Inspire社は、従業員450人の人事体験を向上させるために、IBM watsonxのAI製品ポートフォリオを採用しました。
デジタルネイティブ世代の新たな人材が職場に加わる中、従業員体験に対する期待も進化しています。Z世代の従業員は、自分が慣れ親しんできたソーシャル・チャネルやEコマース・チャネルのスピードと利便性に見られるような体験を期待しています。
中東全域の組織にITコンサルティング・サービスを提供するIBMビルド・パートナーのInspire社では、手作業に大きく依存し、時間もかかるような人事業務を抱えていました。人材を引き付けて定着させるためには、休暇の申請、経費の精算、健康保険の申請書の取得といった日常的な人事手続きを、迅速かつシームレスに行えるようにする必要があります。
Inspire社は、最新のテクノロジー、つまりビジネス用の革新的な生成AIアシスタントを構築することで、従業員の人事体験を変革する機会を見出しました。
Inspire社が導入した新しいソリューションは、AI対話型バーチャル・アシスタントです。このアシスタントは、企業の生産性を高めるための、より優れたバーチャル・エージェント構築を支援する、IBM® watsonx Assistantで作成されました。これは、エンタープライズ・グレードのAIスタジオであるIBM® watsonx.aiを使用してトレーニングした、Meta Llama 3の大規模言語モデルに基づいて構築されています。
このバーチャル・アシスタントは社内ポータルに統合されており、従業員がすぐに利用できるようになっています。現在は、自然言語で人事に関する質問をしたり、即座にサポートを受けたり、タスクを完了させたりすることが可能です。たとえば、ある従業員がバーチャル・アシスタントに「明日は有給をとります」と言ったとすると、その裏側では対話型AIがリクエストを受け取り、API経由で必要な人事システムにアクセスし、リアルタイムで申請を行います。
これにより、時間を節約できるだけでなく、従業員にとって魅力的な職場環境づくりにもつながる質の高い体験が提供されます。さらに重要なのは、人事担当者が付加価値の高い業務に集中できるようになることです。
これこそ、IBM® watsonxのAI製品ポートフォリオがInspireにピッタリである理由です。同社がAIに求めたものは、迅速かつ効率的で、人事向けに最適化されたソリューションなのです。同社は自らに適したオープン・モデルを選択し、watsonx.aiで必要なだけファイン・チューニングできます。
従業員は新しい対話型AIに非常に満足しています。同社は、すでに得られている成果をさらに発展させて、バーチャル・アシスタントのアラビア語対応や、精度とパフォーマンスを向上させることなどを計画しています。さらに、Meta Llama 3からIBM Graniteモデルに切り替えて、音声テキスト変換とテキスト読み上げサービスを追加することも検討しています。
IBMは、オンボーディングのプロセスを通じてパートナーシップを円滑に進め、共創、共同販売、新規市場への参入に焦点を当てたパートナーシップ・ロードマップの策定を支援するために、専任のBuild販売者を配置しました。また、Inspireとのパートナーシップをそのプロセス全体にわたってサポートするために、カスタマー・サクセス・マネージャーも任命しました。
さらにInspire社は、IBM Build Labと緊密に連携し、watsonx.aiとwatsonx Assistantを活用した初のオンプレミス型プラットフォームをデータセンター内で立ち上げました。同社は高度なスキルを持つ人材を活用することで、イノベーションを加速させ、ソリューションの市場投入までの時間を短縮しました。
このパートナーシップにより、以下のようなメリットが得られました。
同社は中東の多くの顧客にIBMソリューションを導入しており、その堅牢性と信頼性は高く評価されています。Inspire社は必要に応じてIBMから直接支援を受けており、IBMのチームは、Inspire社がIBMポートフォリオを最大限に活用できるよう、定期的にコンタクトを取っています。
強固なパートナーシップのもと、Inspire は新たな課題に挑み、クライアントのビジネスを成功に導く準備が整っています。
Inspire for Solutions Development社 は信頼できるIBMビルド・パートナーであり、中東 (ヨルダン、エジプト、サウジアラビア、カタール、UAE)の組織にITコンサルティング・サービスを提供しています。豊富な専門知識を活かして、企業がITソリューションを迅速に導入し、ワークフローの最適化と効率化を実現できるよう支援しています。
© Copyright IBM Corporation 2025.IBM、IBMロゴ、watsonx、watsonx.ai、watsonx Assistant は、米国およびその他の国または地域におけるIBMコーポレーションの商標または登録商標です。本書は最初の発行日時点における最新情報を記載しており、IBMにより予告なしに変更される場合があります。IBMが事業を展開している国または地域であっても、特定の製品を利用できない場合があります。
引用または説明されているすべての事例は、一部のクライアントがIBMの製品を使用し、達成した結果の例として提示されています。実際の性能、コスト、削減効果、またはその他の結果は、運用環境によって異なる場合があります。