SYSTRIGGERS

SYSTRIGGERS ビューには、SQL スキーマにある各トリガーごとに、行が 1 つずつ入ります。

次の表は、SYSTRIGGERS ビューの列について説明しています。

表 1. SYSTRIGGERS ビュー
列名 システム列名 データ・タイプ 説明
TRIGGER_SCHEMA TRIGSCHEMA VARCHAR(128) トリガーが入っているスキーマの名前。
TRIGGER_NAME TRIGNAME VARCHAR(128) トリガーの名前。
EVENT_MANIPULATION TRIGEVENT VARCHAR(6) トリガーを起動するイベントを示します。
DELETE
DELETE 時にトリガーが起動されます。
INSERT
INSERT 時にトリガーが起動されます。
UPDATE
UPDATE 時にトリガーが起動されます。
READ
行の読み取り時にトリガーが起動されます。 これは、ADDPFTRG コマンドによって作成されたトリガーに対してのみ 有効です。
MULTI
トリガーは複数のイベントに対して起動されます。EVENTUPDATE、EVENTDELETE、 および EVENTINSERT 列がイベントを定義します。
EVENT_OBJECT_SCHEMA TABSCHEMA VARCHAR(128) トリガーの対象表またはビューが入っているスキーマの名前。
EVENT_OBJECT_TABLE TABNAME VARCHAR(128) トリガーの対象表またはビューの名前。
ACTION_ORDER ORDERSEQNO INTEGER 表またはビューのトリガー・リスト内のこのトリガーの順位。 これはトリガーが起動される順序を示します。
ACTION_CONDITION CONDITION DBCLOB(2097152) CCSID 13488
NULL 可能
トリガーの WHEN 文節のテキスト。

WHEN 節がない場合、またはこれが難読化されたトリガーである 場合、NULL が入ります。

ACTION_STATEMENT TEXT DBCLOB(2097152) CCSID 13488
NULL 可能
トリガー・アクション内の SQL ステートメントのテキスト。

これが難読化 されたトリガーの場合、テキストは WRAPPED キーワードで始まり、その後に、 エンコードされた形式のステートメント・テキストが続きます。

これが ADDPFTRG コマンドによって作成されたトリガーの場合は、NULL 値が 入ります。

ACTION_ORIENTATION GRANULAR VARCHAR(9) これが行トリガーであるか、ステートメント・トリガーであるか を示します。
ROW
トリガーは各行ごとに起動されます。
STATEMENT
トリガーは各ステートメントごとに起動されます。
ACTION_TIMING TRIGTIME VARCHAR(7) これが前トリガー、後トリガー、代用トリガーのいずれかであるかを示します。
BEFORE
トリガーはトリガー・イベントの前に起動されます。
AFTER
トリガーはトリガー・イベントの後に起動されます。
INSTEAD
トリガーはトリガー・イベントの代わりに起動されます。
TRIGGER_MODE TRIGMODE VARCHAR(6) トリガーの起動モードを示します。
DB2SQL
トリガー・モードは DB2SQL です。
DB2ROW
トリガー・モードは DB2ROW です。
ACTION_REFERENCE_OLD_ROW OLD_ROW VARCHAR(128)
NULL 可能
OLD ROW 相関名。

OLD ROW 相関名が指定されていない場合は、NULL 値が入ります。

ACTION_REFERENCE_NEW_ROW NEW_ROW VARCHAR(128)
NULL 可能
NEW ROW 相関名。

NEW ROW 相関名が指定されていない場合は、NULL 値が入ります。

ACTION_REFERENCE_OLD_TABLE OLD_TABLE VARCHAR(128)
NULL 可能
OLD TABLE 相関名。

OLD TABLE 相関名が指定されていない場合は、NULL 値が入ります。

ACTION_REFERENCE_NEW_TABLE NEW_TABLE VARCHAR(128)
NULL 可能
NEW TABLE 相関名。

NEW TABLE 相関名が指定されていない場合は、NULL 値が入ります。

SQL_PATH SQL_PATH VARCHAR(3483)
NULL 可能
トリガーを作成するときに使用された SQL パス。

このトリガーが ADDPFTRG コマンドによって作成された場合は、NULL 値が入 ります。

CREATED CREATE_DTS TIMESTAMP トリガーが作成されたときのタイム・スタンプ。
TRIGGER_PROGRAM_NAME TRIGPGM VARCHAR(128) トリガー・プログラムの名前。
TRIGGER_PROGRAM_LIBRARY TRIGPGMLIB VARCHAR(128) トリガー・プログラムが入っているスキーマのシステム名。
OPERATIVE OPERATIVE VARCHAR(1) トリガーが作動可能かどうかを示します。

