多様な目的をもつ複数のシステムを連携させるためには、標準化されたインターフェースで統一した疎結合を行うことが信頼性とコスト面で最も効果的と考えました

株式会社インターネットイニシアティブ, 管理本部 業務システム開発部, 業務システム開発1課長, 谷山 秀之氏

Business Challenge

IIJは、多様な目的をもつ複数のシステムを連携させるためには、標準化されたインターフェースで統一した疎結合を行うことが信頼性とコスト面で最も効果的と考え、IBM Integration BusをEnterprise Service Bus(ESB)として利用したシステム連携基盤を構築し、2013年6月より運用してきました。システム連携基盤は安定した稼働を続けていましたが、稼働を開始してから数年が経過し、連携対象となるシステムの構成や提供するサービス内容も大きく変わってきました。加えて、同社事業のさらなる拡大に向けて、ビジネス要求に応える開発スピードの向上やさらなる運用効率化を目指すために、システム連携基盤の刷新が求められるようになりました。

Transformation

IIJは、IBM App Connect Enterprise V11が共通API化やマイクロサービス化など、同社が今後強化を目指しているクラウドネイティブのシステム構想に適した最新アーキテクチャーを提供していることに先進性と大きなメリットを感じ、採用を決定しました。最新バージョンの検証と導入を円滑に進めるため、同社はIBMから推薦された数社を対象にコンペティションを実施し、ESB導入後のアプリケーションのマイグレーションからテスト、運用まで一貫してサポート可能な総合力を備えたJIECをパートナーに選定しました。システム連携基盤の再構築プロジェクトは2018年12月にスタートし、システム連携基盤上で運用しているアプリケーションのマイグレーションと構成の見直しに向けて最適な手段を確立すべく、まず、実用検証(PoC)を実施した上で新しい基盤構築へと向かいました。

Benefits

新システム連携基盤は、2019年11月より本番稼働を開始、エラー、アラートを発することなく、安定した稼働を続けています。IIJは、新システム連携基盤が安定稼働し、運用面でも従来どおりの品質を保ちつつ次世代アーキテクチャーへのモダナイゼーションを実現できたことはIBM App Connect Enterprise V11とパートナーとしてJIECを選定したことの最大の成果であると評価しています。また、システム連携基盤の刷新により大幅に機能強化されたことで、今後のシステム運用コストのさらなる削減とビジネスのスピードアップが期待されます。同社は今後、共通API化やマイクロサービス化のほか、シームレスなデータ共有基盤づくりなどにもシステム連携基盤の利用を拡大していく方針です。

 


[製品・サービス・技術 情報]

当事例で使用されている主な製品・サービスは下記の通りです。

  • IBM App Connect Enterprise

 

Solution Category

  • Hybrid Cloud Integration