IBM Storage FlashSystemでデジタル・オペレーショナル・レジリエンス法（DORA）に対応
DORAとは
デジタル・オペレーショナル・レジリエンス法（DORA）は、2025年1月17日に発効する欧州連合（EU）の規制です。オンプレミスとクラウド・ホストの両方のITインフラストラクチャーのサイバー・レジリエンスに関する懸念に対処するために、金融部門にガイダンスを提供することを目的としています。DORAは、銀行、投資会社、信用機関など、EUで事業を展開する金融機関に適用されます。また、クラウド・サービス・プロバイダーなどのサード・パーティーの情報通信技術（ICT）プロバイダーにも適用されます。
DORAに対応する準備ができていますか
DORAの本質は、ICTとサイバーセキュリティー内のさまざまな側面や領域に対応する5つの中核となる柱に分かれています。
ICTリスク管理 の要は、運用の回復力に関する特定の要件を備えたテクノロジー・ソリューションです。IBM Storage FlashSystemは、運用の安全性とコンプライアンスを確保し、DORAへの対応をサポートする、カスタマイズされたソリューションの作成に必要な基準とポリシーへの適合を支援します。
2025年1月17日以降、金融機関やサード・パーティーのテクノロジー・サービス・プロバイダーは、ICTシステムが回復力と安全性を備えていることを証明する必要があります。
サイバー攻撃に対して自社がどの程度準備ができているかを調査し、EUデジタル・オペレーショナル・レジリエンス法（DORA）、グラム・リーチ・ブライリー法（GLBA）、連邦情報セキュリティー近代化法（FISMA）、デジタル個人データ保護法（DPDP）、NIS-2などの複雑な規制や、世界のさまざまな地域の同様の枠組みへの準拠を確保します。
IBM Storage FlashSystem - 比類のないスピード、容量、サイバー・レジリエンスを活用する
今日の急速に変化するデジタル環境において、企業はシンプルさ、インテリジェンス、セキュリティーという要件を満たしながら優れたパフォーマンスを実現する、最先端ストレージ・ソリューションを必要としています。
FCM4を搭載した革新的なIBM Storage FlashSystemは、サイバー・レジリエンスの強化、ランサムウェア攻撃のインライン検知、大幅なコスト削減を実現します。金融機関が競争上の優位性を高めるために生成AIを導入する事例が増える中、IBMは、エンタープライズAIとハイブリッドクラウド・アーキテクチャーに関する専門知識を活かし、デジタル変革の信頼できるパートナーとして、企業が透明性と顧客の信頼を維持しながら高度なテクノロジーを活用できるように支援します。
保管するだけではなく、加速させます。IBM Storage FlashSystem 5300は、中規模および大規模組織に最適なオールインワン・ハイブリッドクラウド・ソリューションです。フラッシュとAI機械学習を使用すると、コスト効率が極めて高く、強力なストレージ・ソリューションを導入できます。
- 1Uで最大1.8PBの実効容量（@5:1のデータ削減）
- Intel Ice Lake、第4世代PCIe
- 高速（レイテンシーは最大50マイクロ秒）
これはエンタープライズ・クラスのストレージです。IBM Storage FlashSystem 7300は、ミッドレンジのワークロード向けに設計されています。高性能の冗長性とスマートで自己最適化が可能なコンテナ化ソリューションを提供します。
- 2Uで最大3.8PBの実効容量（@5:1のデータ削減）
- Intel Cascade Lake、第3世代PCIe
- 高速（レイテンシーは最大50マイクロ秒）
IBM Storage FlashSystem 9500ストレージ・システムは、人工知能とフラッシュ・ベースのテクノロジーを使用して、オンデマンドでデータ・セキュリティー、拡張性、信頼性を提供します。
- 4Uで最大4.5PBの実効容量（@3:1のデータ削減）
- Intel Ice Lake、第4世代PCIe
- 高速（レイテンシーは最大50マイクロ秒）