表またはビューが持つトリガーがトリガー・アクション にその表またはビューの参照を含む場合、その表またはビューは自己参照表またはビューです。自己参照トリガーが、別のライブラリーに複写された場合、別のライブラリーに復元された場合、別のライブラリーに移された場合、または名前が変更された場合、トリガーは作動不能とマークされます。これは、トリガー・アクション 内の表参照は変わっていないために、依然として元のスキーマ名と表名が参照されるからです。

Y
トリガーが作動可能です。
N
トリガーは作動不能です。
ENABLED ENABLED VARCHAR(1) トリガーが使用可能かどうかを示します。
Y
トリガーは使用可能です。
N
トリガーは使用不可です。
THREADSAFE THDSAFE VARCHAR(8) トリガーがスレッド・セーフかどうかを示します。
YES
トリガーがスレッド・セーフです。
NO
トリガーはスレッド・セーフではありません。
UNKNOWN
トリガーのスレッド・セーフティーは不明です。
MULTITHREADED_JOB_ACTION MLTTHDACN VARCHAR(8) マルチスレッド・ジョブでトリガー・プログラムが呼び出されたときに取る アクションを示します。
SYSVAL
QMLTTHDACN システム値を使用して、取るアクションを判別します。
MSG
マルチスレッド・ジョブでトリガー・プログラムを実行しますが、診断 メッセージを送信します。
NORUN
マルチスレッド・ジョブでトリガー・プログラムを実行しません。
RUN
マルチスレッド・ジョブでトリガー・プログラムを実行します。
ALLOW_REPEATED_CHANGE ALWREPCHG VARCHAR(8) 更新イベントがトリガーを起動する条件を示します。
YES
トリガーは同じ行に対する反復変更を許します。
NO
トリガーは同じ行に対する反復変更を許しません。
TRIGGER_UPDATE_CONDITION TRGUPDCND CHAR(8)
NULL 可能
UPDATE トリガーは、更新イベント時には常に起動するのか、列値が実際に変 更されているときにだけ起動するのかを示します。
ALWAYS
トリガーは更新イベント時に常に起動されます。
CHANGE
トリガーは、更新イベント時に列値が実際に変更されているときだけ起 動します。

トリガーが UPDATE トリガーでない場合は、NULL 値が入ります。

TRIGGER_DEFINER DEFINER VARCHAR(128) 該当のトリガーを定義したユーザーの名前。
TRIGGER_TEXT LABEL VARGRAPHIC(50) CCSID 1200
NULL 可能
LABEL ステートメントで指定された文字ストリング。

ラベルがない場合は、NULL 値が入ります。

LONG_COMMENT REMARKS VARGRAPHIC(2000) CCSID 13488
NULL 可能
COMMENT ステートメントで指定された文字ストリング。

詳細コメントがない場合は、NULL 値が入ります。

ROUNDING_MODE DECFLTRND CHAR(1)
NULL 可能
トリガーの丸めモード。
C
ROUND_CEILING
D
ROUND_DOWN
F
ROUND_FLOOR
G
ROUND_HALF_DOWN
E
ROUND_HALF_EVEN
H
ROUND_HALF_UP
U
ROUND_UP

このトリガーが ADDPFTRG コマンドによって作成された場合は、NULL 値が入 ります。

SYSTEM_TRIGGER_SCHEMA SYS_TDNAME CHAR(10) システムのスキーマ名。
SYSTEM_EVENT_OBJECT_SCHEMA SYS_DNAME CHAR(10) トリガーの対象表またはビューを含むスキーマのシステム・スキーマ名。
SYSTEM_EVENT_OBJECT_TABLE SYS_TNAME CHAR(10) トリガーの対象表またはビューを含む表またはビューのシステム表名。
SECURE SECURE CHAR(1) トリガーが行アクセス制御と列アクセス制御においてセキュアであると見なされるかどうかを示します。
N
トリガーが行アクセス制御と列アクセス制御においてセキュアであると見なされません。
Y
トリガーが行アクセス制御と列アクセス制御においてセキュアであると見なされます。
LAST_ALTERED ALTEREDTS TIMESTAMP
NULL 可能
トリガーが最後に変更されたときのタイム・スタンプ。 トリガーが一度も変更されていない場合、NULL 値が入ります。
EVENTUPDATE EVENT_U CHAR(1) 更新イベントによってこのトリガーが起動されるかどうかを示します。
Y
はい
N
いいえ
EVENTINSERT EVENT_I CHAR(1) 挿入イベントによってこのトリガーが起動されるかどうかを示します。
Y
はい
N
いいえ
EVENTDELETE EVENT_D CHAR(1) 削除イベントによってこのトリガーが起動されるかどうかを示します。
Y
はい
N
いいえ
変更の始まりTRIGGER_BIND_OPTION変更の終わり 変更の始まりBINDOPT変更の終わり 変更の始まりDBCLOB(5000) CCSID 1200
NULL 可能
変更の終わり
変更の始まりこのトリガーの作成時に使用された追加のバインド・オプション。 明示的なバインド・オプションが指定されなかった場合は、NULL 値が入ります。変更の終わり