SegurCaixa Adeslas社はIBMを活用してAPIプラットフォームを進化させ、デジタル製品のイノベーションを引き続き推進

イノベーションを継続し、デジタル時代のニーズに応え続けるために、API管理プラットフォームを最新バージョンにモダナイズしたことで、高可用性、拡張性、セキュリティーを確保できました。
在宅勤務する男性

SegurCaixa Adeslas社は、API管理のための包括的なプラットフォームであるIBM® API Connect v5をオンプレミスの技術インフラストラクチャーに導入し、アプリケーション間連携に長年使用していました。しかし、デジタル・トランスフォーメーション計画に伴ってプロセスのスピードが上がり、API開発の数と頻度が増加したことから、現在のデジタル・シナリオに適応するためにこのプラットフォームをモダナイズする必要性が高まっていました。

いかなる企業であれ、効果的なデジタル・トランスフォーメーションのためには、現在直面しているデジタル時代に合わせてプロセスを最適化し、円滑なサービスを提供することが必要です。その意味で、APIは企業のデジタル・トランスフォーメーションにおける基本的な構成要素です。APIによってさまざまなデジタル・コンポーネントの接続と統合が促進され、エンド・ユーザーが使用するサービスに効果がもたらされるからです。

SegurCaixa Adeslas社は、Mutua Madrileñaグループに属し、CaixaBankが所有する企業です。アジャイルで関連性の高いサービスを顧客に提供するために、イノベーションに力を注ぐことがDNAの一部となっています。

SegurCaixa Adeslas社が注力しているデジタル・トランスフォーメーション計画では、オンプレミスに導入していたAPI Connectのバージョン5に大きな変更が必要でした。現在のデジタルのペースに合わせて開発プロセスを加速し、APIの開発を増やすことによって、このプラットフォームを進化させる必要がありました。拡張性を向上させ、デジタル・トランスフォーメーションに伴って生じつつある処理負荷の増大に対応するためです。

同時に、APIのガバナンス・モデルと管理ツールを適応させ、API資産の統制と品質を損なうことなく、開発チームがAPIの構築とデプロイメントを加速できるようにすることも必要でした。現在のバージョンに基づくモデルはあまりアジャイルではなく、運用が複雑で、同社のDevOpsおよびQAプラットフォームとの統合が不十分でした。

モダナイゼーションを進めている最中のSegurCaixa Adeslas社にとっては、高可用性機能がないことも制約となっていました。これまでは優れた堅牢性を発揮してきたプラットフォームですが、サービスの中断が発生すればシステムにインパクトを与え、同社のITサービスに影響を及ぼす可能性がありました。

さらに同社は、実際に動作するUAT環境でのテストを可能にするという要件も満たす必要がありました。これはAPI管理プラットフォームの進化によって対処できます。

実行

470万回
毎日のAPI呼び出し

270個
新しいプラットフォームに移行したAPI
IBMは、SegurCaixaのような企業がインフラストラクチャーのモダナイゼーションを通じてビジネス目標を達成できるよう支援することを誇りとしています。IBM Cloud Pak for Integration(CP4i)を利用したAPI管理プラットフォームの移行という事例が的確に示しているように、当社のテクノロジーは、企業の俊敏性、拡張性、安全性を高め、優れた顧客体験の提供という最も重要な部分に集中できるようにします。
Monica Garcia Ibarrondo カスタマー・サクセス・ディレクター IBMスペイン、ポルトガル、ギリシャ、イスラエル
IBMの専門知識とテクノロジーを活用してSegurCaixa Adeslas社のAPI管理が進化

IBMは長年にわたり、SegurCaixa Adeslas社の重要なテクノロジー・パートナーであり続けてきました。今日のデジタル・トランスフォーメーションのニーズに応えるために、SegurCaixa Adeslas社はIBMを頼りにし、API管理プラットフォームを最新のAPI Connect v10バージョンに移行することを決めました。

SegurCaixa Adeslas社のレガシー・プラットフォーム上で稼働している既存のシステムやアプリケーションへの影響を避け、革新的なサービスを中断なしで提供し続けるために選ばれたのが、IBM Cloud Pak for Integration(CP4i)です。具体的には、OpenShiftのコンテナ・プラットフォームを用いて移行プロセスを進め、同社のプライベートクラウドで稼働する2つのクラスターを使用しました。このようなコンテナベースのデプロイメント・モデルにより、インフラストラクチャー、容量、スケーリングの管理という面で、同社は優れた柔軟性を確保できました。

このプロセス全体を通じて、高可用性、オペレーション、監視という観点で、同社のプライベートクラウドの機能をAPIプラットフォームに透過的に組み込むことが可能になりました。

この移行とモダナイゼーションのプロセスでSegurCaixa Adeslas社がIBMを技術パートナーに選定した理由には、この分野のプロジェクトにおけるIBMの専門知識と、API管理プラットフォームの知識がありました。

APIプラットフォームのモダナイゼーションをIBMと共に進めることは戦略的投資であり、当社は市場のニーズへの対応力を大幅に強化できています。私たちが直面しているデジタル時代において、より競争力のあるサービスを顧客に提供し続けるためには、最新のインフラストラクチャーを確保することが重要です。
Óscar Gordo氏 アーキテクチャーおよびイノベーション部門責任者 SegurCaixa Adeslas社
デジタル時代の要求に応える可用性、拡張性、セキュリティー

現在のSegurCaixa Adeslas社は、API Connect v10に移行したことで、高可用性を備えた環境での作業が可能になっています。この環境は拡張性に優れており、デジタル時代のセキュリティー要件を満たしています。

プラットフォームの進化に伴い、DevOpsの独自プラットフォームとの統合を通じて、新しいAPIや新バージョンのAPI製品のデプロイメントが効率化されました。こうして、新しいデジタル製品やサービスの開発が促され、顧客のメリットにつながる、より迅速かつ俊敏な開発が実現されています。

移行が効果を発揮して、プラットフォームは集中的に活用されています。API呼び出しの実行回数は毎日470万回で、ピーク時には毎秒110回に及びます。SegurCaixa Adeslas社は、約270個のAPIを新しいプラットフォームに移行し、現在では、ITインフラストラクチャー全体にメリットをもたらす最新のAPIプラットフォームを管理するために必要なリソースを確保しています。

またSegurCaixa Adeslas社は、APIを使用しているアプリケーションが100以上あることにも言及しています。このことが示すように、このプラットフォームは現在の同社に大きな価値をもたらしており、さらには、エンド・ユーザー向けに提供するデジタル・サービスの卓越性の向上にもつながっています。

SegurCaixa Adeslas社のロゴ
SegurCaixa Adeslas社について

SegurCaixa Adeslas社はスペインの健康保険市場をリードする非生命保険会社であり、傷害保険、住宅保険、商業保険の分野における重要な保険事業者です。1,070万人以上の保険契約者を有する同社は、53,000人を超える医療従事者、1,425の医療センター、219の提携病院、および25の自社医療センターで構成される幅広い医療チームにより、620万人の顧客の健康を守っています。

同社は保険契約者の健康と資産を守ることに打ち込んでいます。同社はその任務を、社会のニーズの変化に適応させながら遂行しつつ、収益性が高い持続可能な成長モデルにも留意しています。

ソリューション・コンポーネント IBM API Connect IBM Cloud Pak for Integration
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法務

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