ステップ 11: ADNR と LBA アプリケーションが実行される TCP/IP スタックの TCP/IP プロファイルのカスタマイズ (オプション)

ADNR、Advisor、および Agent を一層最適に適応させるように、オプションとして TCP/IP プロファイルをカスタマイズできます。Advisor および Agent の TCP/IP プロファイルのカスタマイズについては、ステップ 5: Advisor および Agent を実行する TCP/IP スタックの TCP/IP プロファイルのカスタマイズ (オプション)を参照してください。ステップ 6: z/OS Load Balancing Advisor 機能の構成で、既に Advisor と Agent の TCP/IP プロファイルのカスタマイズ・ステップを実行済みである可能性があります。

ADNR に動的 VIPA を使用する場合は、DVIPA 定義と使用法に合わせて、シスプレックス内の該当する TCP/IP プロファイルを構成する必要があります。推奨される定義には、MOVEABLE NONDISRUPTIVE を指定した VIPARANGE があります。詳細は、動的 VIPA の使用を参照してください。

AT-TLS を使用おうとする場合は、z/OS® ポリシー・エージェントをセットアップしたり、ADNR の TCP/IP スタックを AT-TLS で使用可能にしたりするために、いくつかのステップを実行する必要があります。詳しくは、ステップ 5: Advisor および Agent を実行する TCP/IP スタックの TCP/IP プロファイルのカスタマイズ (オプション)を参照してください。 ADNR の場合、CommonTTLSConfig および TTLSConfig ステートメントによって識別される AT-TLS ポリシーをカスタマイズする必要があります。

ヒント: ADNR と Agent は両方とも Advisor のクライアント・アプリケーションなので、ADNR の LBAdvisorAgentRule および LBAgentRule に似た AT-TLS ポリシー規則を定義することができます。