顧客体験の強化から従業員への新しいツールの提供に至るまで、APIは今日の最新のWebアプリケーションに不可欠なコンポーネントです。アプリケーションが呼び出したAPIが利用不可であったり、応答が遅かったりすると、アプリケーションのパフォーマンスに重大な影響を及ぼし、エンド・ユーザーがストレスを感じる可能性があります。状況を具体的かつ詳細に把握できなければ、こうした問題を切り分けて対処することは難しく、時間とコストがかかります。
IBM Instana ObservabilityによるAPI監視は、ミッションクリティカルなAPIの問題を検知、診断、解決するためのエンドツーエンドの監視を提供します。AI搭載によるオートメーション、コンテキストとインテリジェンスを提供するInstanaは、API連携ポイントを自動検知し、APIパフォーマンスを監視し、さまざまなサービスレイヤーにわたってAPI呼び出しを追跡します。
Instanaは、あらゆるAPIエンドポイントが呼び出しを適切に返し、アップタイムを最大化し、シームレスなユーザー体験を確実に保つことができるよう、エンドツーエンドの可視性を提供します。
Instanaは、複数のマイクロサービスを通じて要求および応答のフローを追うことで、APIのパフォーマンスメトリクスを自動的に追跡し、信頼性が高く一貫した成果をエンド・ユーザーに確実に提供します。
APIの可用性エラーやパフォーマンス低下が発生した場合、Instanaは詳細なコンテキストを含む自動アラートを送信します。問題のトラブルシューティングに必要なすべてのデータを活用でき、ダウンタイムを最小化することができます。
Instanaは、ログ、トレース、メトリックなどのさまざまなソースからテレメトリー・データを収集し、APIのパフォーマンスと正常性の全体的なビューを提供します。APIの依存関係、エラー、応答時間などの重要なメトリックをリアルタイムで可視化することで、問題を事前に特定し、解決できます。
Instanaでは、社内向けAPI、公開API、パートナーAPI、サード・パーティーAPIなど、さまざまなマイクロサービス間の関係を示すサービス・マップを作成でき、チームが潜在的な問題と依存関係を特定するのに役立ちます。
さまざまなサービスにわたるAPI呼び出しを追跡し、各サービスの応答にかかる時間を確認できます。これにより、ボトルネックを素早く特定し、APIパフォーマンスを最適化できます。
問題発生時には、Instanaがコード・レベルの詳細な診断を提供するため、開発者がAPIエラーや遅延の問題の根本原因を特定するのに役立ちます。診断には、問題の原因となるコード行の特定も含まれます。
Instanaは、IBM Turbonomicなどのネットワーク監視ツールやログ管理ツールをはじめとするその他の監視ツールと連携し、プラグインやアプリケーションの再起動を必要とせずに、ITインフラストラクチャー全体にわたるアプリケーション・パフォーマンスを包括的に可視化します。