速かつ信頼性の高い安全なストレージシステムを活用できます。
お客様のデータ・サービスのニーズに合ったサステナビリティー、スケーラビリティー、強固なセキュリティー、優れたパフォーマンスを実現します。
¹Crypto Express 8Sカードを搭載したIBM z16は、NISTがポスト量子暗号標準の一部として選択した耐量子アルゴリズムにアクセスできるようにする耐量子APIを提供します。出典: https://csrc.nist.gov/Projects/post-quantum-cryptography/post-quantum-cryptography-standardization/round-3-submissions (ibm.com外部へのリンク)。耐量子暗号とは、大規模な量子コンピューターが構築された後も情報資産を安全に保つために、従来のコンピューターと量子コンピューターの両方からの攻撃に耐えるアルゴリズムを特定するものです。出典: https://www.etsi.org/technologies/quantum-safe-cryptography (ibm.com外部へのリンク)。これらのアルゴリズムは、多数のファームウェアやブート・プロセスの整合性を確保するために使用されます。IBM z16は、ファームウェアの複数の層にわたる耐量子テクノロジーによって保護された業界初のシステムです。