OMPROUTE の開始および制御

必要な RACF® 許可を定義した後 (ステップ 6 を参照)、OMPROUTE を MVS™ プロシージャー、z/OS® シェル、または AUTOLOG から開始できます。

Common INET 環境においては、OMPROUTE は、リゾルバー構成データ・セットまたはファイルからの TCPIPJobname キーワードによって決まる名前を持つスタックに対して、接続を試みます。 複数のスタックがある構成では、OMPROUTE のサービスを必要とする各スタックごとに、OMPROUTE のコピーを 開始する必要があります。OMPROUTE を特定のスタックに関連づけるには、環境変数 RESOLVER_CONFIG を使用して、固有な TCPIPjobname を定義しているデータ・セットまたはファイルを指示します。

MVS プロシージャーから実行する場合、環境変数は、OMPROUTE プロシージャーの STDENV DD ステートメントを使用して 設定できます。 OMPROUTE によって使用される環境変数については、ステップ 8 を参照してください。