SQL 診断情報

データベース・マネージャーは、診断域を使用して、実行可能 SQL ステートメントの実行に関する状況情報と診断情報を保管します。GET DIAGNOSTICS または複合ステートメント 以外の SQL ステートメントが処理される場合、その SQL ステートメントを処理する前に、現行診断域がクリアされます。各 SQL ステートメントが処理されるときに、その SQL ステートメントの実行に関する情報は、1 つ以上の完了条件または例外条件として現行診断域に記録されます。

完了条件では、SQL ステートメントの正常完了、警告条件付きの完了、NOT FOUND 条件付きの完了のいずれかが示されます。 例外条件は、ステートメントが失敗したことを示します。 GET DIAGNOSTICS ステートメントは、以前に実行された SQL ステートメントに関する条件およびその他の情報を診断域から戻すために、ほとんどの言語で使用できます。 詳しくは、GET DIAGNOSTICSを参照してください。 さらに、条件情報は言語固有のメカニズムを通じて提供されます。