モニター・エレメント
モニター・エレメントは、データベース・システムの状態の特定の側面を示す情報を保管するために使用されるデータ構造です。例えば、 モニター・エレメント direct_reads は、 発生した読み取り操作のうち、 バッファー・プールからではなくディスクから直接実行された読み取り操作の数を示します。
各モニター・エレメントは、次のいずれかのタイプのデータを示します。
- カウンター
- カウンターは、何かの発生回数を追跡します。例えば、 deadlocks モニター・エレメントは、 発生したデッドロックの総数を記録します。 カウンターの他の例には、commit_sql_stmts (試行された COMMIT ステートメント数)、rows_deleted、total_sorts などがあります。
- ゲージ
- ゲージは、何かの発生量または使用量の測定値を示します。 例えば、total_section_proc_time や total_sort_time などの消費時間モニター・エレメントは、 さまざまな処理フェーズに所要された時間の測定です。 ゲージの他の例には、locks_held、num_extent_moved、 sort_heap_allocated などがあります。 時間の経過とともに増加する一方のカウンターと比べて、 ゲージの値は、データベースで何が発生するかによって、増加したり減少したりすることがあります。
- 水準点
- 水準点は、特定の測定において達した最高値を示します。 例えば、uow_total_time_top は、 データベースの活動化以降、最も長く実行された作業単位の存続時間を示します。 水準点の他の例には、pkg_cache_size_top や sort_heap_top などがあります。
- テキスト
- 多くのモニター・エレメントはテキスト値をレポートします。例えば、stmt_text には、 SQL ステートメントのテキストが入っています。テキスト・モニター・エレメントの他の例には、 table_name、tablespace_type、 db_storage_path_state などがあります。
- タイム・スタンプ
- タイム・スタンプ・モニター・エレメントは、何かの発生時刻を示します。 例えば、conn_time は、 データベースに接続が確立された時刻を示します。タイム・スタンプ・モニター・エレメントの他の例には、 lock_wait_start_time、stmt_first_use_time、 uow_stop_time などがあります。 経過時間を測定するゲージと比べて、タイム・スタンプは、 何かが開始または終了した時点を正確に測定します。
モニター・エレメントは、表関数やイベント・モニターなどのモニター・インターフェースを使用して調べることができます。