SYSPARMS

SYSPARMS 表には、CREATE PROCEDURE ステートメントによって作成されたプ ロシージャー、または CREATE FUNCTION ステートメントによって作成された関数の、各パラメーターごとに行が 1 つずつ入ります。 スカラー関数の結果および表関数の結果列も返されます。

次の表は、SYSPARMS 表の列について説明しています。

表 1. SYSPARMS 表
列名 システム列名 データ・タイプ 説明
SPECIFIC_SCHEMA SPECSCHEMA VARCHAR(128) ルーチン (関数) インスタンスのスキーマ名。
SPECIFIC_NAME SPECNAME VARCHAR(128) ルーチン・インスタンスの特定名。
ORDINAL_POSITION PARMNO INTEGER パラメーター・リスト内の該当のパラメーターの位置を示す数値で、左から右への順に、1 (左端のパラメーター) から n (n 番目のパラメーター) までです。

スカラー関数の場合、関数の結果は n+1 の値になります。

表関数の場合は、結果列には n+1 (左端の結果列) から n+m (m 番目の結果列) までの番号が付きます。

PARAMETER_MODE PARMMODE VARCHAR(5) パラメーターのタイプ:
IN
これは入力パラメーターです。
OUT
これは出力パラメーターです。
INOUT
これは入出力パラメーターです。
PARAMETER_NAME PARMNAME VARCHAR(128)
NULL 可能
パラメーターの名前。

パラメーターに名前がない場合は、NULL 値が入ります。

DATA_TYPE DATA_TYPE VARCHAR(128) パラメーターのタイプ:
BIGINT
大整数
INTEGER
長整数
SMALLINT
短整数
DECIMAL
パック 10 進数
NUMERIC
ゾーン 10 進数
DOUBLE PRECISION
浮動小数点数; DOUBLE PRECISION
REAL
浮動小数点数; REAL
DECFLOAT
10 進浮動小数点数
CHARACTER
固定長文字ストリング
CHARACTER VARYING
可変長文字ストリング
CHARACTER LARGE OBJECT
文字ラージ・オブジェクト・ストリング
GRAPHIC
固定長グラフィック・ストリング
GRAPHIC VARYING
可変長グラフィック・ストリング
DOUBLE-BYTE CHARACTER LARGE OBJECT
2 バイト文字ラージ・オブジェクト・ストリング
BINARY
固定長バイナリー・ストリング
BINARY VARYING
可変長バイナリー・ストリング
BINARY LARGE OBJECT
バイナリー・ラージ・オブジェクト・ストリング
DATE
日付
TIME
時刻
TIMESTAMP
タイム・スタンプ
DATALINK
データ・リンク
ROWID
行 ID
XML
XML
DISTINCT
特殊タイプ
ARRAY
配列タイプ
NUMERIC_SCALE SCALE INTEGER
NULL 可能
数値データの位取り。

パラメーターが 10 進数、数値、または 2 進数でない場合は、NULL 値が 入ります。

NUMERIC_PRECISION PRECISION INTEGER
NULL 可能
数値パラメーターすべての精度。
注: この列では、すべての数値データ・タイプ (10 進浮動小数点数、単精度および倍精度の浮動小数点数を含む) の精度を指定します。NUMERIC_PRECISION_RADIX 列は、この列の値が 2 進数であるか、または 10 進数であるかを示します。

パラメーターが数値パラメーターでない場合は、NULL 値が入ります。

CCSID CCSID INTEGER
NULL 可能
CHAR、VARCHAR、CLOB、DATE、TIME、 TIMESTAMP、GRAPHIC、VARGRAPHIC、 DBCLOB、および DATALINK パラメーターの CCSID の値。

CCSID が 0 であるということは、実行時にジョブの CCSID が使用されることを示しています。

XML パラメーターは、QAQQINI ファイルの SQL_XML_DATA_CCSID の値を使用します。

パラメーターが数値パラメーターの場合は、NULL 値が入ります。

CHARACTER_MAXIMUM_LENGTH CHARLEN INTEGER
NULL 可能
データ・タイプが 2 進ストリング、文字ストリング、グラフィック・ストリング、および XML の場合は、ストリングの最大長。

パラメーターがストリングでない場合は、NULL 値が入ります。

CHARACTER_OCTET_LENGTH CHARBYTE INTEGER
NULL 可能
データ・タイプが 2 進ストリング、文字ストリング、グラフィック・ストリング、および XML の場合は、バイト数。

パラメーターがストリングでない場合は、NULL 値が入ります。

NUMERIC_PRECISION_RADIX RADIX INTEGER
NULL 可能
NUMERIC_PRECISION の列で指定される精度が、2 進数 と 10 進数のどちらの数値で指定されるかを指示します。
2
2 進数: 浮動小数点数の精度は 2 進数で指定されます。
10
10 進数: 他の数値タイプはすべて 10 進数で指定されます。

パラメーターが数値パラメーターでない場合は、NULL 値が入ります。

DATETIME_PRECISION DATPRC INTEGER
NULL 可能
日付、時刻、またはタイム・スタンプの小数部分。
0
データ・タイプが DATE および TIME の場合
0-12
データ・タイプが TIMESTAMP の場合 (小数秒)

パラメーター日付、時刻、またはタイム・スタンプのパラメーターでない場合は、NULL 値が入ります。

IS_NULLABLE NULLS VARCHAR(3) パラメーターがNULL 可能かどうかを示します。
NO
パラメーターに NULL は許されません。
YES
パラメーターに NULL が許されます。
LONG_COMMENT REMARKS VARGRAPHIC(2000) CCSID 1200
NULL 可能
COMMENT ステートメントで指定された文字ストリング。

詳細コメントがない場合は、NULL 値が入ります。

ROW_TYPE ROWTYPE CHAR(1)
NULL 可能
行のタイプを識別します。
P
パラメーター。
R
この関数が表関数の場合は、結果列を示します。 それ以外の場合は、キャスト前の結果です。
C
キャスト後の結果。
DATA_TYPE_SCHEMA TYPESCHEMA VARCHAR(128)
NULL 可能
特殊タイプの場合は、データ・タイプのスキーマ。

パラメーターが特殊タイプでない場合は、NULL 値が入ります。

DATA_TYPE_NAME TYPENAME VARCHAR(128)
NULL 可能
特殊タイプの場合は、データ・タイプの名前。

パラメーターが特殊タイプでない場合は、NULL 値が入ります。

AS_LOCATOR ASLOCATOR VARCHAR(3) パラメーターがロケーターとして指定されたかどうかを識別します。
NO
パラメーターはロケーターとして指定されませんでした。
YES
パラメーターはロケーターとして指定されました。
IASP_NUMBER IASPNUMBER SMALLINT 独立補助記憶域プール (IASP) 番号を指定します。
NORMALIZE_DATA NORMALIZE VARCHAR(3)
NULL 可能
パラメーター値を正規化するかどうかを示します。 この属性は UTF-8 および UTF-16 のデータのみに適用されます。
NO
値は正規化されません。
YES
値は正規化されます。
DEFAULT DEFAULT DBCLOB(64K)
CCSID 1200
NULL 可能
パラメーターのデフォルト値が存在する場合、パラメーターのデフォルト値を 計算するために使用される式ストリング。デフォルト値がヌル値の場合、 式ストリングはキーワード NULL です。パラメーターにデフォルトがない場合は、NULL 値が入ります。