金融情報システムセンター(Center for Financial Industry Information Systems:FISC)は、銀行および金融業界の情報システムのセキュリティー対策を推進するために財務省によって設立された非営利団体です。
FISCは、日本銀行および金融庁と共同で、「金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準・解説書」を作成し、金融セクターで使用されるデータを保護するための包括的な勧告と最良実施例を策定しました。
こういったFISCの指針は法律で義務付けられているわけではありませんが、ほとんどの日本の金融機関によって認識されており、情報システムの設計と保守に使用されています。