SYSCOLAUTH

SYSCOLAUTH ビューには、列に対して認可された各特権ごとに、行が 1 つずつ入ります。 このカタログ・ビューを使用して、特定ユーザーが特定の列に対する権 限を持っているかどうかを判別することはできないので、注意してください。 なぜなら、列を使用するための特権は、グループ・ユーザー・プロファイルまたは 特殊権限 (*ALLOBJ など) を通じて獲得できるからです。 さらに、列を使用するための特権は、表に関して付与された特権によっても獲得されます。

次の表は、SYSCOLAUTH ビューの列について説明しています。

表 1. SYSCOLAUTH ビュー
列名 システム列名 データ・タイプ 説明
GRANTOR GRANTOR VARCHAR(128)
NULL 可能
予約済み。 NULL 値が入ります。
GRANTEE GRANTEE VARCHAR(128) 特権を認可する対象のユーザー・プロファイル。
TABLE_SCHEMA DBNAME VARCHAR(128) スキーマの名前
TABLE_NAME TBNAME VARCHAR(128) 表の名前。
COLUMN_NAME NAME VARCHAR(128) 列の名前。
PRIVILEGE_TYPE PRIVTYPE VARCHAR(10) 認可される特権 :
UPDATE
列を更新する特権。
REFERENCES
参照制約モードで列を参照する特権。
IS_GRANTABLE GRANTABLE VARCHAR(3) 特権を他のユーザーに認可できるかどうかを示します。
NO
特権は認可できません。
YES
特権を認可できます。
AUTHORIZATION_LIST AUTL VARCHAR(10)
NULL 可能
NULL 値が入ります。
SYSTEM_TABLE_SCHEMA SYS_DNAME CHAR(10) スキーマのシステム名
SYSTEM_TABLE_NAME SYS_TNAME CHAR(10) 表またはビューのシステム名
SYSTEM_COLUMN_NAME SYS_CNAME CHAR(10) 列のシステム名