SYSPARTITIONMQTS

SYSPARTITIONMQTS ビューには、表パーティションまたは表メンバーをもとに作成された各マテリアライズ表ごとに、行が 1 つずつ入ります。 表が分散表の場合は、他のデータベース・ノードにあるパーティションに基づくマテリアライズ表はこのカタログ・ビューには含まれません。 これらは該当の他のデータベース・ノードのカタログ・ビューに含まれます。

このビューを使用すると、指定した特定の表または一連の表に基づき作成されたマテリアライズ表についてのマテリアライズ照会表情報を表示することができます。 この情報は、System i® ナビゲーターで「マテリアライズ照会表の表示」を選択したときに返される情報と同様のものです。

次の表は、SYSPARTITIONMQTS ビューの列について説明しています。

表 1. SYSPARTITIONMQTS ビュー
列名 システム列名 データ・タイプ 説明
TABLE_SCHEMA TABSCHEMA VARCHAR(128) 該当の表が入っている SQL のスキーマの名前。
TABLE_NAME TABNAME VARCHAR(128) 表の名前。
TABLE_PARTITION TABPART VARCHAR(128) 表パーティションまたはメンバーの名前。
MQT_NAME MQTNAME VARCHAR(128) マテリアライズ照会表の名前。
MQT_SCHEMA MQTSCHEMA VARCHAR(128) 該当のマテリアライズ照会表が入っている SQL スキーマの名前。
MQT_PARTITION MQTMEMBER VARCHAR(128) マテリアライズ照会表のパーティション名またはメンバー名。
MQT_OWNER MQTOWNER VARCHAR(128) マテリアライズ照会表の所有者。
SYSTEM_MQT_SCHEMA SYS_MQDNAM CHAR(10) システム・マテリアライズ照会表のスキーマ名。
SYSTEM_MQT_NAME SYS_MQNAME CHAR(10) システム・マテリアライズ照会表名。
ENABLED ENABLED VARCHAR(3) マテリアライズ照会表を使用可能にするかどうかを示します。
NO
マテリアライズ照会表を使用可能にしません。
YES
マテリアライズ照会表を使用可能にしてデータベース・マネージャーが使用できるようにします。
CREATE_TIMESTAMP CREATED TIMESTAMP マテリアライズ照会表が作成されたときのタイム・スタンプ。
REFRESH_TIME REFRESHDTS TIMESTAMP
NULL 可能
マテリアライズ照会表が最後にリフレッシュされたときのタイム・スタンプ。 マテリアライズ照会表が一度もリフレッシュされていない場合は、NULL が入ります。
LAST_QUERY_USE LASTQRYUSE TIMESTAMP
NULL 可能
使用状況統計が前回リセットされた後で、該当のマテリアライズ照会表が最後に照会で使用されたときのタイム・スタンプ。 使用状況統計が前回リセットされた後でそのマテリアライズ照会表が照会で一度も使用されていない場合には、NULL が入ります。
LAST_STATISTICS_USE LASTSTUSE TIMESTAMP
NULL 可能
使用状況統計が前回リセットされた後で、該当のマテリアライズ照会表が最後にオプティマイザーで統計用に使用されたときのタイム・スタンプ。 使用状況統計が前回リセットされた後でそのマテリアライズ照会表が統計用に一度も使用されていない場合には、NULL が入ります。
QUERY_USE_COUNT QRYUSECNT BIGINT 使用状況統計が前回リセットされた後で、該当のマテリアライズ照会表が 1 つの照会の中で使用された回数。 使用状況統計が前回リセットされた後でそのマテリアライズ照会表が照会で一度も使用されていない場合には、0 が入ります。
QUERY_STATISTICS_COUNT QRYSTCNT BIGINT 使用状況統計が前回リセットされた後で、該当のマテリアライズ照会表がオプティマイザーで統計用に使用された回数。 使用状況統計が前回リセットされた後でそのマテリアライズ照会表が統計用に一度も使用されていない場合には、0 が入ります。
LAST_USED_TIMESTAMP LASTUSED TIMESTAMP
NULL 可能
アプリケーションによってネイティブ・レコード入出力操作または SQL 操作に該当のマテリアライズ照会表が最後に直接使用されたときのタイム・スタンプ。そのマテリアライズ照会表が一度も使用されていない場合には、NULL が入ります。
DAYS_USED_COUNT DAYSUSED INTEGER 使用状況統計が前回リセットされた後で、アプリケーションによってネイティブ・レコード入出力操作または SQL 操作に該当のマテリアライズ照会表が直接使用された日数。 使用状況統計が前回リセットされた後でそのマテリアライズ照会表が一度も使用されていない場合には、0 が入ります。
LAST_RESET_TIMESTAMP LASTRESET TIMESTAMP
NULL 可能
該当のマテリアライズ照会表について使用状況統計が前回リセットされたときのタイム・スタンプ。 詳しくは、オブジェクト記述変更 (CHGOBJD) コマンドを参照してください。 マテリアライズ照会表の最終使用時のタイム・スタンプが一度もリセットされていない場合は、NULL が入ります。
NUMBER_ROWS CARD BIGINT マテリアライズ照会表の行の数。
