SQLCA (SQL 連絡域)

SQLCA は一組の変数で、各 SQL ステートメントの実行の終了時に更新されることがあります。 SQLCA が適用されない Java™ での場合を除いて、 実行可能な SQL ステートメントが入っているプログラムは、1 つの SQLCA を用意することがありますが、 それを複数用意することはありません (ただし、 代わりに独立型の SQLCODE または独立型の SQLSTATE 変数を使用する場合を除く)。

SQLCA を使用する代わりに、すべての言語で GET DIAGNOSTICS ステートメントを使用して、 戻りコードおよび直前の SQL ステートメントに関する他の情報を戻すことができます。 詳しくは、GET DIAGNOSTICSを参照してください。

Java、RPG、または REXX を除くすべてのホスト言語では、SQL INCLUDE ステートメントを使用して SQLCA を宣言することができます。 REXX プロシージャーでの SQLCA の使用方法については、「組み込み SQL プログラミング」トピック集を参照してください。 Java でエラーおよび警告についての情報にアクセスする方法については、「IBM® Developer Kit for Java」トピック集を参照してください。

C、COBOL、および PL/I では、このストレージ域の名前は SQLCA でなければなりません。すべての SQL ステートメントは、必ず SQLCA の宣言の有効範囲内になければなりません。

プログラムで独立型の SQLCODE または SQLSTATE を指定している場合は、SQLCA を組み込んではなりません。 詳しくは、SQL 診断情報を参照してください。

独立型の SQLCODE と独立型の SQLSTATE は、Java または REXX 言語では指定してはなりません。