IBM MQ 9.0.0.x Long Term Support の変更点

Long Term Support (LTS) リリースは、障害およびセキュリティー更新を含むサポートが一定期間にわたって提供される、推奨される製品レベルです。

Long Term Support リリースでは、新しい機能拡張は提供されません。それらには、問題のフィックスとセキュリティー更新のみが含まれており、一定の間隔で周期的に提供されます。それらは、長期にわたるデプロイメント期間で安定性を最大限に重視しなければならないシステムを対象にしています。

詳しくは、 IBM® MQ リリース・タイプおよび IBM MQ 長期サポート・リリースおよび継続的デリバリー・リリースに関する FAQを参照してください。

Long Term Support for IBM MQ 9.0.0 for Multiplatforms の場合、保守更新はフィックスパックまたは累積セキュリティー更新 (CSU)として提供されます。

注: 1Q 2023 以降、Multiplatforms の保守には以下の 2 つのタイプがあります。

フィックスパック。これには、前回のフィックスパック配信 (または GA) 以降に修正されたすべての問題のロールアップが含まれます。フィックスパックは、通常のサポート・ライフサイクルにおいて Long Term Support (LTS) リリース専用に作成されます。
累積セキュリティー更新 (CSU)。小規模な更新で、前回の保守 (GA) 以降にリリースされたセキュリティー・パッチが含まれています。 CSU は、 LTS リリース (拡張サポートのリリースを含む) 用、および関連するセキュリティー・パッチを提供するために必要な最新の IBM MQ Continuous Delivery (IBM MQ) リリース用に作成されています。

1Q 2023 以降の保守リリースの場合、VRMF の 4 桁目はフィックスパック番号または CSU 番号のいずれかを表します。両方のタイプの保守は相互に累積され (つまり、古い CSU およびフィックスパックに含まれているすべてのものが含まれています)、両方とも保守を適用するために同じメカニズムを使用してインストールされます。どちらのタイプの保守でも、VRMF の F 桁が以前のどの保守よりも高い番号に更新されます。フィックスパックは 5 で割り切れる「F」値を使用し、CSU は 5 で割り切れない「F」値を使用します。

1Q 2023 より前の保守リリースの場合、VRMF の 4 桁目は常にフィックスパック・レベルを表します。例えば、 IBM MQ 9.0.0 LTS リリースの最初のフィックスパックには、 9.0.0.1という番号が付けられています。

詳しくは、 IBM MQの保守デリバリー・モデルの変更点を参照してください。

z/OS®の場合、保守更新は PTF または累積セキュリティー更新 (CSU)として提供されます。