社内外にあるデータをチャットボットの回答に利用したいなど、より幅広い業務での問い合わせに対応したい方向けです。Watson Discoveryといった検索AIソリューションと組み合わせることで関連する情報を見つけ出し、複雑な問い合わせにも最適な回答を迅速に返します。さらに生成AIを使って回答文を自動生成することもできます。
【参考例】
ABN AMRO銀行は、顧客からの質問対応プロセスをスピーディーにより簡略化するため、チャットボット・サービスの実証実験を行いましたが、スクリプト化されたシナリオから逸脱した場合、その能力に限界を感じました。そこで、自然言語処理と自然言語理解を活用しダイアログとインタラクションを変更、その日の顧客の新たなニーズに対応を開始。加えて、簡単には予測できず最適化できない多様な質問と結果に対応するため、Watson Discovery検索機能を活用し「ロングテール」の質問に対応強化しています。
音声での会話(ボイスボット)やアバターによる会話(フェイスボット)を使って、コールセンターのコスト削減や、より自然でストレスのない顧客対応を実現したいというお客様向けです。IBM WatsonのSpeech to TextとText to Speechは複数言語に対応し、高速・正確に書き起こしや読み上げを実現。さらに、フェイスボットを組み合わせた場合は、リアルな店舗でのお客様対応にも使用可能です。
【参考例】
保険会社向けシステムを開発するCodeObjects社は、災害時でもお客様にスムーズな体験を提供するためにInsurBot.aiを開発しました。コール・センターでの通話待ち時間を完全解消し、入電の急増時に音声チャットボットを選んだうちの75%が人間のエージェントに回されることなく問い合わせを完了、対応コストも削減できました。
DXの取り組みの一環として、デジタルを活用した顧客体験の変革に取り組みたい、顧客接点にもデジタル技術を活用したいがまだやりたいことが固まっていない、といったお客様向けです。お客様のやりたいこととテクノロジーで実現可能なことを整理し、顧客体験設計からその実装方法までをご一緒に考えていきます。
【参考例】
独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)は全国9カ所の地域本部で行ってきた経営相談の時間的、距離的、心理的なハードルを解消し、より気軽に利用できる新しいチャネルとしてAIチャットボットの活用に踏み切りました。いつでもどこからでも中小企業の相談に最適な回答を提示し、AIチャットボットが起業準備や経営の悩みに寄り添います。
Watson Assistantを組み込んだNDIソリューションズのAIチャットボット(ブログ:AIチャットボットの新たなる可能性。 基幹システム、ワークフロー、 Microsoft Teams、 LINE WORKSと連携し、更なる業務の効率化を実現)は、各業務領域に特化した学習済みのテンプレートを利用して、早期にスタートいただけます。人事総務に関しては、400種類の質問を学習済みでその上、さまざまな業務領域の基幹システムと連携して、企業内の「総合窓口」として容易に発展させることが可能です。
【参考例】
NDIソリューションズは自社でもAIチャットボットを利用しながら、質問応答のチューニングを繰り返してきました。ワークフローと連携し、必要な申請情報を表示するなど、顧客対応チームによるユーザーの業務処理をサポートしています。
シンプルな質問応答にチャットボットを活用したいが低予算で始めたい、自分たちで作れるなら試してみたいというお客様向けです。Watson Assistantなら業務部門の方でもコーディングなしで簡単にチャットボットを構築可能です。無料評価版と日本語のチュートリアル・ガイド(ibm.com外部へのリンク)を活用してすぐにスタートできます。
【参考例】
あるお客様は、業務部門のメンバーだけでチャットボットの構築をスタート。当初2つのチャットボットで月間5000-6000件の問い合わせに対応していましたが、成功を受けて他部門にもノウハウを横展開し、10以上のチャットボットを活用しています。
Webチャット
電話/音声アドオン
SMSおよびMMS
メッセージング・チャネルの統合
カスタム・チャネルAPI
月間アクティブ ユーザー
1,000まで
1,000+
50,000+
アシスタント
3
10
30
分析データの保持
7日間
30日間
90日まで
アシスタントごとの公開バージョン
1バージョン
10 個のバージョンがあります
50 個のバージョンがあります
セッションタイムアウト制限
5分
24時間営業
7日間
業界をリードするNLP(自然言語処理)
カスタマーサービスデスクの統合
既存コンテンツの検索
明確な質問をする
会話の話題を変更
問題を特定する分析
自動学習
チャットログのエクスポート
セグメント統合
同時通話容量
100
1,000 (より高い制限が利用可能)
電話の統合
SMS/MMS
SIP コール転送のサポート
既存の IVR への接続
多言語サポート
ニューラル音声合成
言語、音響、音声のカスタマイズ
プライベート・エンドポイント
Activity Tracker
導入のサポート
データ分離
データ分離アドオン付属
インスタンス間でログデータを活用
データ分離アドオン付属
インスタンス数
インスタンスごとの請求
インスタンスごとの請求
データ分離アドオン使用の場合最大30
インテントのバッチ分類
データ分離アドオン付属
HIPAA対応
データ分離アドオン付属
アップタイムSLA
99.5%
99.9%
IBM、アマゾン、グーグル、マイクロソフト、オンプレミス環境など、あらゆるクラウドに導入可能
お問い合わせください
watsonx Assistantの使用を開始する
REST API統合またはWebチャットの統合を使用している場合は、アシスタントと対話する各ユーザーの固有のID(お客様が作成するID)をIBMに知らせていただく必要があります。ご利用期間全体を通して固定され、特定の人と関連付けられていないデータベースID(GUID)を使用することをお勧めします。Facebook統合、Slack統合、Intercom統合を使用している場合は、該当するソースからユーザーIDを自動的に収集します。
IBMのREST APIをご利用中で、かつユーザーが匿名であるためにユーザーIDがない場合は、UUID( ibm.com外部へのリンク)などを使用して、独自のランダム化されたIDを生成することをお勧めします。
Webチャットを使用していて、ユーザーにIDが設定されていない場合は、IBMがユーザーにIDを設定し、同月内に再びサイトをご利用になった際にCookieに基づいて匿名IDでユーザーを管理します。そうすることで、そのユーザーに対しての課金は1回だけになります。
2つの異なるユーザーIDを使用してメッセージが送信された場合は、2度請求が発生します。チャットを開始する前にユーザーにログインするように促すか、すべてのセッションでユーザーに匿名の値を使用することをお勧めします。
セッションIDに基づいて自動的に請求を行います。つまり、このユーザーがセッションの有効期限が切れた後、1カ月以内に再びサービスを利用した場合、MAUの数は2として処理されます。
watsonx Assistantは現在13言語と、ベータ版の1言語をサポートしています。ただし、サポート範囲は機能ごとに異なります。製品の機能別のサポート範囲の詳細についてはこちらを参照してください。
Plusプランは、140米ドルからのご利用で、最大1,000人の月間アクティブ・ユーザー(MAU)が含まれます。追加のMAUの料金は、100MAUあたり14米ドルです。ユーザーが音声で接続する場合、100音声MAUごとに9米ドルの追加料金がかかります。
Plusプランとユーザーに基づいた課金の詳細はこちらをご覧ください。
Enterprise with Data Isolationプランは、シングルテナント環境での展開、HIPAAコンプライアンスのサポート、インスタンス数の増加、分析データの保存期間の延長など、セキュリティーとプライバシーに関する多くの追加機能を提供します。
* 表示されている価格は参考値であり、国や地域によって異なる場合があり、適用される税金や関税は含まれておらず、地域で提供される製品の在庫状況によって異なります。