新機能

本製品のこのリリースでの新機能について説明します。 新機能についての説明は、新しい内容の周辺にある次のグラフィック・イメージで示されています。変更の始まり新しい内容の例変更の終わり

変更の始まり

バージョン 1.4 の新機能

このバージョンは、Eclipse Memory Analyzer オープン・ソース・プロジェクトのバージョン 1.4 に基づいています。
注: 以下のいずれの更新も、この製品の Web Edition には適用されません。
シングルクリックでの「スレッドの概要およびスタック」照会の実行
ツールバーの「可能な場合は、各スレッドの名前、スタック、フレーム・ローカル、保存ヒープなどを表示します。」ボタン () をクリックすることにより、「スレッドの概要およびスタック」照会を実行できます。「スレッドの概要およびスタック」照会は、「照会ブラウザーのオープン」 > 「Java の基礎」メニューからでも使用できます。この照会について詳しくは、Java の基礎: スレッドおよびスレッド・スタック照会を参照してください。
HPROF パーサーの厳密性の制御
「設定」メニューを使用して、HPROF パーサーが、エラーが発生した場合に .hprof ダンプ・ファイルの処理を続行するか、処理を停止するかを指定できます。以前のリリースでは、パーサーは、ログ・ファイル内にエラーを作成して、ダンプ・ファイルの処理を続行していました。本リリースから、デフォルトの動作では例外がスローされて処理が停止されますが、設定を変更して以前の動作に戻すことができます。詳細については、始めにを参照してください。
非常に大容量のヒープ・ダンプのサポート
以前のバージョンよりも大容量のヒープ・ダンプを開くことができます。大容量のヒープ・ダンプの処理には長い時間がかかります。パフォーマンスの向上については、パフォーマンスを参照してください。
OQL の機能強化
FROM 節で許可される複数のオブジェクト ID およびアドレス
複数のオブジェクト ID またはアドレスをコンマで区切ってリストすることにより、FROM 節で複数のクラスを指定できます。 詳細については、FROM 節を参照してください。
SELECT 節で許可される式
さらに複雑な SELECT 節を作成するために、式を使用できます。 詳細については、SELECT 節を参照してください。
索引表記を使用する配列アクセス、および範囲アクセス
索引表記を使用して配列の中の要素にアクセスできるほか、要素の範囲にアクセスすることもできます。詳細については、プロパティーへのアクセスを参照してください。
オートコンプリートの機能強化
OQL ビューは、オブジェクトのフィールド名、属性、およびメソッドに関する提案を提供します。詳細については、プロパティーへのアクセスを参照してください。
以前の照会の再実行または照会の変更の取り消し
以前の照会を「ナビゲーション履歴」ビューでダブルクリックすることによって再実行できます。また、Ctrl+Z または Ctrl+Y を押して、「OQL エディター (OQL editor)」ペインで行った変更を元に戻したり、やり直したりすることもできます。詳しくは、オブジェクト照会言語を使用するカスタム照会の実行を参照してください。
OQL 照会の結果の比較
各照会を別々の「OQL エディター (OQL editor)」ペインで実行している限り、OQL 照会の結果を比較できます。詳細については、ビューおよび照会結果からのデータの比較を参照してください。
新規照会を作成するための OQL 照会の結果のコピー
照会結果からいくつかのオブジェクトを選択してコピーし、それらのオブジェクトの OQL 表現を作成することができます。その後、その OQL ステートメントを新規照会として実行できます。詳しくは、オブジェクト照会言語を使用するカスタム照会の実行を参照してください。
照会でサポートされる追加の Java コレクション
java.util.concurrent.CopyOnWriteArrayList および java.util.TreeSet など、さらに多くの Java コレクション・クラスに対するサポートが「Java コレクション」照会で追加されました。詳しくは、「Java コレクション」の照会を参照してください。
パフォーマンスの向上
以前よりも大容量のヒープ・ダンプ・ファイルを処理でき、保存セットやドミネーター・ツリーの計算などの一部の計算が改善されます。
変更の終わり


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