ステップ 3: シスプレックスごとに 1 つの Advisor を構成

シスプレックスのサブプレックスを使用していない限り、ある一定の時間にシスプレックス内でアクティブになれるのは、1 つの Advisor のみです。シスプレックスのサブプレックス環境では、このステップには追加のアクションが必要です。このステップの変更については、サブプレックス環境における Advisor の構成を参照してください。

Advisor は 1 つのファイルから構成データを読み取ります。このファイルは z/OS® UNIX ファイル、PDS あるいは PDSE メンバー、または順次データ・セットとして存在している可能性があります。 障害時に Advisor がシスプレックス内で移動可能となるように計画する場合は、Advisor の構成ファイルまたはデータ・セットを共用 DASD に入れて、必要に応じてシスプレックス内のすべてのシステムからアクセス可能にすることになります。 Advisor 構成ファイルは、Advisor 開始プロシージャー内の CONFIG DD ステートメントで指定します。 SEZAINST の中の EZBLBADV に、サンプルの開始プロシージャーが提供されています。

Advisor 構成ファイルには、3 つの基本的な目的があります。

SEZAINST の中の EZBLBADC に、サンプルの Advisor 構成ファイルが提供されています。