SYSPROCS

SYSPROCS ビューには、CREATE PROCEDURE ステートメントで作成された各プロ シージャーごとに、行が 1 つずつ入ります。

次の表は、SYSPROCS ビューの 列について説明しています。

表 1. SYSPROCS ビュー
列名 システム列名 データ・タイプ 説明
SPECIFIC_SCHEMA SPECSCHEMA VARCHAR(128) ルーチン (プロシージャー) インスタンスのスキーマ名。
SPECIFIC_NAME SPECNAME VARCHAR(128) ルーチン・インスタンスの特定名。
ROUTINE_SCHEMA PROCSCHEMA VARCHAR(128) 該当のルーチンが入っている SQL スキーマの名前。
ROUTINE_NAME PROCNAME VARCHAR(128) ルーチンの名前。
ROUTINE_CREATED RTNCREATE TIMESTAMP ルーチンが作成されたときのタイム・スタンプを識別します。
ROUTINE_DEFINER DEFINER VARCHAR(128) 該当のルーチンを定義したユーザーの名前。
ROUTINE_BODY BODY VARCHAR(8) ルーチン本体のタイプ:
EXTERNAL
これは外部ルーチンです。
SQL
これは SQL ルーチンです。
EXTERNAL_NAME EXTNAME VARCHAR(279)
NULL 可能
この列は外部プログラム名を識別します。
  • ILE サービス・プログラムの場合、外部プログラム名は スキーマ名/サービス・プログラム名 (入り口名) です。
  • REXX の場合は、外部プログラム名は、スキーマ名/ソ ース・ファイル名 (メンバー名) です。
  • Java™ プログラムの場合、外部プログラム名はオプションの jar-id の後に完全修飾クラス名!メソッド名 または完全修飾クラス名.メソッド名 が続きます。
  • その他のすべての言語では、外部プログラム名は、スキーマ名/プログラム名 です。
EXTERNAL_LANGUAGE LANGUAGE VARCHAR(8)
NULL 可能
これが外部ルーチンである場合は、この列は外部プログラム名を識別します。
C
外部プログラムは C で作成されます。
C++
外部プログラムは C++ で作成されます。
CL
外部プログラムは CL で作成されます。
COBOL
外部プログラムは COBOL で作成されます。
COBOLLE
外部プログラムは ILE COBOL で作成されます。
FORTRAN
外部プログラムは FORTRAN で作成されます。
JAVA
外部プログラムは JAVA で作成されます。
PLI
外部プログラムは PL/I で作成されます。
REXX
外部プログラムは REXX プロシージャーです。
RPG
外部プログラムは RPG で作成されます。
RPGLE
外部プログラムは ILE RPG で作成されます。

これが外部ルーチンでない場合は、NULL 値が入ります。

PARAMETER_STYLE PARM_STYLE VARCHAR(7)
NULL 可能
これが外部ルーチンである場合は、この列はパラメーターのスタイル (呼び出し規則) を識別します。
DB2GNRL
これは DB2GENERAL 呼び出し規則です。
DB2SQL
これは DB2SQL 呼び出し規則です。
GENERAL
これは GENERAL 呼び出し規則です。
JAVA
これは JAVA 呼び出し規則です。
NULLS
これは GENERAL WITH NULLS 呼び出し規則です。
SQL
これは SQL 標準呼び出し規則です。

これが外部ルーチンでない場合は、NULL 値が入ります。

IS_DETERMINISTIC DETERMINE VARCHAR(3) この列はルーチンが deterministic であるかどうかを識別します。 つまり、同じ引数のルーチンに対する呼び出しが、常に同じ結果を戻すかどうかを識別します。
NO
ルーチンは deterministic ではありません。
YES
ルーチンは deterministic です。
SQL_DATA_ACCESS DATAACCESS VARCHAR(8) この列は、ルーチンに SQL が含まれているか、およびルーチンがデータの読み取りまたは変更を行うかを識別します。
NONE
ルーチンは SQL ステートメントを含みません。
CONTAINS
ルーチンは SQL ステートメントを含みます。
READS
ルーチンは、おそらく表またはビューからデータを読み取ります。
MODIFIES
ルーチンは、おそらく表またはビュー内のデータを変更するか、SQL DDL ステートメントを発行します。
SQL_PATH SQL_PATH VARCHAR(3483)
NULL 可能
これが SQL ルーチンの場合、この列はパスを識別します。

