DDS を使用して ICF ファイルを定義する方法

ICF ファイルの定位置項目を指定するときは、データ記述仕様書 (DDS) の 1 桁目から 44 桁目に記入する場合のいくつかの特定の規則に従う必要があります。

ICF ファイルでの DDS キーワード項目 (45 から 80 桁目)には、DDS キーワードを指定する場合の規則と記入例を 示してあります。

ICF ファイルのキーワードの詳細については、「ICF ProgrammingPDF へのリンク の資料を参照してください。

ICF ファイルを定義するためには、各項目を次の順序で指定します。

  1. ファイル・レベル項目
  2. レコード・レベル項目
  3. フィールド・レベル項目

ファイル内の各レコード様式ごとに、レコード・レベル項目およびフィールド・ レベル項目の指定を繰り返してください。

ファイルには、少なくとも 1 つのレコード様式を指定します。

1 つの ICF ファイルについてのレコード様式の最大数は 1024 です。また、1 つのレコード様式についてのフィールドの最大数は 32 767 です。

注: ファイル名は、DDS ではなく ICF ファイル作成 (CRTICFF) コマンドを用 いて指定します。

次の図は、ICF ファイルの例を示しています。

図 1. ICF ファイルの例
|...+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7....+....8
00010A* ICF FILE CODING EXAMPLE
00020A*
00030A          R RCD1                      RCVENDGRP(14)
00040A            FLDA           5
00050A            FLDB           5  0
00060A            FLDC          10  2
00070A
00080A          R RCD2
00090A  72 73
00110AON74                                  FAIL
00120A            FLDD          12
     A            FLDC      R               REFFLD(A LIB1/FILEA)
     A

ICF ファイルでの定位置項目 (1 から 44 桁目)

この章には、データ記述仕様書 (DDS) 1 桁目から 44 桁目に記入する場合の規則と記入例を示してあります。

仕様書の後半部分のコーディング方法に ついては、ICF ファイルでの DDS キーワード項目 (45 から 80 桁目)を参照してください。

図 1 は、ICF ファイルに関するいくつかの定位置項目を 示しています。