基本的な概念からワークロードの統合、エネルギー使用量のレポートまで、 LinuxONEを利用したサステナビリティー目標を実現するためのヒントを紹介します。
サステナビリティーに関するIDC社の解説と、LinuxONEの役割についての見解をご覧ください。
LinuxONEがサステナビリティー、セキュリティー、スケーラビリティー目標の達成にどのように役立つかをご覧ください。
パーティション・レベルの電力モニタリングは、IBMがサステナビリティーのための設計においてリーダーシップを発揮してきた長い歴史から恩恵を受けており、お客様のサステナビリティー目標の達成に役立ちます。詳しい解説をご覧ください。
Phoenix Systems社は、IBM LinuxONEを使用して、データセンターの設置面積を8分の1に削減し、エネルギー消費量とメンテナンスを大幅に削減しました。
Gruppo Boero社はIBM LinuxONEを導入して、効率、セキュリティー、オープンネス、信頼性を犠牲にすることなく、統合によるコスト削減を推進しました。
Plastic Bank社は、IBM LinuxONEを使用して、海水の浄化と沿岸コミュニティーの支援に取り組んでいます。
Newlight Technologies社は、IBM LinuxONE上でブロックチェーン技術を活用して、温室効果ガスを高性能な生体材料に変える新しいプロセスを検証しています。
IBM LinuxONEは、IBMのフルスタック・サステナブル・コンピューティング・ソリューションの構成要素として、より持続可能で豊かなサイバー・スペースの共同構築への貢献に関して、World Internet Conference(WIC)から2023年の優秀事例13件の1つとして選出されました。4
IBM LinuxONEのチームは、The Open GroupのOpen EA Standards for Organizationsにおいて、「APAC 2023 Merit in ESG Architecture Award(APAC地域の2023 ESGアーキテクチャー賞優秀賞)」を受賞 しました。企業の意思決定とオペレーションに対するESGの要素の統合と実装に焦点を当てて積極的に推進し、サステナビリティー、社会的責任と優れたガバナンス、革新的なソリューション、ESG基準の実践に関してリーダーシップを発揮したことが評価されました。 6
IBM LinuxONE Emperor 4は、持続可能な未来のために「目的をもって」開発された革新的かつ影響力のある製品を評価する「2022 SEAL Sustainable Product Awards(2022年SEALサステナブル製品賞)」に選出されました。7
¹ IBM社内のテストでは、WebSphereとDb2のワークロードを実行する場合、IBM LinuxONE Emperor 4は、比較対象のx86サーバーよりも16倍少ないコアしか必要としないことが分かっています。これを完全なITソリューションにスケールアップすると、このワークロードを実行するときに、IBM LinuxONE Emperor 4は、比較対象のx86サーバーの約2000コアに相当する作業を行うことになります。
免責事項:これは、マーケットプレイスにおけるIBMのお客様の典型的なワークロードの使用状況を再現するために設計されたIBMの内部調査です。結果は異なることがあります。今回のコア統合調査では、IBM LinuxONEとx86サーバーを比較しました。:IBM LinuxONE Emperor 4 Max 125システムは、125の構成可能プロセッサー・ユニット(IFL)を含む3つのCPCドロワーと、ネットワークと外部ストレージの両方をサポートする2つのI/Oドロワーで構成されます。Lenovo ThinkSystem SR650(2U)第2世代Intel Xeon Platinumプロセッサー2.1GHz、1CPUあたり16コア×2基搭載。x86ベースのソリューションもLinuxONEのソリューションも、同じストレージ・アレイにアクセスできました。ワークロードは、WebSphere Application Server上で動作するトランザクション・アプリケーションと、オンライン・バンキングの中核機能をシミュレートするIBM Db2で構成されています。実際のテスト結果は、x86サーバーを使用する銀行顧客の典型的なIT環境について、IDC QPIメトリックとIBMサイジング手法を用い、以下の前提条件で上記のx86サーバーに外挿されました。本番のIT環境では、16台のx86サーバーが平均使用率50%で稼働しています。非本番のIT環境には、48台のx86サーバーがあります:開発環境(各2台のサーバー×4環境、計8台のサーバー)、開発テスト環境(4台のサーバー)、システム統合テスト環境(8台のサーバー)、性能テスト環境(16台のサーバー)、ユーザー受け入れテスト環境(4台のサーバー)、本番修正テスト環境(8台のサーバー)。一般的な平均CPU使用率は、すべての非本番環境で7%です。同等のLinuxONE Emperor 4ソリューションでは、LPARテクノロジーで分離されたすべてのIT環境において、1台のMax125サーバーが平均85%の稼働率で動作する必要があります。
² IBM Institute for Business Value – “Own your impact - Practical pathways to transformational sustainability”
³ IBM Institute for Business Value – “Sustainability as a transformation catalyst” 邦訳「サステナビリティーは変革を引き起こす『カタリスト』である」https://www.ibm.com/thought-leadership/institute-business-value/jp-ja/report/sustainability-transformation
⁴ Linux®のワークロードを5台のIBM LinuxONE Emperor 4システムに統合した場合と、x86サーバーで実行した場合を同様の条件で比較すると、前者ではエネルギー消費量を75%削減できます。また、設置面積を50%、CO2eの排出量を年間850トン以上削減できます。
免責事項:合計10364個のコアを持つ192台のx86システムと比較した場合の5台のIBM Machine Type 3931 Max 125モデルは、125個の構成可能コア(CP、zIIP、またはIFL)を含む3つのCPCドロワーと、ネットワークと外部ストレージの両方をサポートする2つのI/Oドロワーで構成されます。IBM Machine Type 3931の消費電力は、メモ構成向けのIBM Machine Type 3931 IBM Power Estimation Toolへの入力に基づいています。x86の電力消費量は、2022年3月のIDC QPI電力値(7台のCascade Lakeサーバー・モデルかつ5台のIce Lakeサーバー・モデル、サーバーあたり32~112コア)に基づいています。比較対象のx86サーバーはすべて、2つまたは4つのソケット・サーバーでした。IBM Zおよびx86はいずれも、本番および非本番のワークロードを使って1日24時間、365日連続稼働させました。削減効果については、データセンターの冷却に必要な追加電力を計算するために、電力使用効率(Power Usage Effectiveness:PUE)の比率を1.57と仮定しています。PUEはアップタイム・インスティテュート2021 グローバル・データ・センター調査(https://uptimeinstitute.com/about-ui/press-releases/uptime-institute-11th-annual-global-data-center-survey)に基づいています。CO2e、およびEPA GHG計算ツール(https://www.epa.gov/energy/greenhouse-gas-equivalencies-calculator)に基づく同値は、米国の国内加重平均を使用しています。お客様ごとの使用量や場所によって結果が異なる場合があります。
5 https://cn.wicinternet.org/2023-11/07/content_36950445.htm(ibm.com外部へのリンク)
6 https://www.opengroup.org/the-open-group-apac-awards-2023(ibm.com外部へのリンク)
7 https://sealawards.com/sustainability-award-2022(ibm.com外部へのリンク)