endmqlsr (リスナーの終了)

キュー・マネージャーのリスナー・プロセスをすべて終了します。

目的

endmqlsr コマンドは、指定したキュー・マネージャーのリスナー・プロセスをすべて終了します。

endmqlsr コマンドは、 作業対象のキュー・マネージャーに関連付けられているインストール環境から 使用する必要があります。 dspmq -o installation コマンドを使用して、どのインストール済み環境にキュー・マネージャーが関連付けられているかを調べることができます。

endmqlsr コマンドを発行する前にキュー・マネージャーを停止する必要はありません。 プール・プロセス内ではなく runmqlsr リスナー・プロセス内でインバウンド・チャネルを持つように構成されているリスナーがある場合、そのリスナーの終了要求は、チャネルがアクティブである場合に失敗する可能性があります。 この場合、終了に成功したリスナーの数と、まだ稼働しているリスナーの数を示すメッセージが書き込まれます。

リスナー属性 CONTROL が QMGR と指定されている場合は、endmqlsr を使用してリスナーの状態を変更しても、次の再始動時における CONTROL 属性でのキュー・マネージャーの動作に影響はありません。

Syntax

Read syntax diagramSkip visual syntax diagram endmqlsr   -w   -m QMgrName

オプション・パラメーター

-m QMgrName
キュー・マネージャーの名前。 このパラメーターを省略すると、コマンドは、デフォルトのキュー・マネージャーに対して操作を実行します。
-w
制御を戻す前に待機します。

制御が戻されるのは、指定のキュー・マネージャーのリスナーすべてが停止した後だけです。

戻りコード

戻りコード 説明
0 コマンドは正常に終了しました。
10 コマンドは終了しましたが、予期しない結果が出ました。
20 処理中にエラーが発生しました。