OMPROUTE は、トレースとデバッグの情報を制御する 5 つのコマンド行パラメーターを受け入れます。OMPROUTE のトレース情報とデバッグ情報は、以下の 3 つの例外を除き、stdout に書き込まれます。
OMPROUTE が MVS プロシージャーから開始される場合は、使用するパラメーターを OMPROUTE カタログ式プロシージャーの PARM=() に追加します。以下に例を示します。
//* PARM=('POSIX(ON)',
//* 'ENVAR("_CEE_ENVFILE=DD:STDENV")/-t1 -6t1')
//*
OMPROUTE を z/OS シェル・コマンド行から
開始する場合は、コマンド行にパラメーターを入力します。
OMPROUTE を開始するいずれの方法でも、パラメーターは、大文字小文字混合で指定できます。
注: -tn、-dn、-6tn、-6dn、および -sn パラメーターは OMPROUTE のパフォーマンスに影響を与えます。これらのパラメーターを使用する場合は、近隣ルーターの隣接関係が壊れないように、OSPF インターフェースの Dead_Router_Interval 値の増加が必要になることがあります。
これが必要になった場合は、他のルーターも変更が必要になります。なぜなら、Dead_Router_Interval 値は、共通ネットワークに接続されているすべてのルーターで同じでなければならないからです。