MQT_SIZE SIZE BIGINT マテリアライズ照会表のサイズ (バイト数)。
LAST_CHANGE_TIMESTAMP LASTCHG TIMESTAMP
NULL 可能
マテリアライズ照会表が最後に変更されたときのタイム・スタンプ。 使用状況統計が前回リセットされた後でそのマテリアライズ照会表が一度も変更されていない場合には、NULL が入ります。
MAINTENANCE MAINTAIN VARCHAR(6) マテリアライズ照会表の保守方法を示します。
SYSTEM
マテリアライズ照会表はシステムが保守します。
USER
マテリアライズ照会表はユーザーが保守します。
INITIAL_DATA INITIAL VARCHAR(19) マテリアライズ照会表の初期データを示します。
INITIALLY DEFERRED
マテリアライズ照会表の作成時に、そこにデータを挿入しません。
INITIALLY IMMEDIATE
マテリアライズ照会表の作成時に、そこにデータを挿入します。
REFRESH REFRESH VARCHAR(9) マテリアライズ照会表内のデータをリフレッシュできる時期を示します。
DEFERRED
マテリアライズ照会表内のデータは、REFRESH TABLE ステートメントを使用していつでもリフレッシュできます。
IMMEDIATE
マテリアライズ照会表内のデータは即時にリフレッシュされます。
ISOLATION ISOLATION VARCHAR(27) マテリアライズ照会表のリフレッシュ時に使用される分離レベルを示します。
NO COMMIT
分離レベルは NO COMMIT です。
UNCOMMITTED READ
分離レベルは UNCOMMITTED READ です。
CURSOR STABILITY
分離レベルは CURSOR STABILITY です。
CURSOR STABILITY KEEP LOCKS
分離レベルは CURSOR STABILITY KEEP LOCKS です。
READ STABILITY
分離レベルは READ STABILITY です。
REPEATABLE READ
分離レベルは REPEATABLE READ です。
SORT_SEQUENCE SRTSEQ VARCHAR(12) マテリアライズ照会表で照合順序を使用するかどうかを示します。
BY HEX VALUE
マテリアライズ照会表では照合テーブルを使用しません。
*LANGIDSHR
マテリアライズ照会表では共用重みソート順序 (SRTSEQ) を使用します。
*LANGIDUNQ
マテリアライズ照会表では固有重みソート順序 (SRTSEQ) を使用します。
ALTSEQ
マテリアライズ照会表では代替照合順序 (ALTSEQ) を使用します。
LANGUAGE_IDENTIFIER LANGID CHAR(3)
NULL 可能
マテリアライズ照会表の言語 ID。 ソート順序が 16 進数の場合は NULL が入ります。
SORT_SEQUENCE_SCHEMA SRTSEQSCH CHAR(10)
NULL 可能
使用するソート順序のスキーマ名。スキーマ名がない場合は、NULL が入ります。
SORT_SEQUENCE_NAME SRTSEQNAM CHAR(10)
NULL 可能
使用するソート順序の名前。 ソート順序の名前がない場合は、NULL が入ります。
MQT_RESTORE_DEFERRED MQTRSTDFR VARCHAR(3) MQT の復元がその従属表の 1 つの復元まで据え置かれるかどうかを示します。
NO
MQT の復元は、その従属表の 1 つの復元まで据え置かれることはありません。
YES
MQT の復元は、その従属表の 1 つの復元まで据え置かれます。
ROUNDING_MODE DECFLTRND VARCHAR(8)
NULL 可能
マテリアライズ照会表の DECFLOAT 丸めモードを示します。
CEILING
ROUND_CEILING
DOWN
ROUND_DOWN
FLOOR
ROUND_FLOOR
HALFDOWN
ROUND_HALF_DOWN
HALFEVEN
ROUND_HALF_EVEN
HALFUP
ROUND_HALF_UP
UP
ROUND_UP

DECFLOAT 列、関数、または定数を参照する式がマテリアライズ照会表にない場合は、NULL 値が入ります。

DECFLOAT_WARNING DECFLTWRN VARCHAR(3)
NULL 可能
DECFLOAT 警告が返されるかどうかを指定します。
NO
DECFLOAT 警告は返されません。
YES
DECFLOAT 警告が返されます。

DECFLOAT 列、関数、または定数を参照する式がマテリアライズ照会表にない場合は、NULL 値が入ります。

MQT_DEFINITION MQTDEF VARGRAPHIC(5000) CCSID 1200 マテリアライズ照会表の照会。照会の長さが 5000 を超えた場合は、列値の最後に「...」が返されます。
MQT_TEXT LABEL VARGRAPHIC(50) CCSID 1200
NULL 可能
マテリアライズ照会表のテキスト。 マテリアライズ照会表にテキストが存在しない場合は、NULL が入ります。
SYSTEM_TABLE_SCHEMA SYS_DNAME CHAR(10) システムのスキーマ名。
SYSTEM_TABLE_NAME SYS_TNAME CHAR(10) システム表名。
SYSTEM_TABLE_MEMBER SYS_MNAME CHAR(10) システム・メンバー名。