これが SQL ルーチンでない場合は、NULL 値が入ります。

PARM_SIGNATURE SIGNATURE VARCHAR(16000) この列はルーチン・シグニチャーを識別します。
RESULT_SETS RESULTS SMALLINT 戻される結果セットの最大数を識別します。 0 は結果セットがないことを示します。
IN_PARMS IN_PARMS SMALLINT 入力パラメーターの数を識別します。 0 は入力パラメーターがないことを示します。
OUT_PARMS OUT_PARMS SMALLINT 出力パラメーターの数を識別します。 0 は出力パラメーターがないことを示します。
INOUT_PARMS INOUT_PARM SMALLINT 入出力パラメーターの数を識別します。 0 は入出力パラメーターがないことを示します。
LONG_COMMENT REMARKS VARGRAPHIC(2000) CCSID 1200
NULL 可能
COMMENT ステートメントで指定された文字ストリング。

詳細コメントがない場合は、NULL 値が入ります。

ROUTINE_DEFINITION ROUTINEDEF DBCLOB(2M)    CCSID 13488
NULL 可能
これが SQL ルーチンの場合、この列は SQL ルーチン本体を含みます。

これが難読化 されたルーチンの場合、テキストは WRAPPED キーワードで始まり、その後に、 エンコードされた形式のステートメント・テキストが続きます。

これが SQL ルーチンでない場合は、NULL 値が入ります。

DBINFO DBINFO VARCHAR(3)
NULL 可能
データベースに関する情報をプロシージャーに渡すかどうかを識別し ます。
NO
データベースに関する情報をプロシージャーに渡しません。
YES
データベースに関する情報をプロシージャーに渡します。
COMMIT_ON_RETURN CMTONRET VARCHAR(3)
NULL 可能
この列は、プロシージャーから正常に戻った時点でそのプロシージャー をコミットするかどうかを識別します。
NO
プロシージャーから正常に戻ったときに、コミットは行われませ ん。
YES
プロシージャーから正常に戻ったときに、コミットが行われます。
AUT
プロシージャーは自律的にコミットまたはロールバックします。
IASP_NUMBER IASPNUMBER SMALLINT 独立補助記憶域プール (IASP) 番号を指定します。
NEW_SAVEPOINT_LEVEL NEWSAVEPTL VARCHAR(3)
NULL 可能
この列は、ルーチンが新しいセーブポイント・レベルを開始するかどうか を識別します。
NO
新しいセーブポイント・レベルを開始しません。
YES
新しいセーブポイント・レベルを開始します。
ROUNDING_MODE DECFLTRND CHAR(1)
NULL 可能
これが SQL プロシージャーの場合は、DECFLOAT 丸めモードを識別します。
C
ROUND_CEILING
D
ROUND_DOWN
F
ROUND_FLOOR
G
ROUND_HALF_DOWN
E
ROUND_HALF_EVEN
H
ROUND_HALF_UP
U
ROUND_UP

プロシージャーが SQL プロシージャーでない場合は、NULL 値が入ります。

ROUTINE_TEXT LABEL VARGRAPHIC(50) CCSID 1200
NULL 可能
ルーチンのラベルが入ります。 ラベルが存在しない場合は NULL 値が入ります。
AUTONOMOUS AUTONOMOUS VARCHAR(3) この列は、プロシージャーが自律型かどうかを示します。
NO
プロシージャーは自律型ではありません。
YES
プロシージャーは自律型です。