IBM® Monitoring
and Diagnostic Tools for Java™ -
Memory Analyzer は、多様な機能を備えた、高速な Java ヒープ・アナライザーです。これを使用して、メモリー・リークを検出したり、メモリー消費量を削減したりできます。
このツールは、きわめて多くのオブジェクトを含むダンプを分析することができ、以下の情報を提供します。
- オブジェクトの保持サイズ。
- ガーベッジ・コレクターによるオブジェクトの収集を妨げているプロセス。
- リークの疑いがあるものを自動的に取り出すレポート。
適切なダンプ・タイプには、以下のものが含まれます。
- Java ヒープ・ダンプ
- IBM ポータブル・ヒープ・ダンプ (.phd) のバイナリー・ファイル
- Oracle Java 仮想マシン (JVM) の .hprof のバイナリー・ヒープ・ダンプ
- IBM JVM によって生成されたシステム・ダンプ (必要な場合に jextract を使用して処理されます)
- IBM 1.4.2 JVM によって生成された z/OS® SVC ダンプ
このツールは Eclipse Memory Analyzer (MAT) プロジェクトに基づいており、IBM Diagnostic
Tool Framework for Java (DTFJ) 機能を使用して、IBM JVM からのダンプの処理を可能にします。
このツールは次のエディションで使用可能です。
- IBM Monitoring and Diagnostic Tools for Java - Memory Analyzer
- このエディションのツールをローカル・ワークステーションにダウンロードし、インストールし、実行します。
- IBM Monitoring and Diagnostic Tools for Java - Memory Analyzer Web Edition テクニカル・プレビュー
- このエディションのツールを Web サーバーにインストールし、Web ブラウザーを介してリモート側でこのツールを使用します。「注記」ビューなどのいくつかのよりマイナーな機能は、このエディションでは使用できません。詳しくは、Web Edition の相違点を参照してください。